魔王会議
『ダンダンダン ドンチャ ダンダンダン ドンチャ トゥテテテトゥテテテティーレレテンテンテンテン てーれってれてーててっててー てってれてーててっててー♪』
「へ 陛下 これは一体・・・」
「キャサリン 落ち着くのじゃ!」
「フラン キャサリン この音楽なんだし!?」
「これは エ●ァのBGMじゃな・・・!」
「作戦会議とかで流れる奴ですね 少しテンション上がりますね!」
「それはまだ見てないし!!!」
「一体なんなんでしょう 神アサミに会議に呼ばれましたが・・・」
「待ち合わせはここでいいんじゃろ?エライ真っ暗な部屋じゃが」
魔王ちゃん キャサリン カメリアはアサミに呼ばれルシフェル城の会議室にやってきたがその会議室では真っ暗でただ音楽が流れているだけだった。
ピカーッと光の精霊がスポットライトを照らし座る人物に当たり その人物が話し始めた。
エ●ァのBGMは 音の精霊が演奏しておりノリノリである。
「よく来たのぉ 我はアサミ 魔王である」
どこかの指令のように机に肘をつき顔の前で手を組んでいる。
「余も魔王 ルナだぞー がおー!」
「わらわは 元魔王 アイリーンなのであるよ」
「な なんなんじゃこの茶番は・・・」
「神アサミ 魔王ムーブですか?」
「雰囲気出てるし!かっこいいし!」
「ふ 我が神女神ミューより神託が下った あやつめ 面倒な仕事を押し付けおって」
「余らは お仕事いっぱいで忙しいのだー がおー!」
「雑事など 国民にやらせればいいのだよ わらわ偉いし?」
「なんか知らんが いつも通りの皆に戻っておくれよ 似合ってないぞえ?」
「あ そう?今日呼んだのは魔王会議だよ」
「あたしも元魔王だし!!」
「え カメリアでも魔王出来るの?ざっこ ただの魔王ちゃんの付き添いだと思った!」
「ルナ失礼だし!!あたしサキュバスクイーンだし!!魔王対決でよく狙われてたし!」
「まぁ わらわは転生前が魔王だっただけなのだよ 今はプリティハイエルフなのだ。元々前世でも魔王らしい事はしていなかったが・・・」
「まぁ アイリーンは魔王ちゃんと同じタイプの善性魔王だったってことだね」
「それで 魔王が集まる会議なのでそんな演出をしたというわけじゃな?ワシ 元魔王じゃけど今勇者じゃぞ?」
「ふっ 今回の敵は勇者だ!!」
「ゆ 勇者だし!?誰か寝返ったし!?」
「カメリア 落ち着きなさい 過去ミューノアでは神に騙された勇者や魔王が襲撃に何度も来ています。今回もその類なのでしょう」
「キャサリンの言う通りだね これから先 世界に選ばれた勇者がこのミューノアに挑戦しに来ることになった。それを私達が試練という名のダンジョンに挑ませるんだよ。神様達からダンジョン攻略をしろと送りだされるからね。拒否はさせない。」
「なるほどの ラスボスは神アサミというわけじゃな?」
「アサミママに勝てる勇者などいるわけないであろうに・・・ かわいそうに・・・」
「まぁそうだね 私達に与えられた任務は 魔王ダンジョンを作る事 それをクリアする事もできないなら ミューノアで活動する権利はないって事だね ただの観光で来た人達はほっとくけど」
「それは神ミューも認めているのじゃな?」
「なんか 天界の神様が私達が戦うとパーフェクトゲームでいつも終わるから 今度はミューノアを攻める勇者の配信を見たいらしいよ」
「神々は結構暇人なのだね・・・」
「と言っても 地上の攻撃はプリズムノアでどれだけ攻撃しても破壊出来ないからね そこでダンジョンを攻略させるって事になったね」
