表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/365

1月18日 都バスの日

「お客さん。早くはいってもらってもいいですか?」

「あ。すいません。」


 謝ったは良いものの俺はそこで立ち尽くしてしまった。


「お客さん。」

「あの、すいません。」

「なんですか?」

「どこタッチすればいいんですか?」

「は?」

「なにかハヤカケン、タッチする所なかったですっけ。」

「ハヤカケン?」

「無賃乗車で怒られるんじゃないですっけ?」

「クスクス」


 後ろを見ると可愛らしい女の人がころころと笑っていた。

 しばらく笑った後、その人はわたしに向かって話しかけた。


「そのままで大丈夫ですから。降りてください?」

「でも。」

「なんでもいいですから早く出てくれませんか?」

「すいません。」


 バス運転手に言われて俺は降りていった。

 後ろから女の人も降りてきた。


「大丈夫かな。」

「無賃乗車ですよ。」

「本当ですか!」


 俺の独り言にその人は返事をした。


「嘘ですよ。」


 そう言うとさっきと同じようにころころと笑っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