13 仮面の下の顔
蔵の中で、腰に大小の刀を差している咒嗟が、長い方の打刀を右手で抜いた。その刃はボロボロに刃こぼれをしており、赤黒い血がこびりついていた。怨咒が咒嗟の左肩から飛び上がって宙に浮かぶと、咒嗟は打刀の切先をもみじに向けながら言った。
「漆咒魄は、七つの咒魄物を組み合わせただけの存在。代わりはいくらでもつくれるのだ。お前の頭蓋骨で新しい咒いの笛をつくり、再び数多の咒魄物を自在に操ることにするぞよ。お前の体をこの刀で切り刻み、体が腐る前にお前の頭蓋骨を取り出すことにするぞよ」
咒嗟はもの凄いスピードでもみじの目の前まで一気に駆け寄りながら、もみじの喉や胸を狙って連続突きを放ち、もみじは流れるような足捌きでそれをかわしながら、右手の人差し指と中指を天に向けて8の字を描いて叫んだ。
「古より雷を司りし天翔迅雷之命よ! その御力を宿し給え! 稲妻之帯!」
もみじの体を囲むように幅三十センチの帯の形の雷が出現し、半径九十センチの輪になると、もみじの胸の高さでくるくると回り始めた。
「何をしても無駄であるぞよ!」
咒嗟は刃こぼれして赤黒い血がこびりついた脇差を左手で抜くと、二刀をかざしながらもみじ目がけて再び突進した。
もみじは足捌きで咒嗟の二刀の連続攻撃を避け、避けきれない攻撃は稲妻之帯をコントロールして防ぎ、隙を見て稲妻之帯の二つの端を長く伸ばし、鞭のように咒嗟を攻撃した。
「だあああああああああああああああっ!」
「やあああああああああああああああっ!」
もみじと咒嗟は気合を発しながら、激しい攻防を続けた。
咒嗟はもみじの一瞬の隙を突いて左手に持った脇差を手放し、落下する脇差の柄の先端を左足で蹴り上げると、脇差は切先を先頭にしてもみじの顔を目がけて一直線に飛んだ。
「やべぇ!」
もみじは顔を傾けてギリギリで脇差をかわしたが、その瞬間に咒嗟が右手で持つ打刀がもみじの首筋を狙って振り下ろされた。
「だあああああああああああっ!」
もみじは前傾して身を低くしながら、咒嗟の鳩尾を狙って頭から体当たりし、胸の周りを回っていた稲妻之帯が縦に回転して咒嗟の打刀を受け止めた。咒嗟は、くの字になって後ろへ大きく吹き飛んだ。
「今だああああああああああああっ!」
稲妻之帯の片側の端が長く伸びて、咒嗟の顔を覆う仮面を直撃し、仮面が砕け散った。
「な、何なんだよ、おめぇの体は……?」
もみじは、仮面が砕けた咒嗟の素顔を見て愕然とした。両手首を怨咒の闇の触手で拘束されているまふゆは、青ざめた顔で目を丸くしていた。
「そ、そんな……。あたし……、悪い夢を見てるの……?」
霊園の隣のグラウンドでは、咒恨が驚きと喜びが入り混じった顔で、憤怒の形相で自分を睨む鏡太朗を見つめていた。 咒恨は無邪気な笑顔で、親しげに鏡太朗に語りかけた。
「君、凄いね〜! さっきといい、今といい、とんでもない量の霊力が爆発するように膨れ上がっているよ〜! こんなに大量の霊力に耐えられる体の持ち主は、今までに見た記憶がないよ! 俺の新しい体、見〜つけた!」
咒恨の嬉しそうな笑顔の中で、目が一瞬冷たい光を放った。
「ねぇ、君〜。お願いがあるんだけどさ〜、聞いてもらえるかな〜? 君の体、俺にちょ〜だい!」
「ふっ、ふざけるなああああああああああああああっ!」
鏡太朗は激高して叫んだ。
「やっぱり、そうなるよねぇ〜。仕方がないな〜」
咒恨は右手で懐から一本の手拭いを出すと、その右手が闇の塊で包まれ、闇は手拭い全体を覆い尽くした。
「手拭いよ。我が咒靈力により、咒いの式神として我に仕えよ」
手拭いは、カラスのような翼が生えたマムシの姿に変わった。
「じゃあ、あの子の魂をもらっちゃって〜」
翼が生えたマムシの式神が鏡太朗に向かって飛んで行くと、咒恨は鏡太朗に背を向け、ヘリコプターに向かって歩きながら満面の笑みを見せた。
「俺の荷物を降ろさなくちゃね〜。でも、今夜はツイてるな〜。理想にぴったりの新しい体を手に入れたし、禍忌凶怨咒尊様に来年お供えする魂の第一号も、同時に手に入れちゃったよ〜。やったね!」
「古より雷を司りし天翔迅雷之命よ! この霹靂之大麻に宿りし御力を解き放ち給え! 天地鳴動日輪如稲妻あああああああああっ!」
咒恨は目を見開き、慌てて鏡太朗の叫び声の方を振り返った。
そこには霹靂之杖を構える鏡太朗が怒りの形相で立っており、術が解けた式神は、焼け焦げてバラバラになった手拭いの姿で地面に散乱していた。
