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第二十一夜 鳴

商店街の裏は雑多な街並み。細い路地は砂利道。

高札らしきものが乱雑に立ち並ぶ。

雨よけにもならない屋根の下に並ぶのは郵便受け。

古びて歪んだ扉に手書きの部屋番号の画用紙がよれている。

路地を挟んで立つ高札場めいた郵便受けは真新しいダイヤル式。

周囲にアパートもマンションもない。あるのは商店の裏口と荒れ果てた平屋ばかり。

路地裏に郵便受けだけが林立する。

踏切が鳴る。電車が走り抜ける。風圧で郵便受けが一斉に鳴る。

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