「ミューノア所属と認められないとどれだけの破壊魔法を使ったとしてもミューノアを傷付ける事はできませんでしたね」
「今回 神様達自慢の勇者が挑みにくるみたいだね。そこで同盟国の魔王ちゃん達にも手伝ってほしい。魔王が作るダンジョンだからね!」
「キグナスでもサーベラスでも魔王ダンジョンみたいなの作ってそうだもんね!アイリーンも隠れ住んでたみたいだし そういうのに守られてたんじゃないの?」
「まぁ わらわの国は難関ダンジョンを超えないと人類は来ることは出来なかったね」
「そうじゃな ラーカイズに入るにはダンジョンの魔道具を入手しないと結界が入れてくれないというギミックはあったのぉ」
「何でそんな事するし!?初めから置いておかなきゃ攻められなかったし!」
「た 確かに!わざわざヒントおいてあげるのは魔王の仕事なの?!」
「魔王とはそういう物なんじゃよ!世界のシステムじゃからな 人類有利に作られておるんじゃろう まぁ今代の勇者はゴミカスじゃった。新魔王のベルディオスはそんな誓約知った事かと敵対する人類は滅ぼすじゃろうね」
「元々 我々キグナスの魔族は平和に暮らしていました。それを好き勝手言って人類は攻めて来たのです。勇者カズマに与えられた神器など人類に勝たせるためのアイテムではないですか。」
「確かに世界から魔族は消えてくれを叶えちゃったんだもんね チートだよチート!」
「なにそれ!そんなのずるいし!!」
「わらわと戦った勇者アルトがまともだったのだね?他の勇者パーティーのメンバーはわらわに恐れをなして転移でアルトだけを残して逃げた。そして 勇者とわらわのタイマンで相打ちになったのだよ。人類に騙され 魔王軍と戦う事になったアルトは悔しかったであろうね 戦いの終わりに和解をし 転生魔法で来世は共に生きれたらよいねという事で今のわらわはここにいる。」
「うぅ アイリーン かわいそうだし!」
「そんなパターン多いよね まぁ魔王ちゃんとこの勇者はクズだったけど」
「それで 神アサミ どの程度の勇者がダンジョン攻略に来るのです?」
「そうだねー 今回の神々への攻略報酬はミューノアの依り代生活みたいだからね。うちの応援してくれてる神様達は私達と遊びたがってる。結構な数来るんじゃないかな。勇者には望むままの褒美を授けるみたいだし 勇者もノリノリだと思うよ。」
「BOHでは相当な人気であったね。まさかあの数の神々の勇者が来るのだろうか・・・」
「その可能性はあるよねー!めんどくさいよ!」
「何万人って観戦者いたし!!とんでもない事だし!!」
「しょぼい勇者でも億は超えてるだろうね!」
「ほほっ また神々はワシらの強化を応援してくれるんじゃな」
「ドレインし放題だし!あたしまた強くなるし?!えへー!」
「まぁ 悪そうな性格の奴はエサになってもらっていいね。真面目な子はレベルドレインは勘弁してあげようよ」
「そうですね 正々堂々と攻略を望む勇者には攻略の邪魔はギミックと配置モンスターだけで勝負してもらった方がよいでしょうね」
「わざわざ遠い星から来て1層でレベル1になるとかむごいのだよ・・・」
「ただ その者達をルシフェルで自由に行動させるのかえ?」
「彼ら用のレベルダウンアイテムを作るかな ダンジョン内では元のレベル 外ではレベル10程度になるやつだね。そして対人には攻撃を行えないって制限も付ける。」
「それがあれば何もする事もできないだろうね。さすがゲンゾウ博士であるね」
「安全ならいいでしょう。それで神アサミ 我々は何をお手伝いすれば?」
「そうだねー 参加者のデータはあとで届くんだけど 階層のコンセプト 相手が嫌がるような罠なんかのアイディア出しだね。」
