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18.森での討伐

「辺境伯様も出るんだね」「そうみたいだな」

などと、こっそり話していると組合長は呆れていた。

「お前ら、緊張しなさすぎだ。全く。」

「全員、生きて戻るぞ!」

「「「「「おー」」」」」


武器を使い討伐する人、魔法を使い討伐する人、チームで協力しながら討伐をする人、が入り乱れて魔物が倒されていく。

私たちも討伐しつつ、私は怪我をしている人に癒しをかけていった。ここで倒れるわけにはいかないからだ。

大型の魔物がほとんど討伐された頃、リーダーらしき魔物がこちらに向かってきた。


私が魔法を撃ち、翔くんが斬りかかり、バランスを崩したところを何人かでトドメをさした。


魔物が出てこなくなったところで、組合長は辺境伯様に報告をするために戻っていった。残った私たちは、これらの解体と処分をすることになった。

自分たちが倒したものは自分たちの取り分になるが、分からないもの、最後にみんなで倒したものは関わったもので折半だそうだ。


組合長の分の解体もして、ようやく落ち着いた頃組合長が戻ってきた。

その場で一泊することになったので、森の奥でしか手に入らない薬草を採取した。若干、呆れられたけど。

今回のように魔物が大量発生することは、十数年に一度くらいは起こるようだ。

ただ、今回はスイとラズがいち早く異変に気付いたため、早く対処できた。そして、早かったため、魔物が強くなりすぎる前に対処できたとのことだ。


辺境伯様が討伐に参加するのは、初代が中心になって討伐していた名残である。が、それだけでなく、町を守り抜く、冒険者だけに責任をとらせない、という辺境伯としても矜持であるとのことだ。


そして、私たちは森に変化がないことを確認して、解体した後の素材等を持って、町に戻ることになった。







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