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恐怖
「答えを得たようだな。」
「えぇ、最低よ、そいつ、純粋な力で戦うより、相手を怖がらせた上で、それを利用して気づかない内に操って、自分は何もしない...許せないわ、許しちゃいけない!そんな奴。」
ルーアンの言葉で、やっと合点がいった。
「つまり、その『鬼』が、ライムを操っていた張本人だってことか?」
「そうだとも。娘よ、心当たりがあるはずだが?」
そう言って、ライムに会話を振る。『鬼』の話が出たあたりから震えが始まっている。
だが、ここで訊かないワケにはいかない。『鬼』の情報があれば、『朱の珠』を手に入れて生還できる可能性が上がるのだから。
「まだ、うろ覚え、なのですが...
どこか、洞穴だったような、暗い所で、暗い声が...」
一言一言、話すほどに衰弱していくかのようだ。
「─わかった、もういい。」
「そういうことだ。儂はもちろん、お主にとっても、目下の敵は『鬼』の一派だ。そうと決まれば、早速討伐に行こうではないか。」
「いやいや、それはちょっと早計だと思いマスヨ☆」
先程までだんまりを決め込んでいたヴィヴィが口を開いた。
この男は信用できる、ということなのだろうか。
「やっと能力読込が完了しました☆これより、ステータス確認に移りマス☆」




