期末戦闘第一試験
「皆 今日は期末試験という事で実技の試験となります。今回の試験内容は2つ 自分の出来る魔法や攻撃スキルで最強な物を披露 そして召喚です」
「ソウジ先生 ワタシとレイちゃんのレベルの最強魔法は危ないぞ?」
「会場が壊れそうだよ。」
「ふふ 安心してほしい 測定器を新しく作ったんだ。」
「壊れるんでないですの?」
「まず 魔法をあの壁に撃つ 見ててほしい。 はああああああああ ソーラーグリッター!!!」
「こ・・・これは・・・」
「ソウジ先生ってほんとに強かったんですのね」
「凄まじい魔力量だよー」
「勇者ってほんとだったんだねー」
ソウジの魔法は何千度の熱をレーザーのようにして対象にぶつける魔法だ。普通だったら食らった者は骨すら残さないほどの魔法なのだが
「す すごい・・・」
「壁に一つも傷がないのです・・・!」
「あの数字はなんですの?」
壁には 999999との数字が表記された。
「まず 今回 ゲンゾウ博士に依頼した測定器の説明をするね。あの壁全体が攻撃の威力を測定するものだね。絶対壊れない。攻撃の威力を数値化するという依頼で作られた壁だ。」
「なるほど。思いっきりやってもいいってことだな!」
「安心した 破壊するかと思ったね。」
「999999というのはどのくらいの数値なのです?」
「そうだねー。限界が999999だと思ってくれていいけど ボクの999999とアサミさんの999999は全くの別物 と考えてくれていいよ」
「測れる数値限界という事か アサミ姉ちゃんだと壊れないというの無視して完全に壊れるだろうね。」
「ははっ あの人と一緒にするのはやめてくれよ ボクはまだ人間で到達できる強さだということだね」
「ひどい言われようなのです・・・!」
「ワタシからいくぞ!!」
「順番は誰でもいい 今日の試験は1日通して戦闘試験だからねSクラスの試験が終わり次第Aと順番にやっていく。他のクラスも見学しているからね。」
「アイ Sクラスの強さを見せるのです!」
「あああああああああああああああ!アイスエイジ!!!!!!!!」
アイの得意魔法は氷魔法だ。会場内は極寒ともいうべき温度に冷やされあっちこっちでくしゃみが出るくらいの寒さだ。ソウジの防御魔法で会場にいる全ての生徒に怪我のないようにガードされる。
巨大な氷が壁に激突し数値が出る 48720
「ぜ・・・全然だぁ・・・」
「ふふ そう簡単に限界数値を出されたらボクの立場がないからね」
「先生 アイの数値はどの程度なんですの?」
「比較対象がいないとわからなかったね まず勇者全員にやってもらった 999999だったね 今ミューノアの勇者は全員何千億というレベルを持っている アサミさんルナさんなどの上位陣は1兆超えているんだ。 一般の生徒でそのレベルを求めるのは酷だよね」
「あそこと一緒にされたら困るよ!!」
「次にアイのお父さんお母さん 二人は今だと1億ほどのレベルだね」
「パパとママを出すのもズルいぞ・・・!」
「アイのご両親は普通の方だと思っていましたわ・・・」
「ご両親の最強魔法で100000ほどだった 1億に対して10万程度の数値だと思う」
「つよっ!!」
「すごいですわね・・・」
「次にレベル8000万程度で80000くらい どんどん落としていった 今のSランク冒険者で大体強い人でレベル20000程度 それで数値は200ほどだったね 今のルシフェル女学園の生徒の最低レベルは2000ほどになっている 今回の合格ラインは20だね」
「なるほどね」
「その程度ならなんとか・・・」
「でも魔法って体質もあるのではないしょうか?」
「戦士の家系とかもあるよねー。それで不合格になるのはかわいそうだよ」
「今回は魔法だけでなく攻撃スキルなら何でもいいということだよ 魔法じゃなくてもいい あの壁はあらゆる攻撃を数値化するからね」
「最初からそれ言ってほしいよ!」
「言ったんだけどなぁ・・・」
「確かに言っていたね」
「戦闘実技だからね 魔法でも物理でも好きにしてほしい。自分の得意な最強技で挑んでほしいね」
このソウジとSクラス生徒の会話は 試験会場にある大型ヴィジョンで放送されているので会話が他のクラスにも聞こえている。合格ラインが20と聞いたので アイは規格外という事で目標除外するようだ。そして魔法が得意ではない生徒も安心して自分の得意攻撃をする事に決めた。魔法にこだわっていた場合不合格になっていただろう。
「ん- 私とアイの数値は他の子は気にしなくていいって事かな。レベルが違いすぎるからね」
