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第967話

 腕を組んで歩くなんて、でも悪くないかも。陽気の下楽しい時間を共有するのも乙なものだ。いや、あにはからんやかな。ただ成り行き任せの一日。平凡な一日を望んでもそれは無謀ととられかねない。捕縛することの出来ない何かに注視され、目力を痛感しつつも穂一歩進むのだわ。


 夢と夢を縫合した事実に悲喜こもごもでも口につけたみたい。王子様を見上げると長い目を前方に向け、口元に笑顔をのぞかせている。


 フィナーレなんてあるのかしら、ただ漠然と歩くプロムナードに意味を模索することに悲哀を横溢してしまう。現実の照り返しみたい。


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