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最期の幕引き



オズミは残された力をかき集め、数秒間目を閉じた。まるで、体のあらゆる部分を荒れ狂い始めた痛みを、消し去ろうとするかのように。だが、その後に目を開いたとき、その眼差しには完全な冷たさが宿っていた。何事もなかったかのように、そして自分が今通り抜けているすべてが、ただ過ぎ去る夢にすぎないかのように。彼は目の前に立つハナタを、絶対的な冷淡さで見つめた。


「ああ、お前か?」彼は小さな、しかし非常にはっきりとした声で言った。まるで周囲のことなど何も感じていないかのように。「聞いているんだ、愚か者め。なぜここにいる?」


ハナタはそこに立っていた。その両目は怒りに燃えていたが、そこには別の何かもあった。彼女は知っていた。オズミが自分の父を殺した張本人であること、そして自分がずっと追い求めてきた標的であることを、よく知っていた。彼の左手が、その明白な証拠だった。だがそれでもなお、彼女は何か別のものを待っていた。違う答えを待っていたのだ。


オズミは、絶え間ない痛みの中で心臓を押さえながら、力ない笑みを浮かべた。「ああ、なんてことだ、残念だな。もっとお前と遊んでやりたかったのに。そうすればジロウを墓の中でのたうち回らせてやれただろう。自分の殺した相手が、その娘をもてあそんでいたと知ったとき、あいつが何と言うか、見てみたかったよ。」


彼は一瞬言葉を止め、その両目が少し見開かれた。まるで自分が味わっている痛みを理解しようとするかのように。「だが残念ながら、幕引きの時が来た。お前はこの舞台で素晴らしい人形だった。だが、いつもそうであるように、あらゆる芝居には終わりが必要だ。」


彼が発する一言一言が、心臓にますます重くのしかかっていた。言葉を発するたびに、呼吸は苦しくなり、体の内側の痛みは増していった。だがアラシは、その広がりを強めていた。


だが、その混乱の只中、その決定的な瞬間に、彼は怒りで爆発しそうなハナタを見つめた。その両目は憎しみに満ち、胸には想像を絶するほどの怒りがあった。「オズミ!この外道が!」彼女は、二人の周りの大地を揺るがすほどの声で叫び、容赦なく標的に向かって突進した。


生と死を懸けた戦いの只中で、オズミはかつてないほどの衰弱状態にあった。かろうじて動き、何も見えず、何も聞こえず、まるで体が、取り消しのきかない命令に従って動くただの機械になってしまったかのようだった。彼は暗闇の中を、目的もなく歩く者のようによろめいていたが、何かが彼を動かし続けていた。すべてを経てもなお、自分には果たすべき役割があり、遂行されなければならない任務があることを、彼は知っていた。退くという贅沢は、彼には許されていなかった。


そして突然、ハナタが近づくにつれ、オズミは自らが始めたことを完遂していた。刀を手から滑り落とし、彼女が近づくことを許したのだ。彼女の刀の素早い一撃が、その刃を彼の胸に貫き通した。恐ろしい痛みが、まるで心臓を砕くように走った。だがそれでも、彼は静かなままだった。「母さん、父さん……今、行くよ。」彼は低い声でそう囁いた。まるで、別の世界へと送る最後の言葉のように。


彼は彼女の肩に倒れ込んだ。その顔には表情がなかったが、満足の笑みを浮かべていた。彼は任務を終えたのだ。今や自分が、希望と血の代償を払ったこと、そして為すべきことを成し遂げたことを、彼は知っていた。彼女は、彼が微笑んでいる顔を見なかったが、心の奥底で、説明のつかない何かを感じていた。恐怖と悲しみを同時に感じさせる何か。まるでその微笑みが、すべてがもう終わったのだと告げているかのようだった。


---


オズミは重い沈黙のうちに崩れ落ちた。まるで大地が最後に彼を抱きとめたかのように。


痩せ細った体が冷たい土の上に横たわり、ハナタの刀は胸に刺さったまま、途切れ途切れの呼吸のたびにわずかに震えていた。血は静かに流れ、時間は……凍りついたかのようだった。


ハナタはその場に立ち尽くし、彼の体を見つめていた。その両目は、自分が感じているものの説明を探すかのように、彷徨っていた。


これは勝利だったのか?それとも、別の敗北の始まりなのか?