「そうだね レイとアイは試験免除でもいいくらいだよ」
「私達は20を超えたら充分つよいってことなんですのね?」
「その通りだよ 他の学園の生徒で 2000以上のレベルというのは カトリーヌ・レイズヴァイン嬢しかいないという報告を受けているよ この試験を他の国の生徒が受けたとしても20を超える事はないとボクは思う」
「カトリーヌお姉様が他国では最強なのですね・・・!」
「彼女はアサミさんのお気に入りだからね 強化されているから今のキミ達より相当強いと思う」
「せっかくだから私もやってみるよ」
「キミはボクの勇者時代よりはるかに強かったからねぇ」
「まぁ 私も今の限界でどのくらいか試したいと思っていたからね 思いっきりやれるなら数値として知っていたかったよ」
レイは全属性使える そして得意なのは闇魔法と火魔法だ。
レイの腕からは黒い龍が出現していた。
「あっ その技は・・・!」
「まさかっ!!」
「はーっはっは!もう私からお前は解き放たれた!!好きに暴れるがいい!!!もう後戻りはできんぞ、巻き方を忘れちまったからな!!!」
「レイ 包帯巻いてないじゃないか!!!」
「な 何て廚ニなの・・・!?」
「邪王炎殺黒龍波!!!」
これは 昔ミッシェルとマンガを読んでいて参考にした技だ ミッシェルが成功していたのを見てかっこいいと隠れ廚ニ病だったレイは毎日練習した。そして完成させた時ミッシェルは悔しがった。
ミッシェルのジャパニメーションはアニメの技をパクってそのまま使えるというスキルだが 正式な名前は叫ぶことはできない。なので自分で名前を付けるしかないのだが レイはマンガのオリジナル技として叫んだのだ・・・!
レイの身体に巻きつくように踊る一匹の燃える黒龍 そして激しく壁にぶつかり大きな爆発音が聞こえた。
「ケホ ケホっ」
「すごい音がしたよー」
「うるさかったねー!」
「どのくらいの数値が・・・!」
「なっ!!!」
「999999だと・・・」
「ふっ こんなもんかな」
「レイちゃんかっこいいいいいい!」
「まぁ キミのレベルだとそのくらい出るとは思っていたけどね まぁこの学園でキミの全力を出したら誰か殺してしまうかもしれない 決して本気を出してはいけないよ」
「はーーい」
「やっぱりとんでもないわねレイは」
「せんせー!2人のあとだとみんなしょぼいと思いまーす!」
「ははっ 二人がおかしいだけだよ キミ達もそんじょそこらの国民では考えられないほど強いと自覚してもらう為の試験なんだ。気にしないでやってほしい そして朗報だ。今回の試験で数値が100を超えた生徒がいたら クラス関係なく無条件でSクラスに移行してもいいと学園長は言っていた」
『ええええええええええええええ!!!』
会場の全生徒もびっくりである。試験結果が出る前に数値を超えた生徒はSクラスに確定と発表されたからだ。
Aクラストップのリィエルは目を輝かせている。キングレオは強ければ尊敬されると言う獣人国家である。銀狼獣人のリィエルはパンジャからこの試験の為に修行を受けていた。ドレインでの修行は許されなかったために一般兵と混じってのモンスター討伐だったが現在レベルで42000ほどだった。確実に超えるだろう。そしてそんな彼女だが何故Aクラスかというと 緊張しすぎて朝まで起きていた為に入学試験の筆記で寝ていたからだ。
リィエルは標準時は頭もよいので受験当時は運が悪かっただけなのだ。
筆記が散々だったがキングレオの王族 そして戦闘技術が高いということでAクラスに入れてみただけである。
そして今回この試験で数値を残せば問題なくSクラスに移行できるだろう。
この3か月半ほどで入学当時50レベルほどだった生徒も今はレベルが最低でも2000 戦闘訓練は貴族令嬢として必要なのか?という点もあるのだがSクラスはレイ アイとの修行を休日にしていた。ドレインは許可されていないがルシフェルの修行場でのモンスター討伐訓練により学生レベルではないほどに戦闘技術は磨かれていたのである。
第一試験結果
アリシア・ワリーノ 457
マリアンヌ・ガードナー 413
クラウディア・フォーチュン 424
リディア・シンクレア 407
ジョセフィーヌ・オーキス 411
サーナ・ガンダーラ 398
ユーナ・ガンダーラ 398
リベルカ・ラスティ 438
アイ・サワキ 48720
レイ・S・ルシフェル 999999
そして
リィエル・レグルス・キングレオ 421
リィエルがSクラスとして移行が決まったのだった
他の生徒も30~80など不合格者はいなかったのが救いだろう。




