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英雄の子レクス 〜化け物と呼ばれた山の子は名前を取り戻す〜  作者: むぎ
第1章 山から来た子

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第5話 五年待て

 レクスは、兵士たちに囲まれて街の中を歩いていた。


 さっきまで腰にあった剣は、今はない。門前で「預かる」と言われ、若い兵士が両手で抱えている。刃を抜かれているわけではないのに、レクスには自分の牙を誰かの手に預けているような落ち着かなさがあった。


 山では、剣を手放すことは命を手放すことに近い。魔物(まもの)は待ってくれない。足音が聞こえてから武器を探していたら、その前に喉を裂かれる。


 レクスは何度も空の腰へ手をやり、そのたびに眉を寄せた。


「……俺の剣、ちゃんと持ってろよ。落としたら刃が欠ける」


 剣を抱えた若い兵士が、びくりと肩を震わせた。


「だ、黙って歩け」


「黙って歩くのはいいけど、剣は落とすなよ。父ちゃんに怒られる。俺も怒る」


「怒るな! いや、今は怒るなと言っている!」


 兵士の声が少し裏返った。


 周囲の人々は、道の端へ寄っていた。市場へ向かう女、荷物を抱えた男、母親の手を握った子ども。みんながレクスを見る。さっきまでレクスが人間を見ていた時とは逆だった。


 視線が、肌に刺さる。


「あれが、門前の……」


「魔物を一人で斬った子だろ」


「子っていう動きじゃなかったぞ」


「山から来たんだってな」


「耳を見ろよ。獣人の血だ」


「でも、女の子を助けたんだろ?」


「助けたって言っても、あれは……」


 そこで声が小さくなる。


 けれど、聞こえないわけではなかった。


「魔物みたいだった」


 レクスは足を止めかけた。


 若い兵士が慌てて槍を構え直す。


「止まるな!」


「……俺は、止まったら駄目なのか?」


「駄目だ。歩け」


「じゃあ、あいつらは何で止まって俺を見るんだよ」


 兵士は答えなかった。


 レクスは唇を噛んだ。


 母親が叫んだ「化け物」という言葉が、耳の奥でまだ残っている。裂牙猿型魔物(れつがさるがたまもの)は倒した。子どもは噛まれていなかった。血も出ていなかった。なのに、街の人間はレクスを見るたびに一歩下がる。


 山なら、魔物を倒したらまず怪我を見る。


 血が出ていなければ、火を起こす。肉を分ける。傷を洗う。ガレンなら殺し方が雑だと怒鳴って、それからたぶん、少しだけ褒める。


 でも、ここでは誰も怪我を見なかった。


 助けた後に、槍が向いた。


「俺は……魔物じゃない」


 小さく言った声は、街のざわめきに紛れて消えた。


 誰も返事をしなかった。


 警備所は石造りの建物だった。


 山の洞穴と違って、壁も床も人の手でまっすぐに整えられている。中へ入った瞬間、鉄と汗と古い水の匂いが鼻を突いた。


 火の匂いがない。毛皮の匂いもない。干し肉の匂いもない。


 代わりに、奥の方から冷たい鉄の匂いがした。


 レクスはそれを見て、足を止めた。


 鉄格子。


 人が一人入れるくらいの狭い部屋。外から閉める扉。中には毛皮もなく、土もなく、逃げ道もない。レクスは、街でそれが何と呼ばれるのか知らない。だが、見れば分かった。


 入ったら、出られない場所。


 獲物を逃がさない罠みたいな場所。


 たぶん、悪いことをしたやつを閉じ込める場所。


 兵士が顎で示した。


「入れ」


 その瞬間、レクスの中で何かが弾けた。


「なんでだよ!!」


 石の部屋に、レクスの声が跳ね返った。


 兵士たちが一斉に身構える。槍を持つ手に力が入り、責任者らしき机の奥の男も顔を上げた。


 だが、レクスは止まらなかった。


「そこ、悪いことしたヤツが入る所だろ!? 俺は悪いことしてないだろ!? 魔物を倒した! 子どもも助けた! 血も出てなかった! なのに、なんで俺が入るんだよ!!」


「落ち着け。話を聞くためだ」


「話ならここでしろよ!! 閉じ込めてから話すのは、話じゃなくて罠だろ!! 山でそんなことしたら、罠ごと壊すぞ!!」


「この小僧、声を落とせ!」


「落とさない!! 怒ってるからな!!」


 レクスは拳を握った。


 剣がない。腰が空だ。それがさらに腹立たしかった。もし山で知らない罠にかけられそうになったなら、ガレンはまず罠の仕組みを見ろと言う。次に、切るか、壊すか、避けるかを決めろと言う。