「トラップですか ふーむ。」
「やはりマグマは鉄板じゃろうなぁ~ 他にも氷エリアは人気じゃろう?」
「触手階層がいいし!!触手に絡まれたら媚薬を注入されるトラップだし!」
「一歩歩くごとに色んなデバフが発生するとかいいと思うのだよ。当りは心臓麻痺であるね」
「虫エリアとかは嫌がりそうですね。ゴキブリを放ちましょう。」
「スライムで出来た階層というのもええと思うのじゃ ぬるぬるして歩きずらいであろ?」
「スキル 魔法禁止エリアは必須なのだよ。最下層近辺に設置したらどうしようもないのだよ。」
「やはりダンジョンと言えば ミノタウロスが待ち構えている階層はありますね。神々もガチファイトをお望みでしょう」
「くっ殺にはオークが必要だし!エロイオークを大量に放つし!」
「ふむ 色々あるね そしてカメリアがゲスい アイリーンは確実に殺そうとしてる!」
「あたし日本の漫画でよく見たのあるし!」
「へぇ どんなのかな?」
「エッチしないと出られない部屋ってのがあったし!相手をはじめから用意しとくし!ゴブリンとか置いとくし!」
「カメリア 貴様 極悪すぎるじゃろう!!」
「何で怒るし?あたしは真面目に意見出してるもの!フランのは古臭いし!」
「まぁ 陛下は昔ながらのダンジョンが好きなようですからね」
「魔王ちゃんはちょっとマジメすぎるね!」
「敵対する者には慈悲なんてないのだよ 改心するなら許してあげてもいいのだけれど」
「そ そうかのぉ・・・?神アサミはどうなのじゃ?」
「そうだねー 今収容している犯罪者を解き放ってもいいかもね」
「えへへ アサミちゃん悪い子だなぁ~!BLされてる奴ばっかだね!」
「その階層はモンスターはいない 罪人のホモ野郎ばっかだね!殺すのもためらうだろうね!もしかしたら勇者称号も剥奪されるかも!人間殺しだからね!女の勇者には一切反応しないようにする」
「さすがアサミだしぃぃ!!」
「女の子はかわいそうだもんね!」
「うちの監獄も少し整理したいからね そこのフロアボスはサーベラスんとこのインキュバス王にしようかな あいつ男もいけるんじゃないの?」
「あいつもどっちでもいけるし!でもあいつはショタ専門なんだし!」
「かわいい男の子勇者が狙われるのであるよ・・・」
「ああ ルシフェルの刑罰実験はとんでもないものばかりじゃった・・・」
「そうだね ついでだし新しい刑罰の実験階層ってのもいいかもしれないね」
「物理的より精神破壊系の方がきついのだよ・・・」
「私だったら絶対挑戦しませんね 勇者が不憫です」
「これからの計画は冒険者の育成ダンジョンと勇者用の魔王ダンジョンを作る事になったんだ。まずはその冒険者ギルドの管理するダンジョンをクリアしないと魔王ダンジョンに挑む挑戦権は手に入らない。初級をクリアしないと資格もないって事だね」
「なるほどの 初級ダンジョンはぬるめに設定し 本番のダンジョンは難易度がとてつもないという事じゃな 舐めてかかった勇者は阿鼻叫喚になるであろう」
「ミューノア世界の冒険者は弱すぎるからね!強化させる意味もあるの!」
「そういう事だね まぁ 魔王ダンジョンは初めのうちは難易度低めでもいいかな トラップもよくあるようなしょぼいのでもいいけど 徐々にきっついのを仕込んでいく感じになるね」
「アサミママ ダンジョン内で好き勝手に動ける存在がほしい」
「ん 配置モンスターじゃなくて 自分の意思で行動するって事かな?」
「ルシフェル職員が襲い掛かるというのはダメなの?配置モンスターに任せるより色々嫌がらせできるのだよ?」