「今、君が持つ霊力が御神氣と入れ替わって、とてつもなく大きく膨れ上がった。これは……、神伝霊術だね」
咒恨は目を輝かせて鏡太朗を見つめ、鏡太朗は怒りの形相のまま、落ち着いた声で答えた。
「そうだ! 俺は普通の人間には神伝霊術を遣うつもりはない。でも、あんたは普通の人間ではなく、呪いの力の術を遣う。そして、恐怖と悲しみに泣き叫ぶ多くの魂を消し去った。俺は絶対にあんたを許さない。あんたは、雷の神様の力を借りて絶対に倒してみせる!」
「雷の神か〜。俺は神鳴が苦手なんだよな〜。でも、いいや。相性が悪くたって、絶対に俺が勝つんだし〜。あ、君、あんまり抵抗しないでね。君の体は俺のものだからさ〜、あんまり傷をつけたくないんだよね〜」
咒恨は笑いながら闇に包まれた両手を霊園に向けると、霊園全体に向けて闇を放射した。
切子はヘリコプターの陰に隠れながら、緊張した面持ちで鏡太朗を見つめていた。
『これから鏡太朗さんがあの人と闘う……。もし鏡太朗さんの身に何かあったら、わたし……、わたし……』
切子は目に涙を浮かべながら、背筋に冷たいものが走るのを感じていた。
もみじとまふゆは、仮面が砕けて露わになった咒嗟の顔を見て愕然としていた。その顔は額の左側から左頬にかけて大きな『咒』の文字の刺青が施され、目は窪んで眼球の色は濁り、青白い皮膚には血が沈殿してできた暗い赤色の斑点「死斑」が浮かんでおり、明らかにそれは死体の顔だった。咒嗟の顔を見たもみじは、慄きながら後退りをした。
咒嗟の表情がない死体の顔は、口だけを動かして喋り始めた。
「此方が咒魄物を操る術を遣う時には、膨大な咒靈力を扱うのである。どれだけ新しい体に替えても、此方が扱う咒靈力の強さと、この土地から立ち上り続ける咒靈力に耐えられず、肉体は数か月で死んでしまうぞよ。止むなく、死んでしまった肉体に神子様の術をかけていただき、腐敗を止めておるのだ。この刺青は神子様の術を体に刻み、効果を永続させるために施されたのものぞよ」
『体が死体だと? 攻撃してもダメージがねぇってことか?』
もみじは強い緊張を覚えながら、咒嗟の死体の顔を睨んだ。
「此方の今の体は、不本意ながら死体であるぞよ。痛みを感じることもなければ、心臓を失おうと、首を切断されようと、それまでと変わらずに動き続けることができるぞよ。此方の霊体が、服を着るようにこの死体の中に入り、体を動かしているぞよ」
『こ、こんな奴、どうやって倒せばいい?』
もみじは目を剥いて咒嗟を見つめ、その頬を冷や汗が伝った。
咒恨が両掌から放った闇は、朝死川霊園に立てられた千本近い木の墓標を覆い尽くした。
「墓標たちよ。我が咒靈力により、咒いの式神として我に仕えよ」
咒恨がそう叫ぶと、墓標は次第に形を変えていき、コウモリの翼がついた長さ百八十センチのヘビの形の式神になった。
「この男の子を包囲して、魂を抜いちゃってね〜。抵抗したら、咒靈力の塊を吐き出して、耐え難いくらいの激痛を体中に与えてもいいからね〜」
咒恨の命令を聞いて、千体近い式神は翼を羽ばたかせて鏡太朗に向かって飛んで行き、式神たちは鏡太朗の周囲の空間をドーム状に埋め尽くした。
「鏡太朗さん!」
切子は思わず鏡太朗の名を叫び、声に気づいた咒恨は背後のヘリコプターの陰で鏡太朗を見守る切子の姿を発見し、嬉しそうにニンマリ笑った。
「本当に今日はツイてるな〜。いざという時の切り札が、向こうから勝手に飛び込んでくるなんてね〜」
「古より雷を司りし天翔迅雷之命よ! この霹靂之大麻に宿りし御力を解き放ち給え! 龍雷之紙垂!」
千体近い式神がドーム状に埋め尽くした空間の中心から鏡太朗の声が響き、雷の光跡が渦を巻くように回転すると、式神たちは次々と雷が命中して砕け散り、木の破片に姿を変えていった。式神たちが埋め尽くしていた空間の中心では、鏡太朗が走り回りながら霹靂之大麻を振り回し、その先に伸びている長さ六メートルの雷の縄『龍雷』が、式神たちを次々と粉砕していた。
「やああああああああああああああっ!」
鏡太朗が裂帛の気合とともに、強烈に龍雷を地面に叩きつけると、地面に地割れが生じるのと同時に、鏡太朗の体が十メートル飛び上がった。
「やああああああああああああああっ!」
鏡太朗は空中で龍雷を振るい、高い位置で滞空していた式神を次々と撃破し、四体の式神だけが高い位置に飛び上がって龍雷から逃れた。
パチ、パチ、パチ!