 でも、ここでは罠を壊す前に、人間たちが槍を向けてくる。


「俺を閉じ込めるなら、先に理由を言えよ!! 助けたら閉じ込められるのが街の決まりなのか!? だったら、父ちゃんが言ってた通り、街は魔物よりずっと面倒だ!!」


 若い兵士の顔が引きつった。


「お、お前、自分の立場が分かっているのか!」


「分からない!! だから怒ってるんだろ!!」


 兵士の一人が一歩近づいた。


 その時、机の奥にいた責任者が手を上げた。


「待て。牢に入れる前に、確認する」


 責任者は中年の男だった。兵士ほど慌ててはいない。だが、レクスを見る目は優しくもなかった。魔物を見る目ではない。人を見る目でもない。厄介な荷物の中身を確かめるような、冷たい目だった。


 彼は机の上に置かれた板と紙を見ながら、静かに言った。


「名は」


 レクスはまだ息を荒くしていた。


「……レクス」


「父親はガレン・アッシュフォードと報告を受けているが、本当かね」


 その名が出た瞬間、レクスは顔を上げた。


「本当だ! 父ちゃんだ! 父ちゃんを知ってるのか!?」


 責任者は答えず、さらに聞いた。


「登録は済ませているか」


「登録?」


 レクスは眉を寄せた。


 名前を聞かれたなら分かる。父親を聞かれたなら分かる。でも、登録という言葉には形がなかった。山で聞いたことがない。獣の足跡にも、罠にも、干し肉にも関係なさそうな言葉だった。


「登録って何だ? 名前を書くことか?」


 責任者の目が変わった。


 さっきまでの警戒ではない。


 何かを見つけた目だった。


「未登録か」


 その声には、何かを決めた響きがあった。


 責任者はすぐに部下の方へ向いた。


「王都へ報告しろ。移送準備も進める」


 王都。


 レクスはその言葉に反応した。


 ガレンが昔、少しだけ話したことがある。王がいる場所。人が山ほどいて、道が石でできていて、決まりが多くて、飯はあるが面倒も多い場所。


 そして今、責任者は王都と言った。


「王都……?」


 レクスは一歩前に出た。


「父ちゃんは、そこにいるのか?」


 責任者が紙から目を離した。


「ガレン・アッシュフォードは、すでに王都へ移送された」


 胸が、一瞬止まった。


 次の瞬間、レクスの顔がぱっと上がる。


「そこに父ちゃんがいるのか!? なら俺も行く!!」


 兵士たちが固まった。


 レクスはもう牢のことも、剣のことも忘れかけていた。父ちゃんが王都へ行った。なら、行けば会える。単純だった。山で足跡を見つけた時と同じだ。先に進んだなら、追えばいい。


