↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名前を失う異世界物語  作者: きなこもち
1章・生存競争
PR
42/82

能力読込

「さてさて...今回アタシの権限で手を加えたコトと、この確認で明確にわかったことがいくつかありマス☆」

「あれ、お前でもわかんないことってあったのか?」

「どうやらアタシが知っている法則と齟齬がある部分もあるようです。妙ですねぇ...」

「何よ、分かったことって。」

「まずは、手を加えた方からいきましょう☆アタシの権限でレベルアップの仕様を弄らせて頂いて、なんと上がったレベルの5倍分の数値を攻撃力・防御力に、10倍分の数値をMP・HPに、それぞれ自由に割り振れるようになりました☆はい拍手☆」

おぉ~、というと、なんとも冷めた歓声が洞窟に響く。

「だからさっき、レベルは上がってたのにステータスが変わってなかったんですね。」

「変わってたわよ。スキル増えてたもん、私。」

ちょっとドヤ顔ですかさず自慢を入れてくる。

「でもそれって、お前のスキルと相性悪くないか?どうせ爆風で吹き飛ばしちまうのに。」

「フッフーン!ナメてもらっちゃ困るわよ?私いいこと思いついちゃったんだから!」

今回も自信満々だ。案外、ルーアンは自分で戦うより戦略家の方が向いてるのかもしれない。

尤も、日頃のちょろさが祟って信用度は低そうだけど。


「それで、わかったことってのは?」

「それなんですがね、どうやら死亡に関するシステムが違ったようなんデス。

アタシの知ってるルールだと、『死』とはHPと無関係に理不尽に訪れるモノで、普通は心臓を貫いた時とかにフッと起こる現象なんデス。

でもこの世界においては、HPの現象がそのまま死に直結する。『風』のスバルさんは、それで死に至りました。」

「私との激突による落下は、致命傷にはなりえなかったってこと?」

「ハイ☆でなければ、操られていたライムさんがルーアンさんを助ける道理がありません☆『鬼』の操作によって、その場を動けなくした上でキビスケさんも足止めを喰らっていたはずデス☆」

「なるほど、確実に仕留めるために、捕まえさせたってワケか。」

「...いよいよ許せないわね......」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。