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2月11日 建国記念の日

 ー国を作ろう。


 そう思ったら実行だ。

 まず、部屋の周りにバリケードを作る。

 誰も入らないよう出来たら、今度は食料を備蓄する。

 直ぐに食べれる様なものばかり集める。(何より好物であるからだが。)


「あれ。開かない。」


 早速、不法侵入者があられた。

 無言の抵抗を試みる。


「どうしたのかしら。」


 何やら呟きながら無法者は去っていった。

 無法には法だ。

 普段から傍若無人に振舞っている報いを受けさせた。


「○○ちゃん。○○ちゃん。もしかしてここにいるの?」


 油断すべきではなかった。

 あの無法者はこんなバリケードでは意味がなかった。

 慌てて、積み木のバリケードの補強に入ろうと向かう。

 しかし一歩遅かった。無残にもバリケードは壊された。

 その上、勢いよく開いた扉の角が俺の頭にぶつかった。


「うわーーーーん」


 俺は泣いた。野望を砕かれた事ではなく頭の鈍痛に泣いた。


「ごめーん。大丈夫だった。」


 今の俺にそのような慰めは効かない。

 母よ。後悔するがいい。

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