宰相閣下の犬
鬼子と名高いリシルファーノはその行動も異端であり、常に話題の中心に居た。リシルファーノが異端であっても生きて来られたのは、偏に天才的な頭脳とそれを行使するだけの決断力、そして望んだ環境に恵まれたからに他ならない。リシルファーノは己の思うまま自由に、命尽きるまで仕事のみに精を出す、筈であった。その日、真っ赤な髪をした若き新兵を目にするまでは。——顔面凶器言の葉鈍器の天才宰相閣下(アラフォー)と真っ赤な血統書付き大型犬(ぴちぴち)の、仕組まれた縁談のお話。
カクヨム・pixiv・Xfolioにも転載しています。
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宰相閣下の犬
前編
2013/05/04 14:20
(改)
後編
2013/05/04 14:26
(改)
犬の皮を隠していた男
前編
2014/10/26 22:11
(改)
後編
2014/10/26 22:14
(改)
憂う殿下
1
2017/09/10 22:10
(改)
2
2017/09/24 13:16
(改)
3
2019/12/08 22:36
(改)
4
2019/12/15 23:49
(改)
5
2020/01/25 22:56
(改)
6
2020/01/26 22:36
(改)
怒れる下女
1
2021/06/27 22:39
(改)
2
2021/06/28 21:58
3
2021/06/29 21:54
4
2021/06/30 23:00
5
2021/07/03 22:25
最終章
リシルファーノと犬
2021/07/06 22:41