赫月の夜に
〜赫月のよる全てはここから始まった〜
赫月の夜、エリスの住んでいたマナ村は隣国の戦争に巻き込まれ倒壊した。わたしは倒壊した家に巻き込まれ薄れゆく意識の中、一つの黒い影が呟く「この村では...。」そこで意識が途絶えてしまった。
目が覚めるとそこには焼け野原になったマナ村であった場所があった。傷は治りお腹が空いているわけではない。わたしは絶望し近くを散策してみると何枚かの紙が落ちている。『マナ村の破壊』この村は薬に精通していた。一人の固有術式持ちの人が薬関係の術式だったためこの村ではその知識により薬系の物が特産となる。その紙には取引の少ないベリター王国による村の破壊について書かれてあった。わたしは絶望の中に怒りと不安が立ち上る。「わたしは争いのない平和な世界を作りたい」 小さな頃、父に読んでもらったこの世界の成り立ちについて思い出した。「『禁断の果実』多くの知恵を授ける果実...。これを食べて戦争を終わらせる知識を、そして平和な世界を作ろう。」エリスはその目標と感情を糧に頑張っていく。
少しの間エリスはマナ村跡地にて生活していたある日、ボロボロになった青年がやってきた。青年といったが身長は少し低めできれいな白髪の髪を持ち背中には中剣?を背負っている。眼の前で倒れてしまいエリスも薬の知識があったため看病し、少し傷が瘉え青年が目覚めたのはその数日後だった。
「ありがとう。僕はウルト。手当をしてくれたのは君かな?」
「そうです。わたしはエリス。良かった意識ははっきりしているみたいですね。何があったか事情を聞いてもいいですか?」
「僕はある目的のため、出会った人たちを助けながら旅をしていてね。ある固有術式持ちの人に嵌められ一種の呪のような状態になってしまったんだよ。改めて助けてくれてありがとうエリス。」
「あの...。」
感謝を伝えエリスが喋ろうとした瞬間爆音とともに一人の王国騎士が現れた。
頑丈そうな鎧に腰に長剣を携えた大男だ。
「情報では長い黒髪のきれいな女性が一人でコソコソ生活してるって...。まあ生き残りには違いないか。とりあえず消すか。」
「君、名前はなんて言うんだい?」
「俺はベリター王国の王国騎士、バイヤ。満身創痍の青年と戦力にならなそうな女性。悪く思うなよ。」
バイヤと名乗った王国騎士は長剣片手にエリスへと突っ込んで来る。
はじめまして高校卒業前に暇なので小説でも書いてみようと思い書いてみました。外では少しクールっぽく装っていますが実は少し厨二病を患っていると思います。そんなこんなでもしよかったらそんな僕の物語に付き合ってくれると嬉しいです!




