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出演依頼

「ちょっとあなた ルシフェル城の貴族部門までわたくしを案内なさい?」

「えーっと?どちら様かしら?」

「ん どうしたミク」

「ええ このご令嬢が貴族部門に行きたいみたいなの」

「迷子か?どちらさんですかね?」

「まっ このわたくしを知らないというの?」

「ああ ごめんなさいね ルシフェルに来てから私達あんまり時間が経ってないのよ」

「すまない どこかの有名な令嬢だったら失礼な事をしてしまったな 許してほしい」

「まぁ いいでしょう よくお聞きなさい?キングレオ スティブルク公爵令嬢ビアンカですのよ お見知りおきを」

「これは失礼を 勇者ミクです こちらは勇者ケンゴ アサミさんの友人と言ったところです」

「こちらの国に来てまだ1か月と立っていないんだ 何か気分を害することがあったようならお詫びするよ。さぁ 行こうか」

「え ええ・・お願いするわ」

「それにしても ルシフェル城はルナフェスが終わったって言うのに大忙しね」

「そうだな 9月には遅めの夏休みで上層部が一斉に休みとるみたいだからな 大体の仕事は早めに終わらせるらしいぞ」



「ビアンカ様も何か急用でいらしたのかしら?」

「ええっ!そうなんですのよ!今日はパーティーの相談で参りましたの 訪問時間はあと1時間と言ったところなのだけど 少し迷ってしまいましたの」

「なるほどな 貴族のご令嬢なら豪華で気品のあるダンスパーティーと言ったところか パーティーのプロデュースもルシフェルではやってるみたいだな」

「私達には似合わない世界ね」

「まぁ ルシフェルの上層部はほとんど未婚だろう?そういう貴族パーティーにも誘われる事もあるんじゃないのか?」

「ん- 公爵令嬢のお嬢様の前で行ったら失礼かもなんだけど みんなそういうパーティーは遠慮してるみたいね」

「へぇ そりゃまたどうして?」

「勇者以上や国にいなくてはいけないような人は大体が伯爵以上でしょう?一つの国のパーティーに行ってしまったら全部の国のパーティーに行かなければなんないからそういうのはよくないみたい。他の国のパーティーに参加しない代わりに豪華なパーティーはルシフェルで定期的に開催してるみたいなのよね」

「確かに一つの国に貴族は100以上ありますわね 単純にこの世界の国が10以上あったとしても毎日パーティーになってしまいますわね」

「そりゃ大変だ アル中になっちまうな ハハハ」

「さ 着いたわビアンカ様 ここが貴族部門の応接室ね」

「あら 感謝いたしますわ!」


コンコン 

「キングレオの公爵家のご令嬢ビアンカ様をお連れしたわ」

と 中から入ってよしの合図があると3人で入室をした

「はーい おっ ミクとケンゴか ご苦労様だね」

「いや 俺らも内部地図を頭に入れているけど 実際に着くまでヒヤヒヤしてたけどな」

「ルシフェル城は広すぎて何度か迷いそうになったわ」

「では ルシフェル公爵アサミ・I・ペンドラゴンです よろしくお願いしますねビアンカ嬢」

「ルシフェル伯爵 ルナ・I・ペンドラゴンだよ よろしくね!」

「ひゃひゃ こ・・・これはこれはアサミ様ルナ様 キングレオ 公爵令嬢ビアンカ・スティブルクでございましゅわ どうぞよろしくお願いいたしますの!!」

「じゃぁ 私達は戻るわね」

「いや 二人にもちょうどいいから仕事を見ていってほしい」

「えっと?ビアンカ様のパーティーの企画だったかな?」

「俺達よくわかんないけどいいのか?」

「女の子の意見と男の子の意見も大事だからね」

「そ・・・そういう事ならお願いいたしますわ!」



「まず 今回のスティブルク家のパーティーのプロデュースなんですが 参加者はどの位の規模なのでしょうか?」

「ええ・・・ 本当なら父とも来るべきでしたの まずはお詫びを 急用が出来てしまったんですわ 申し訳ありませんでした!!!!!!!!!!」

「いえいえ なんかすっごい謝られてるけど・・・・落ち着いてね 開催は11月でしたね」

「はっ はい!!ええっ!わたくしの誕生パーティーですの わたくしはキングレオの第9皇子サーベリアス様の婚約者ですの パンジャ陛下もいらっしゃるので 規模は400人ほどですわね」

