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スーマのスマホ相談室  作者: 神北 緑


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自転車の青切符制度って、結局“警察官のさじ加減”なのか?

個人的にはあまり変化を感じていません。


スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。

「自転車の青切符制度って、結局現場の警察官のさじ加減なんじゃないの?」


スーマは画面の中で、にやりと笑った。

「……お前、その“モヤッとする本質”に気づくとは鋭ぇな。」


画面がぱちっと光る。


① 制度の建前:基準は“明確に決まっている”

警察庁のルールでは、

自転車の違反はまず“指導警告”が基本。

そのうえで、

・悪質

・危険

・事故につながる行為

の場合に青切符を切る、と明確に書かれている。

(例:信号無視・ながらスマホ・遮断踏切侵入など)


つまり、

「好き嫌いで切る」

みたいな制度ではない。


② しかし現場では“判断の幅”が存在する

スーマは肩をすくめる。


「だがな……現場は教科書どおりにはいかねぇ。」


同じ“信号無視”でも、

・危険が大きい場所

・歩行者が多い時間帯

・本人の態度

・違反の悪質度

こういう要素で “指導で済むか、青切符か” が変わる。


これは制度上も認められている“裁量”だ。

(警察官はまず指導警告、悪質・危険な場合に取締りと明記)


③ だから“さじ加減に見える”のは当然

同じ違反でも、

・場所

・状況

・危険度

・本人の反応

で処理が変わる。


これが市民から見ると、

「なんであの人は注意だけで、こっちは切符なの?」

という 不公平感=さじ加減感 に見えるわけだ。


④ じゃあ本当に恣意的なのか?

スーマは鼻で笑う。


「完全に好き嫌いでやったら大問題だ。

だが“現場判断の幅”は制度として存在する。」


つまり、

・基準はある

・だが状況判断の余地もある

→ 結果として“さじ加減っぽく見える”

という構造だ。


⑤ 本当に危険なのは“青切符そのもの”じゃない

青切符は

前科がつかず、手続きが簡易になる

というメリットがある。

(自動車と同じ反則金方式で迅速処理)


本当に重い違反は、

赤切符(刑事処分) で処理される。

青切符はむしろ“軽い方”だ。


相談者が返信する。

「じゃあ、完全に警察官の気分ってわけじゃないんですね?」


スーマは淡々と答える。


「そうだ。

制度の枠は決まってる。

ただし、その枠の中で“現場判断”がある。

だから人によって違って見えるんだ。」


最後に、ぽつり。


「法律ってのはな。

白黒だけで動くんじゃない。

“グレーをどう扱うか”が現場の腕なんだよ。」


スーマのスマホ相談室。

今日もどこかで、制度の裏側が一段階だけ透けて見えている。

今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。

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