呼吸は乱れ、心臓は激しく打っていたが、彼女は動かなかった。


長い間、彼を見つめ続けた……まだ理解できていない何かを、理解しようとするかのように。


あの笑顔で、何年もの間ずっと自分を追いかけ続けていた、この馬鹿な少年は、本当は何者だったのか?そして、なぜ自分の心が……裏切られたように感じるのか?


それから彼女は静かに踵を返し、その場を去った。深い静寂が辺りを包んだ。


そこにはもう、誰もいなかった。ただ横たわる体と、旅立ちの準備をする魂だけが。


その静けさの只中で……


オズミは目を閉じ、世界を後にした。もう痛みは感じなかった。体にかかる重みも、内側から彼を蝕む葛藤も、もうなかった。ただ、闇の中から忍び込んでくる、かすかな光だけがあった。


そして……記憶の走馬灯が始まった。


髪をくしゃくしゃにした幼い少年が、緑の野原を、無垢のすべてを込めて笑いながら駆けている。


ナシがその後ろを追いかける。木の棒を手にして、叫びながら。


「待て、オズミ!また俺のリンゴを盗んだな!」


オズミは笑い転げて地面に倒れ込みながら答える。


「父さんは亀みたいにのろいや!僕らが大きくなったら、どうやって僕を守るつもり?」


場面が移り変わる……


母のヒナが、冬の夕べに彼の隣に座り、そっと髪を梳きながら、古い旋律を歌ってくれている。


「オズミ……あなたはいつか、お父さんのように清らかな男になるわ。」


彼は母の膝にもたれかかりながら尋ねる。


「母さんは、父さんのことが好きだった?」


彼女は愛しさと切なさに満ちた微笑みで答える。


「心の底から、あなたと同じようにね。」


また別の場面……


ナシとオズミが山の近くの野原で稽古をしている。転ぶたび、打ち込むたびに、二人の笑い声が響き渡る。そこには憎しみも恨みもなかった……ただ、夢だけがあった。


オズミが笑いながら地面に倒れると、ナシが近づいてきて言う。「そんなにすぐ転んでいたら、最強にはなれないぞ。」


オズミは微笑みながら答える。


「でも僕はいつも立ち上がるよ。それが大事なんでしょ?」


光が薄れ始めた……そして場面が溶けていった……


やがて、彼の心の奥で、ヒナの声によく似た柔らかな声が囁いた。「あなたは良い子だったわ……何があっても。」


オズミは最後のかすかな微笑みを浮かべた。まるで安らぎを見つけた者のように。


そして光の中に溶け、あらゆる痛みが消え去った。


---


……薄れ始めた闇の中に、かすかな声が忍び込んできた……ほとんど聞こえないほどの、冷たい夜を彷徨う微風のような。


「オズミ……」


「オズミ……」


その呼び声の反響が、疲れ切った彼の心の中で揺れた。その声は奇妙なほど聞き覚えがあった。遠い時の彼方から、心の忘れられた片隅から届くかのように。


誰なのか、見分けることはできなかった……誰が彼を呼んでいる?


だが、彼の中で何かが震えた。意識の指先が暗闇を手探りし、意味を、果てしない虚無の中の寄る辺を探していた。


彼はゆっくりと目を開けた。まるで山のような疲労に押し潰されているかのように。目の前に、遠くに立つ二つの霞んだ人影が見えた。その輪郭はかすかで、理解するには足りなかったが、希望を植えつけるには十分だった。


二つの声が再び戻ってきた。今度はもっと大きく、そのうちの一つは、心の底から叫んでいるかのようだった。


「オオオズミいいい!」


呼吸が速まった。体はほとんど動かず、光は、内側から崩れ落ちていくかのように、その両目の中で揺れていた。


手を上げようとした。話そうとした。誰かの名前を叫ぼうとした……だが、何も出てこなかった。


突然、すべてが指の間からこぼれ落ちたかのように、闇が静かに光景を呑み込み始めた。二つの声の反響は消え、光は退いていった。まるで美しい夢の最後の一滴が引いていくように。


彼は再び目を閉じ、静寂に身を委ねた。


沈黙……果てしなく続く。

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