24話
もうすぐで、一章が完結します。
「やあ、また会ったね」
「ど、どうも…」
彼は話しかけてきた。
「あ、そういえばまだ自己紹介をしてなかったね」
「そうでしたね」
彼の話によると名前は「全括 偽王」
歳は22歳、大学院生らしい
しかし、特殊な名前をしてるな…
「僕のことは偽王って読んでね」
と言われたので、「偽王さん」と呼ぶことにした。
「少し、変わったかな?」
「え?」
「いや、前よりも生き生きとしてると思って」
そうだ、僕はこの人のおかげで今ここにいる。
偽王さんは「何もやらないで後悔するより、動いて後悔したほうがいい」と言ってくれた。
だから、僕は行けるところまで行ってみようと思った。
偽王さんにその後について、話してみることにした。
「もうすぐで、終わりそうなんです」
「終わる?」
「はい、僕のやろうとしてることが」
僕がそういうと、ちょっと経ってから偽王さんはこう言った。
「私は、そうは思わない」
「え?」
「君はまだ何も知らない。ただ、スタートラインに立っただけだ。そこで見た景色は綺麗かも知れないけど、その先に待っているのは地獄だ」
偽王さんの言葉は迫力があって、鳥肌が立ってしまった…
なぜかわからないけど、説得力があった。
少し経ってから、僕はこう言った。
「そ、それでも頑張ってみます。『後悔するより動け』ですから」
そう言うと、偽王さんはいつもの雰囲気になったようで
「期待してるよ」
と、言ってくれた。
to be continued
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