「王都ってどっちだ!? 歩いて何日かかる!? 山を越えるのか、街道を行くのか!? 連れてってくれるんだろ!? なら行く!!」


「いや、そういう意味では――」


「荷物なら持てる! 魔物が出ても倒す! 父ちゃんがいるなら、今すぐ行く!! 剣を返せ! 道を教えろ!」


 レクスの目は輝いていた。


 さっきまで怒りで燃えていた顔に、希望が差していた。父に近づけると思った。三日帰らなかった理由も、ここまで来れば分かると思った。


 兵士たちは困惑し、責任者は苦い顔をした。


 その時、廊下の奥で兵士が慌てて道を開ける音がした。


 続いて、低い声が入った。


「その移送は、父に会わせるためのものではない」


 部屋の空気が変わった。


 兵士たちが一斉に姿勢を正す。責任者も椅子から立ち上がった。


「グラント様……!」


 レクスは振り返った。


 扉のところに、初老の男が立っていた。


 白髪混じりの髪。質のいい外套。腰に剣はあるが、手はかけていない。怒鳴ってもいない。なのに、部屋の全員が止まっている。


 レクスは、その男をじっと見た。


 山の強さではない。


 腕が太いわけでも、魔物のような圧があるわけでもない。けれど、この男が入ってきただけで、兵士も責任者も動きを変えた。


 レクスの知らない強さだった。


 男――グラント・ヴァルクハインは、責任者を見た。


「その少年に縄をかけるな。牢に入れるな。話は私が聞く」


 責任者が慎重に言う。


「ですが、未登録者です。王都へ報告を――」


「報告はする。だが、今ここで王都に渡す必要はない」


 短い言葉だった。


 それだけで、責任者は口を閉じた。


 レクスはたまらず、グラントへ詰め寄った。


「お前、父ちゃんを知ってるのか!? 王都にいるんだろ!? なら俺も行くぞ!! 父ちゃんに会いに行くぞ!!」


 兵士が動きかけたが、グラントは手で止めた。


 グラントはレクスの怒りも焦りも、真正面から受け止めた。逃げず、なだめず、甘い顔もしなかった。


「ガレンは王都へ連れて行かれた」


「じゃあ、やっぱりそこに――」


「会える、とは言わん」


 レクスの言葉が止まった。


 グラントの声は低かった。


「奪われた、という方が近いな」


「……奪われた?」


 その言葉は、レクスの胸に引っかかった。


 ガレンが街へ行った。王都へ移送された。そこまでは、まだ追えると思った。けれど「奪われた」という言葉だけは違った。


 獲物を奪われる。肉を奪われる。道具を奪われる。


 それは、自分の手から無理やり持っていかれることだ。


「父ちゃんは、自分で王都に行ったんじゃないのか……」


「違う」


 グラントは短く言った。


 レクスの指先が震えた。


「じゃあ、なおさら行く!! 奪われたなら、取り返す!! 父ちゃんは俺の父ちゃんだ!!」


「今のお前が王都へ行けば、ガレンに会う前に王都の檻へ入ることになる」


 レクスは目を見開いた。


「なんでだよ!!」


 また声が跳ねた。


「俺は何もしてない!! 父ちゃんを探しに来ただけだろ!! 魔物を倒したのも、子どもを助けたのも、悪いことじゃないだろ!!」


「何かをしたからではない」


「じゃあなんでだよ!!」


「お前が使えるからだ」


 レクスの顔が歪んだ。


「使えるって何だよ! 俺は道具じゃない!!」


 部屋が静まり返った。


 グラントの目が、ほんの少しだけ揺れた。


 だが、すぐに老練な領主の顔へ戻る。


「ガレンの子。狼の血。山で育ち、魔物を単独で倒す力。登録されていない。王都が欲しがるには、それで十分だ」


「意味分かんないんだよ!!」


 レクスは拳を握った。


 胸が熱い。けれど身体強化の熱ではない。怒りだった。どうして父を探しているだけで、こんな言葉ばかり投げられるのか分からなかった。


「王都に父ちゃんがいるって言ったぞ! でも行くなって言う! 行ったら檻に入るって言う! 使えるから奪われるって、何なんだよ!! 俺は父ちゃんに会いたいだけだ!!」


 グラントは黙って聞いていた。


 怒鳴らず、遮らず、ただ受け止める。


 それが余計にレクスを苛立たせた。怒鳴り返してくれれば、まだ分かりやすかった。山なら、怒鳴り合って、殴って、勝った方が前に進むこともある。


 だが、この男は違う。


 黙って、レクスがぶつけた怒りを動かさずに受けている。


 その沈黙が、ただの無関心ではないことだけは、なぜか分かった。


 グラントの机に置かれた拳には、わずかに力が入っていた。


「王都に奪われたくないなら、ここにいる理由を作れ」


 グラントが言った。


 レクスは荒い息のまま聞き返す。


「理由? 何の理由だよ!!」


「お前がこの領に必要だと、誰の目にも分かる理由だ」


「それを作ったら、父ちゃんに会えるのか!?」


 グラントはすぐに頷かなかった。


 その沈黙だけで、レクスは嫌な予感がした。


「近づく」


「近づくって、どれくらいだよ!! 明日か!? 次の満月か!? 冬の前か!? 父ちゃんが待ってるんだぞ!!」


 グラントは、まっすぐレクスを見た。


「五年待て」


 レクスは、最初その言葉の意味が分からなかった。


「……は?」


「五年待て、レクス」


 もう一度言われて、ようやく意味が胸に落ちた。


 落ちた瞬間、腹の奥から火みたいなものが噴き上がった。


「待てるわけないだろ!!」


 レクスは叫んだ。


 喉が痛くなるほど声が出た。兵士がまた槍を握り直したが、もうそんなものは見えていない。


「父ちゃんが連れていかれたんだぞ!? 五年ってなんだよ!! そんなに待ったら、父ちゃんがどうなってるか分からないだろ!!」


「だからこそ、今行くな」


「そんなの、分かるわけないだろ!! 俺が今行けばいいだろ!! 俺が走ればいいだろ!! 魔物が出たら倒せばいいだろ!! なんで駄目なんだよ!!」


 グラントの声は低いままだった。


「王都は魔物ではない。走って斬れば終わる相手ではない」


「じゃあ何なんだよ!!」


「お前を檻に入れ、名を書き、力を測り、使う場所を決める者たちだ」


 レクスの息が詰まった。


 名を書く。


 力を測る。


 使う場所を決める。


 それは山の言葉ではない。けれど、嫌な形だけは分かった。自分の足で行く場所を、自分で決められないということだ。


「俺は……道具じゃない」


「知っている」


「知ってるなら、なんでそんなこと言うんだよ!!」


「知っていても、世界はそう扱うからだ」


 レクスは歯を食いしばった。


 目の奥が熱い。泣きたいのではない。怒りすぎて、視界が滲む。ガレンならどうしただろう。父ちゃんなら、この男を怒鳴り飛ばしただろうか。大剣を抜いただろうか。それとも、黙って何かを見ていただろうか。


