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1月31日 晦日正月

 「今日で正月も終わりだから。」


 そう言って親父は今日も酒を飲んでいた。

 酒を飲んでいる親父は好きだ。

 暴れても何とかなるからだ。

 酒を飲んでいない親父は暴れると手が付けれない。

 僕は必死で毎日記念日を見つけてきては親父に酒を飲ませていた。

 母は「家計のひっ迫だ。」といいあまり飲ませたがらなかったが、俺は隠された酒を探し出しては飲ましていた。

 へべれけになった親父は決まって訳の分からない歌を上機嫌に歌う。

 更に上機嫌だと俺に小遣いを渡す。

 その小遣いはとにかく嬉しかった。

 酒を買って来て、どうしても家に酒がない時は何とかなるからだ。


 記念日は何回あっても嬉しい。

 俺は親父の酔っぱらって寝ている親父の姿を見てつくづくそう思った。

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