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サディエール=ハンニ

僕は父様と母様に嫌われているみたい。でも、マリーと、ジャンは僕の相手をしてくれる。

僕と弟は仲良しで、よく一緒にいた。けど、父様と母様はそれが嫌みたいだ。


僕は足がうまく動かせないからダメだ、と父様は言う。だから、捨ててこい、とマリーに言っていた。


ある日マリーがお出かけしましょうね、と僕を抱っこして外に連れて行ってくれた。

今日は大丈夫、ってマリーが言っていた。何が大丈夫なのか分からなかったけど、マリーが泣きそうな顔で言うからそうだね、と僕は笑った。


森で置き去りにされたけど、すぐにマリーは門番の人と戻ってきた。

そのままマリーはお家に帰っていったけど、僕は門番の人に大きなお屋敷に連れて行ってもらった。

その人はフィリップ様で、僕を保護?したんだって。僕はこれから、親とは離れて過ごすけど、信用できる人と居られるから大丈夫だ、って、フィリップ様は笑って教えてくれた。


顔を見るまでは不安で怖かったけど、話が終わる頃、優しそうな人たちが一緒にいてくれる、って言ってくれた。その時、スイとラズも紹介してもらったんだ。


それからは、足が治って、走れるようになったり、マリーやジャンが来てくれて一緒に過ごせたり、友達もできたりして、毎日が楽しい。


あの時、マリーもジャンも門番さんがフィリップ様だから大丈夫って、思ったんだって。よかった。




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