4話
ごめんなさい、遅くなりました…
「まず、君たちに問いたい。『スキル』って知っているか?」
「スキル…?」
「では、まずそこから話そうか…」
男は説明しだした。
「スキルっていうのは、ある能力の事を言う」
まぁ、だいたいそんな感じはしてた…
「それって、飛鷹さんや光が使ってたやつですか?」
「そうだね。ただし、一つのスキルにつき一人しかもてない…」
「え…でも、たしか二人とも似たようなスキル使ってたな…」
「そうか、じゃあ二人のスキルを説明しようか。
飛鷹は、『転移のスキル』 行ったことがあるとこにワープできる能力だ
次に光は、『祈りのスキル』 相手が願ったことを実行する能力だ」
つまり、二人は違う能力を秘めているってことか…?
じゃあ、あの時僕が「家に行きたい」って願ったからワープできたのか…
「私たちは、そのスキル使いのことを『スキルホルダー』と読んでいる」
「スキルホルダー…」
「そうだ、そして私もスキルホルダーだ」
「え!?」
「そして、私のスキルは『探知のスキル』 スキルホルダーを探知できる能力だ」
「おおー、すげぇな…」
久々に夕夜が、しゃべった。
「そろそろ、本題に入ろうか。私たちと彼ら…『Erase Black』はそれぞれ、同じ目的で動いている」
「Erase Black?」
「あー、君たちを襲った奴らのことね」
あいつらのことか…
「その目的のために協力して欲しい」
「目的って、あいつらと何か企んでるんですか!?」
「それは、違うよ夕夜くん。彼らは良からぬことを企んでいる。けど、私たちはそれを防ごうとしている」
「それが、目的…?」
「そうだよ、透くん。だから、それを君たちに手伝ってほしい。頼む!」
そういって、菅野さんは頭を下げてきた。
「どうする、透?」
「これは勝手の憶測だけど、もしかしたらあの夢のこともわかるかも知れない。
だから、協力しよう」
「ありがとう、君たち。今日は遅いから、光と一緒に帰りなさい」
「はい、わかりました」
そう言って三人は帰った。
こうして、僕たちの非日常が始まった。
そして、飛鷹が菅野に問いかけた。
「なんで、彼らを協力させたのですか?」
そして、菅野は数秒後口を開いた。
「もしかしたら、透くんは僕らの探している、『器』なのかもしれない…」
「まさか、彼が…」




