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『EMIRI 6』 ~三股してる?大親友のストーカー~  作者: 亨利(ヘンリー)


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9/9

エピローグ

 南刑事はその晩、あるマンションの部屋を訪れた。そこは8階建ての分譲マンションだが、一部賃貸で使用されていた。エレベーターで5階に上がり、505号室のインターホンを鳴らすと、

『はい?』

「オレ」

 すぐにチェーンを外す音がして、ドアが開いた。中から顔を出したのは、井上奈美だった。

「南くん、いらっしゃい」

 奈美はその場でキスをした。


 前のアパートの鍵が、交換業者によって不正に使用されていたことを受け、管理会社は新しい引っ越し先を用意してくれた。それは奈美を担当していた持田によって配慮がなされ、セキュリティのしっかりしたマンションを、以前と同等の家賃で入居させてもらうことができたのだった。


「南くん、相談があるの」

 奈美は甘えた目をして、南の首に両腕を回して話した。

「何? 奈美ちゃん。また困りごと?」

「ううん。恵美莉がね、今度、刑事さん達と合コンしたいって言うのよ」



          おわり

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