ヘリコプターの前に立つ咒恨は、柔和な笑顔を鏡太朗に向けて拍手をした。
「お見事だよ〜。君って凄いね〜。術を遣う時に膨れ上がる御神氣の量ももの凄いけど、自分が置かれた状況を瞬時に判断して、最も適切な戦術を組み立てて動き、術を遣っている。これは一朝一夕でできるものじゃないよ。随分と実戦経験を積んだみたいだね〜」
鏡太朗は龍雷を地面に垂らし、怒りに燃える目で咒恨を睨んだ。
「今まで俺は誰かを守るために闘ってきた。だけど、今だけは激しい怒りが燃え上がって、あんたを倒したくてたまらない」
「いいね、いいね〜! 怒りと憎しみは咒いの沼への入口なんだよ。君も俺たちの仲間になれるかもしれないね〜。でも、やっぱり君の体が欲しいから、仲間になるのはダメだな〜。
君にいいことを教えてあげよう。このヘリコプターの中には、悪霊に支配された村人がいるんだ。誰かを殺したくてうずうずしてるのに、俺の式神が手足を拘束しているから今は動けないんだよ。可哀想だろう? しかも、俺が梨の皮を剥いたナイフの切先が、彼のすぐ目の前にあるんだよ。怖いだろ〜?
今、俺が式神の術を解いてこの哀れな悪霊を解放したら、ヘリコプターの陰にいる君のお友達はどうなるんだろうね〜?」
鏡太朗と切子は同時にハッとして目を見開いた。鏡太朗から切子のいる場所までは百メートルの距離があった。
「やめろ……。やめてくれ……」
鏡太朗は弱々しい声で咒恨に懇願した。その目には涙が滲んでいた。
「じゃあ、君の体を俺にくれる? それからさ〜、君の魂、一年後に禍忌凶怨咒尊様に食べられてくれる?」
「俺の体も、命も、魂も、全部くれてやる! だから……、だから、その娘を助けてくれ。お願いだよ……。お願いだああああああああああああああっ!」
鏡太朗は大粒の涙を散らして絶叫した。
『鏡太朗さん……。わたしなんかのために……、そんな……』
切子も大粒の涙を溢していた。
咒恨は満面の笑みを見せながら、一筋の涙を零した。
「うん、うん、君って優しいね〜。とっても感動したよ〜。でもさ〜、目の前でお友達が惨殺された時の君の姿を見たら、もっと感動できるんじゃないかな〜?」
鏡太朗は愕然として目を剥いた。
咒恨が両手の指を手の内側で組み、『むん!』と短い気合を発してから両掌をヘリコプターに向けると、ヘリコプターの中から悪霊が歓喜して叫ぶ悍ましい声が響いた。
「動けるぞーっ! 動ける! 咒恨様の話は聞いていたぞーっ! 殺してやるーっ! このナイフで、外にいる奴を今すぐ殺しやるぞーっ!」
「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
鏡太朗は涙を浮かべながら、切子に向かって全力で駆け出した。
ヘリコプターの陰に立っていた切子の顔は、見る見る青ざめていった。
『逃げなきゃ。わたし、殺される……』
切子はヘリコプターと反対側に顔を向けて走り出そうとした。
『え? 動けない!』
切子が自分の脚に目を向けると、両脚がガクガクと激しく震えていた。
『怖くて足が動かない……。でも、逃げなきゃ……』
切子の脳裏にさっきの鏡太朗の叫びがふと蘇った。
『俺の体も、命も、魂も、全部くれてやる! だから……、だから、その娘を助けてくれ。お願いだよ……。お願いだああああああああああああああっ!』
切子は目を大きく見開いた後、思い詰めたように視線を落とした。
『わたしが逃げて生きていたら、わたしはずっと鏡太朗さんの重荷になる。わたしが生きている限り、きっと鏡太朗さんはさっきみたいな選択をしてしまう……。わたしはここで死ぬことが、鏡太朗さんのためになるんだ……』
ヘリコプターの後部座席にいた悪霊に支配されたおじいさんが、ドアを開いた。
切子は覚悟を決めて目を瞑った。
『さよなら、鏡太朗さん……。幸せな時間をありがとう……』
切子の瞼を閉じた目から一筋の涙が流れた。
「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