 分からない。


 分からないことだらけだった。


「五年なんて、待てない……!」


 レクスは低く言った。


 けれどグラントは、逃げ道を与えなかった。


「待て。今走れば、お前も奪われる」


「だから、それが意味分かんないって言ってるんだよ!! 行くな、待て、奪われる、使えるって、さっきから何なんだよ!! 俺は父ちゃんに会いたいだけだ!!」


 その怒鳴り声が、石の部屋に跳ね返った直後だった。


 扉が勢いよく開いた。


「父上!! ガレンの子どもが来たって本当ですか!?」


 部屋の空気が止まった。


 兵士も、責任者も、グラントでさえ一瞬だけ眉を動かした。


 飛び込んできたのは、レクスと同じくらいの年の少年だった。


 身なりは明らかにいい。けれど、貴族らしい落ち着きはどこにもない。目を輝かせ、息を弾ませ、扉を開けた勢いのまま部屋の中央まで来かけて、槍を構えた兵士と、怒りで肩を震わせるレクスを見て止まった。


「……あれ? 思ってた空気と違う」


 レクスは怒りの残った顔のまま、眉を吊り上げた。


「誰だ、お前!?」


 少年は一瞬だけ固まり、それからぱっと顔を輝かせた。


「俺はユリウス・ヴァルクハイン! グラント・ヴァルクハインの息子だ! 君がガレンの子どもか!? 本当に!? うわ、本当に耳がある! いや、これ、じろじろ見るなって怒られるやつか!? 悪い! でもすごいな!!」


 レクスは目を細めた。


「……お前も、俺を見るのか」


 その声に、ユリウスの勢いが止まった。


 さっきまで輝いていた顔が、少しだけ戸惑う。


「あ、いや……悪い。そういうつもりじゃなくて」


「みんな見た。耳を見た。剣を見た。魔物みたいだって言った。化け物って言った」


 レクスは拳を握ったまま、低く言った。


「お前も、そう見るのか?」


 ユリウスは口を開けたまま固まった。


 グラントの目が、わずかに細くなる。


 ユリウスはすぐには答えられなかった。けれど、レクスから目を逸らさなかった。逃げることも、兵士の後ろに隠れることもしなかった。


 やがて、ユリウスは気まずそうに頭をかいた。


「……すごいとは思った。でも、化け物とは思ってない」


「なんでだ」


「ガレンの子だから」


 レクスは眉を寄せた。


「父ちゃんの子なら、化け物じゃないのか?」


「違う! そうじゃなくて……俺、兄上たちからずっと聞いてたんだ。ガレン・アッシュフォードは、戦場で味方を生かした英雄だったって。だから、その子どもが来たって聞いて、見たかった。悪かった。でも、怖くて見たんじゃない」


 ユリウスはそこで少しだけ顔を赤くし、声を張った。


「憧れて見たんだ!!」


 レクスは動きを止めた。


 化け物。


 魔物みたい。


 山から来た子。


 耳を見ろ。


 そう言われ続けた後で、初めて違う言葉が来た。


 憧れ。


 その意味を、レクスはまだうまく飲み込めなかった。


「……変なやつだな、お前」


「初対面でそれを言われるとは思わなかったな! いや、さっきの俺の入り方もだいぶ変だったけど!」


 ユリウスが勢いよく返す。


 その返し方が、少しだけ街道の商人に似ていて、でももっと明るかった。


 レクスの怒りは消えなかった。


 父を奪われたことも、五年待てと言われたことも、化け物と呼ばれたことも、何一つ納得できていない。


 それでも、部屋の空気はほんの少しだけ変わった。


 グラントは静かに息を吐き、ユリウスを見た。


「ユリウス。お前は、話を聞く場所を選べ」


「す、すみません、父上! でもガレンの子どもって聞いたら、待てなくて!」


「待てない者が、もう一人増えたか」


 その言葉に、レクスはグラントを睨んだ。


「俺は待たない」


 グラントは、逃げずにその視線を受けた。


「ならば、待てる形を作る。お前が王都へ奪われないためにな」


 レクスは答えなかった。


 五年。


 父ちゃん。


 王都。


 檻。


 化け物。


 憧れ。


 知らない言葉と感情が、胸の中でぐちゃぐちゃに混ざっていた。


 ユリウスはそんなレクスを見て、もう一度だけ、少し控えめに言った。


「……レクス、だよな?」


 レクスは顔を上げた。


 この街で、初めて誰かが、化け物ではなく名前を呼んだ。


 レクスはすぐには返事をしなかった。


 けれど、拳を握る力だけが、ほんの少しだけ緩んだ。

お読みいただきありがとうございます。

ここからレクスの物語が大きく動き、仲間との出会いも始まっていきます。

続きも読んでいただけると嬉しいです。

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