25/365
1月25日 日本最低気温の日
「寒いね」
「そうだね」
毛布を被り、震えながら私達はそう言いあった。
この時期は外に出る事も寒くて一苦労な為、家にいて時間をただ潰すことしか出来なかった。
「今日は雪止んでいるね」
「そうだね」
「外行く?」
「やめておこうよ」
「そうだね」
外は今日は雪こそ降っていないが一段と冷え込んでいた。
家にいて少しでも温まりたい。それが素直な気持ちだった。
「今日って昨日より寒くない?」
「そうかも」
「今までで一番寒いんじゃない。」
「そこまでいく?」
「いくよ。それぐらいには寒いよ。」
「外、誰もいないもんね。」
「ダイヤモンドダストとか出るのかもね。」
「たしかに。」
実のない会話ばかりが続く、それでも喋っている事で少し暖かくなっているような気がした。
「明日はどこか行く?」
「いや寒いからいいよ。」
「そっか」
寒すぎて思考が乱れているのだろうか。こんな風な寒いだけの日々があってもいい気がした。




