14話
無事に、「いらいや」が仲間になった。
だが、未だに…
『もう普通の高校生に戻ることです』
あの言葉が頭から離れなかった。
僕はいったいどうすればいいんだ…
気がついたら、公園のベンチに座り込んでいた。
すると、
「あの、すみません。半分、座ってもいいですか?」
と、一人の青年が話しかけてきた。
「ど、どうぞ」
そう答えて、半分譲った。
「あの、何か困っていますか?よかったら、相談に乗りますけど」
普通なら答えないが、切羽詰まっていたので答えてしまった。
「えっと、実は…」
そのまま話しても信じてもらえないだろうと思い、相談内容をサッカーに例えて話してみた。
「なるほど…」
数秒たってから、
「そのまま続けたらどうですか?」
「え…?」
「だって、まだ君のせいって決まったわけじゃないんでしょ?だったら、そうなる前に君が止めたらいいんじゃないかな?」
「でも、そんなことできるかな?」
「いや、できるかできないかじゃない。やるか、やらないかだ」
「やるか、やらないか?」
「そう、僕は動いて後悔するよりも何もやらないで後悔するほうが嫌だと思うよ」
次の瞬間、彼の電話が鳴った。
「あ、友達からだ。じゃあ、僕はもう行くね」
そういうと、彼は行ってしまった。
僕は深々と頭を下げた。
「何もやらないで後悔するよりも、動いて後悔か…」
この時、僕の中で一つの結論にたどり着いた。
この日の夜も、やっぱり夢にUIが現れた。
「答えは出ましたか?」
と問いかけてきたので、その質問に答えた。
「僕はやっぱり戦い続けるよ」
UIは、驚いていた。
「なんで、あの光景を見て同じことが言えるのですか?」
「僕は、この現実から逃げないことにするよ。逆にこうならないように、必ず止めてみせる」
と答えた。
UIは、少し経ってから
「わかりました、あなたにハッピーエンドが来ることを陰ながら祈っています」
そういうと、UIは消えてしまった。
いつもより少し早く目が覚めた。
新たな誓いを胸に頑張ることを朝焼けの太陽に誓った。
to be continued