鏡太朗は切子に向かって必死に駆け続けた。
蔵の中では、もみじが十メートルの距離を挟んで咒嗟と対峙していた。もみじの周囲では稲妻之帯が胸の高さで回転し、もみじの背後には咒嗟の脇差が転がっており、もみじから離れた場所で宙に浮く怨咒の両手から伸びた闇の触手が、氷結之薙刀を両手で持つまふゆの両手首を拘束していた。
突然、もみじとまふゆが同時に愕然とした表情を見せた。
『な、何だこりゃあ? とんでもねぇ強力な呪いの力が近づいてくる!』
『この呪いの力……、蔵の入口から?』
もみじとまふゆが同時に蔵の入口に目を向けると、蔵の中央で燃える火に照らされた人影があった。
『な、何てことだ……。ちくしょう! こんなことになるなんて!』
『そんな……。そんな……』
悔しげな表情を浮かべるもみじと、目に涙を浮かべたまふゆの目に映ったのは、強烈な呪いの力を全身から放つナツの姿だった。ナツはまふゆの方に向かってゆっくりと歩いて近づき、その後ろからは半透明で長身の咒いの式神の惨狂と、威圧的な笑みを浮かべる神子が姿を現した。
咒嗟の後ろを通過し、まふゆの三メートル前で立ち止まったナツの姿は、吊り上がった黒い目にある瞳は赤く光り、頬には黒い涙が流れた跡の模様があり、後ろで束ねた髪は闇でできた炎のように黒く揺らめき、黒い左腕にある縞が赤く光り、全身が闇のオーラに包まれていた。
「ナツ……。一体、どうしたんだよ……? こんなに強い呪いの力に包まれているなんて……」
まふゆの目から涙が溢れた。
「俺はもうお前の兄のナツではない。全ての人間と魔物を咒って殲滅する咒いの闘士として生まれ変わったんだ。俺のことは咒いの淚尽と呼ぶんだ」
咒嗟と対峙しながら、もみじは悲痛な表情を浮かべて変わり果てたナツの姿を横目で見た。
『ちくしょう! 神子の奴、ナツの心の底で渦巻いていた呪いの力を引き出しやがったな! 神伝霊術遣いは、普通の人間の肉体では耐えられないほどの大量の霊力を扱うことができる。だから、その霊力が呪いの力に置き換わると、普通の人間では考えられないレベルのこんなに膨大な呪いの力が漲るってことか……。ナツからは信じられねぇくらいの強烈な呪いの力を感じる。特にあの左腕……、背筋が寒くなるくらいのとんでもねぇ量の呪いの力を発散してやがる』
神子が尊大な口調で怨咒に命じた。
「怨咒よ。その少女を解放するのだ」
「神子様の仰せのままに」
怨咒はまふゆの両手首を拘束していた闇の触手を消し去り、まふゆは氷結之薙刀を構えて神子に叫んだ。
「お前ーっ! ナツに何をしたーっ?」
咒いの淚尽が神子の前に立ち、冷たい声でまふゆに言った。
「俺は俺の意志で、全ての人間と魔物を咒う道を選んだんだ。お前の存在は、これから俺が進む道に迷いを与える。俺はお前を殺し、迷いの元を断ち切る」
まふゆは咒いの淚尽の信じられない言葉に、大きな衝撃を受けた。
「あたしを殺すっていうの? あたしたち、兄妹なんだよ!」
「だからこそだ。俺はこの場でお前を殺し、一切の迷いを捨てて、人間どもと魔物どもを咒い続けるんだ」
咒いの淚尽は無表情で両手の拳を胸の前に掲げ、水平に腕を開いた。咒いの淚尽の両拳の間に闇でできた棒が出現し、左右に長く伸びて長さ二メートルの黒い槍に変わった。咒いの淚尽が両手で槍を構えると、槍の先にある穂が闇で包まれた。
「この『闇と咒いの槍』で、俺の咒いの障害となるお前を抹殺する」
咒いの淚尽は、まふゆがゾッとするような冷たい殺気に満ちていた。
『ナツのこの殺気、本気でまふゆを殺すつもりだ!』
もみじは愕然とし、咒いの淚尽に向かって叫んだ。
「ナツ! 呪いの力になんて負けるんじゃねぇええええええええええっ! 本当のおめぇを取り戻すんだ!」
その時、咒嗟の打刀の連続突きがもみじを襲い、もみじはジグザグに後退して咒嗟の攻撃をかわした。
「さあ、再開するぞよ。奴らは奴らで、我らは我らで楽しもうではないか」
咒嗟の表情がない死体の顔が、口元だけニヤリと笑みを浮かべた。




