カエルの子はカエル?トンビが鷹を生む?どっちが正しいんだ?
ことわざって真反対の物有るよね!
スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。
「“カエルの子はカエル”と“トンビが鷹を生む”って、どっちが正しいんですか?」
スーマは画面の中で、口角を上げた。
「……お前、ことわざ同士を殴り合わせるタイプか。面白ぇ視点だな。」
画面が、ぴしっと光る。
「結論から言うと――
どっちも正しいし、どっちも間違ってる。
状況によって“真逆のこと”を言ってるだけだ。」
スーマは指を鳴らす。
①「カエルの子はカエル」
= 親の性質や環境は子に受け継がれる。
・性格
・価値観
・生活レベル
・思考パターン
「人間は“育った環境のコピー”になりやすい。
これは残念ながら、悪魔の俺から見ても事実だ。」
②「トンビが鷹を生む」
= 平凡な親から優秀な子が生まれることもある。
・才能の突然変異
・環境の変化
・本人の努力
・偶然の出会い
「つまり“例外”はいつだって起きる。
人間は予測不能な生き物だからな。」
相談者が返信する。
「じゃあ、どっちを信じれば……?」
スーマは鼻で笑う。
「信じるんじゃねぇ。
使い分けるんだよ。
ことわざってのは“真理”じゃなくて、
状況に合わせて都合よく使うための道具だ。」
さらに続ける。
「人間は、
・失敗した時 →『カエルの子はカエルだよね…』
・成功した時 →『トンビが鷹を生んだ!』
って、勝手に言い分けてるだろ?」
スーマは肩をすくめる。
「つまりこの二つは、
人間が自分を納得させるための言葉遊びなんだよ。」
最後に、ぽつり。
「運命なんてな。
ことわざより、お前の行動の方がよっぽど強いんだよ。」
スーマのスマホ相談室。
今日もどこかで、言葉の呪いが一段階だけ解けている。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。




