3-18
「王国に行くのは明後日にする。それぞれの部隊で引き継ぎとかあるだろうしな。門集合な、それじゃあ飯にしようぜ。腹減ったーーー」
「リオン様、既にオクナ、ドラナ、キナたち率いる料理班に準備を頼んでありますので宴会場に向かいましょう。」
「おおおお!!何を作っているのか楽しみだな。」
街づくりの2年の間に俺とリズは手分けして名前を付けて回っていた。この名付けは識別するためのものだったので進化が起こらないようにした。
また料理についても、俺の知識を元に再現出来たものは再現している。食材は森を探索して色々と発見しており、それを農場で増やしていた。
「リオン様、お待ちしておりました。今夜は盛大にバーベキューです。」
「いいねー。国都では、こんなでかい肉なんて食べれなかったからな。久し振りに沢山食べれるよ。準備ありがとね。」
「いえ、これが私たちの仕事ですから。」
「それじゃあみんなで食べようか。遠慮なんてせずに食べたい物を食べていいからな。ここからは奪い合いだよ?」
この日の街はいつまでも騒がしかった。
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リオンたちが騒いでいる頃、とある場所で
「ねぇタイリー?あなたにチャンスをあげるわ。」
「ラース様、どういうことでしょうか?」
「フィデスから聞いたのだけど、あたしの邪魔を2回もしてくれた子が王国に行くらしいわ。」
それを聞いたタイリーの頭にはリオンの姿が浮かんでいた。
「ぎひ、僕は王国に行ってくればいいんですか?」
「違うわよ。その子が居ないうちに森を滅茶苦茶にしておいで。」
「分かりました。邪魔された分、しっかりやり返してきます。」
タイリーはビッグたちを連れて森へと向かった。部屋にはラースだけが残っていた。
「あの子は生きて帰ってくるかしら。うふふふふ」
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「よーし、みんな揃ってるか?移動は素早く行くぞ。」
「気をつけて行ってらっしゃい。リズちゃん達が戻るまで街は私たちで運営するから安心して。」
「うん、お願いね。何かあったら自分たちの安全を優先してね。それじゃ行ってきます。」
俺たちは街を出発した。道中は全員が身体強化を行い凄い速度で移動するため目撃者が居たら騒ぎになるので俺が魔法で全員の姿を消していた。
「リオン様、王都に行ってからの確認をしときませんか?」
「確かにしといた方がいいな。王国に入った途端に襲われるかもしれんしな。休憩のついでにやるか。まず、、、、」
王都では、俺とロロとヤイトの3人で奴隷を購入する。その間に他のメンバーで馬車なんかを購入する。購入が済み次第リズたちは馬車に奴隷を乗せて帰る。
リズたちが離れたら、ロロが宣戦布告をする。そこからは、王国の出方次第だが戦闘になる可能性が高いだろう。
「と、まあこんな感じだな。王都に向かう途中で、もしも困ってる人が居たら出来るだけ助けよう。それと、奴隷たちへの説明はリズたちに頼むことになる。大変だけどよろしくな。」
「大丈夫よ、任せて。」
「それじゃあ、王国に入るぞ。周囲はそれぞれで警戒しておこう。何かあったらすぐに言うようにしような。」
俺たちは、とうとう国境を超えた。
アドバイス、感想お待ちしております。
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ドラナ
竜人の女。料理好き。
オクナ
豚人の女。料理好き。
キナ
鬼人の女。料理好き。