「それは勇者にとっては恐怖でしょう 私やラーカイズ四天王でも天界での修行で1兆というレベルまで上がりましたしね。陛下はもう4兆を超えていますしカメリアでも神アサミに魔力供給を受け6000億です。相手にならなそうです」
「フロアボスなんかで待ち構えていいとは言ってたね。それとは別にかー。私達が攻撃したら瞬殺だしなぁー。殺すのはすぐだしどうする?」
「態度が悪い奴にはドレインに向かわせるし!」
「うん そういうので充分なのだよ あとは勇者の嫌いな物を鑑定して投げつけるとかいいのではないかなぁ?妨害だけで攻撃させなければ死ぬこともないのよ」
「地味に嫌な攻撃だね!」
「そういうのも考えてみよう。でも少しは休める階層も必要だよねー」
「バトルだけじゃないのじゃな?」
「料理バトルとかも面白そうですね」
「そういうのも神様放送では人気がありそうだよ!審査員も用意してね!」
「負けたらバツゲームとかいいし!女体盛りとか!」
「カメリアちゃんはおっさん臭いのだよ」
「まぁ バツゲームとかはありだね!」
「カラオケで100点が出るまで出れないと言うのもいいんじゃないかの?どうせ日本人転移者が多いじゃろうから日本の歌もわかると思うのじゃ」
「ゲンゾウさんに相手が望む曲が流れるカラオケを作ってもらおう」
「100点を出すのは中々難しいし!」
「下手すりゃ一生出れないよ!!」
「相当な時間足止めされるでしょう」
「えへへ 私は音の精霊神だからね!結構100点出るよ!」
「音の精霊神すごいのだね・・・」
「勇者の黒歴史を延々とスピーカーから流されるフロアと言うのもいいと思うのだよ」
「マジかー・・・それはきつい」
「アイリーン 何て恐ろしい子なのじゃ・・・」
「アイリーンやばいし!」
「神アサミなら映像付きでも嫌がらせ出来ますね なんという羞恥トラップ・・・」
「私だったらうずくまって動けなくなっちゃうよ!!やばいフロアだね!」
「このダンジョン相当難易度高すぎじゃないかのぉ クリア前提になっておらんじゃろ」
「ちょくちょく送られてくるのもめんどくさいからね 適当にリタイアしてもらおう 失敗して笑いたい神様も多いんじゃないの?」
「神の娯楽ですからね マジメに付き合う必要もなさそうです」
「どうせアサミママの事だから死なない設定にするのでしょう?」
「そうだね おちょくってこっちも楽しめればいいんだよ 死ぬのは後味悪いし」
「勇者が無駄に死ぬことのないダンジョンならワシらが楽しめるトラップを作れるという事じゃな」
「人をバカにする系なら四天王に得意な者もいますね 協力させましょう」
「そうそう その程度でリタイアしちゃうなんてアサミちゃんに挑む資格もないからね!」
「わらわ達のレベルのエサにも出来るようだし 面白そうだね。」
「神様達が娯楽提供しろって言うなら 私達は勇者を使って遊べばいいんだよ まぁまともな勇者で有望な子がいたら交流してもいいけどね」
「胸糞悪い勇者がいたらこらしめてもいいじゃろうな」
「そういう事だね とりあえず考えただけでダンジョンコアが作ってくれる まぁ冒険者ダンジョンは結構早めに作らないといけないけど 魔王ダンジョンは徹底的に勇者の心を折るダンジョンにしていこう。マスターも10名だからね ラーカイズにもマスター権限あげるから好きに作ってほしい。ルシフェルからもアイディア募集するし 採用されたら謝礼は払うからね」
「ほっほ キャサリン カメリア これは趣味とも言っていいのぉ」
「いい暇つぶしだし!」
「ふふ 楽しめそうですね」
「かわいそうだね・・・」
魔王ダンジョンも協力者を得て計画は着々と進んでいくのだった。




