↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
278/354

学校の怪談って、進化するのか?

時代と共に怪談も変化する。


ふと昔の話を思い出して、

少しだけ背筋が冷えた相談が届いた。

「学校の怪談って、

昔と今で内容違いますよね?

あれって進化してるんですか?」


スーマは、画面の中で静かに頷いた。

「……ああ」

「はっきり言う。

学校の怪談は進化する」


怪談は“環境に合わせて変化する生き物”

画面が、ぴかっと光る。


学校の怪談は固定された話じゃない


「時代・場所・生活に合わせて」


形を変えながら生き残る


「これは文化というより」


**ほぼ生態に近い」


なぜ進化するのか

スーマは指を一本立てる。


① “怖さの元”が変わるから

昔:


夜の校舎

トイレ

音楽室

人形


今:


スマホ

SNS

監視カメラ

ネットの噂


「怖さはな」


“未知”と“身近”が重なるところに発生する


「だから」


時代が変わると、怪談も変わる


② 子どもが語り手だから

スーマは続ける。

「学校の怪談は」


大人が作るんじゃない


子どもが噂として広げる


「つまり」


言葉が変わる

ネタが混ざる

誇張される


「この繰り返しで」


自然にアップデートされていく


③ “本当っぽさ”が必要

スーマは少し声を落とす。

「怪談はな」


“ありそう”が命


だから


昔の電話ボックス怪談

→ 今では弱い


SNSで広がる呪い

→ 今は強い


「リアリティの基準が変わると」


古い怪談は淘汰される


実際に変化した例

スーマは軽く例を出す。


トイレの花子さん→ 今も残るが設定が細かく更新されている


口裂け女→ マスク文化で復活した形の変化あり


ネット経由の怪談→ 「見ると呪われる動画」「拡散しないと危険」


「共通点は」


その時代の不安を取り込んでいること


学校の怪談は“倒されない存在”

スーマは短く言う。

「怪談はな」


消えない

完全に否定できない

誰かが新しく語る


「つまり」


“倒して終わり”が存在しない


「だから」


進化し続けるしかない


本質はこれ

スーマは、ぽつりと言う。


学校の怪談は

“幽霊の話”じゃない


“その時代の不安の形”だ


夜の暗さが怖い時代

人の目が怖い時代

情報が怖い時代


「全部、怪談になる」


スーマは短く切る。

「学校の怪談は」


固定 → ×

変化する → 〇


「そして」


環境に適応することで

生き残っている


スーマは静かに締める。

「怪談が進化するってことはな」


**人間の“怖がり方”が変わってるってことだ」


「そして」


その変わり方を、一番正直に反映するのが

学校の怪談だ


スーマのスマホ相談室。

今日もどこかで、

新しい怪談が、

誰かの何気ない一言から

静かに生まれている。


今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。


この話は「ナイトコードΩ 【残響の封印】」のスピンオフになります。

本編はこちら→https://ncode.syosetu.com/n5607ku/


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。