充電ケーブルって、なんであんなにすぐちぎれるの?
特にライトニングケーブルは良くちぎれた記憶が…。
スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。
「充電ケーブルがよくちぎれて、中の銅線が見えるんですが……なんでですか?」
スーマは画面の中で、鼻で笑った。
「……お前ら人間、ケーブルを“縄”か何かと勘違いしてねぇか?」
画面が、ぴしっと光る。
「まず言っとく。
充電ケーブルがちぎれる理由は 三つ だ。」
スーマは指を一本立てる。
「一つ。
根元に全部の負荷が集中してるからだ。
毎日、曲げる・引っ張る・ねじるの三連コンボ。
そりゃ内部の銅線も折れる。」
二本目の指が立つ。
「二つ。
ケーブルは“消耗品”として作られてる。
見た目は頑丈そうでも、中身は細い銅線と薄い絶縁材。
寿命は長くねぇ。
メーカーも“永遠に使われる前提”で作ってない。」
三本目の指が立つ。
「三つ。
お前らの扱いが雑。
根元を持たずに引っ張る、
折り曲げたままカバンに突っ込む、
寝ながらスマホを引きずる。
……悪魔の俺でも泣くレベルだ。」
相談者が返信する。
「そんなに雑に扱ってるつもりは……」
「つもりは関係ねぇ。
ケーブルは“結果”で語る。
ちぎれてるなら、そういう扱いを受けたってことだ。」
スーマは、ふっと笑う。
「ちなみに、断線しにくいケーブルは存在する。
だが“絶対に切れないケーブル”は存在しねぇ。
物理法則は裏切らない。」
最後に、ぽつり。
「道具ってのはな。
丁寧に扱った分だけ長持ちするし、
雑に扱った分だけ正直に壊れるんだよ。」
スーマのスマホ相談室。
今日もどこかで、身の回りの謎が一段階だけほつれなくなっている。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。




