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エピローグ
翌朝、汗と唾液と精液でべとべとになった身体を、シャワーで流す。今朝は狭い浴室に、セデュも一緒だ。浴槽にお湯を溜めてふたりで浸かる。僕をうしろから抱え込んだセデュは子犬が甘えるみたいに僕のうなじに頬を擦り寄せて夢心地だ。寝起きで、ふたりともまだ頭がぼんやりしてる。充足感に満ちた身体がお湯に温まって、ぽかぽかしてくる。
またセデュのオフの日があったら、ウイッグつけてデートしてもいいかな、なんてぼくはセデュに寄りかかりながらぼーっと考える。
赤毛のウイッグで、女の子に変装すれば、外でキスとか、できるかもだし。
またコンドームを一緒に買いに行ってもいいな。モンマルトルのアダルトショップで、オモチャを買ってみてもいいかも。かまわないよね? 僕はセデュの、最愛の愛人、なんだし。
くふくふと笑う僕を覗き込んだセデュは不思議そうな面持ちで、その無防備な唇がひどく美味しそうで、ぼくはふいうちのキスをした。