「パンジャさんか かっこいいよな」

「大人の魅力たっぷりって感じの人よね」

「となると 食べ物いっぱい準備しないといけないね」

「というか キングレオって王子多すぎない?」

「30人以上いたと思うよ」

「そうですわね まぁ キングレオの王子 王女は誰一人パンジャ陛下とは血がつながってはいませんわ みんな養子ですわね」



「突っ込んだ話聞いてもいいだろうか?」

「なんですの?」

「そんなに王子ばっかいて王位継承権とか大変そうなんけどそこって大丈夫なのか?」

「あー 確かにそうだよね パンジャさんに勝てばいつでも王変わってやるから襲ってきていいぞとか言ってたけど パンジャさんに勝てるのってルシフェルでもそうそういないよ」

「そうだね! 私とアサミちゃん クリスちゃんとまぁ全部で10人くらいだね!」

「それじゃいつまでたっても王位継承行われなそうだけど他の王子は納得してるのかな?」

「ふふ わたくしとサーベリアス殿下は王位などどうでもいいんですの 婿入りしてもらうんですのよ 他の王子殿下もパンジャ陛下がいらっしゃればキングレオは大丈夫だっていっていますわ」

「キングレオって結構平和だよね 普通それだけ王位継承者がいるなら血で血を洗う王宮大戦争みたいな自体になってそうだけどね」

「全員養子ってことなら妃殿下の争いに巻き込まれないってことかもしれないわね」

「あー 第何王妃とかの自分の子を使っての王位争いかー そういうのもないなら平和かもね」

「ですが・・・」

「ん?どうしたの?ビアンカ嬢」

「パンジャ陛下はビースターの王女殿下ばかり可愛がっている という不満はあるみたいですわね」

「確かに・・・私たちも2年くらいの付き合いだけどビースター以外の王子王女知らないね!」

「そうなんですの!他の殿下の皆様は ルシフェルとほぼ繋がりがないから目立たないといつも嘆かれているみたいですわね」

「なるほど・・・好きに観光なりしたらいいのに!」

「アサミさん そういうのじゃないと思う!ようは自分達も何かしたいと言う事じゃない?」

「ふむ となると芸能活動とかかな? 48人くらいでアイドル活動させるとか?」

「んんっ!?アサミ様 言いにくい事なのですが 第一王子殿下はもう外見年齢は人間でいう50代ほどになりますわ!」

「パンジャさんで20代くらいに見えるけど?」

「種族特性ですわね ホワイトライオン種はお年が高齢であってもほぼ死ぬまで人間の20代ほどなんですのよ?」

「あんなイケメンでもおじいちゃんって事なのか!」

「えーっと ビアンカ嬢は失礼だがまだ16歳くらいだよな?」

「お恥ずかしいですが私は161歳になりますが人間にすると16歳ですわ サーベリアス様は148歳となりますが外見年齢は15歳ほどですわね」

「ほんとにこの世界は見かけと実年齢が信じられないな」

「と言う事は まだ子供 それも人間でいうと10代以下に見えるって子も多そうだね?」

「そうですわね 第20王子殿下以降はまだ10歳以下に見える殿下も多いですわ」

「20代以下の外見を持った王子王女だったらアイドルとかも人気出そうだね」

「モデルや俳優なんかもいけそうだな」

「あとでミューノア放送に企画持っていかないといけないね」



「あ あの!今日はわたくしのパーティーの企画ですわ!!」

「おっと そうだったね 何か希望はあるのかな?」

「出演交渉ですの ですが人気がありすぎて大丈夫か心配なのですわ」

「ほぅ うちの所属の人とかかな?」

「アサミちゃん 誰を希望するのか聞いてみよう!」

「あの・・・あのですね・・・ ミカエルの皆様なんですの!」

「え 私達?」

「ふむ まぁ収録がなければ予定は空いていると思うけど少しだけ時間貰えるかな?」

「アニメの収録もあるかもしれないのですわね お忙しいのに申し訳ありませんの」

「ミカエルとして貴族のパーティーに呼ばれるのは初めてだね!」

「パーティー参加者としてのはどこの貴族の人でもいつもお断りさせてもらってたけど バンドとしての出演依頼ならいいと思うよ せっかくの誕生日なんだし。ビアンカ嬢が応援してくれてるのがミカエルなら祝ってあげたいよね」

「アサミちゃん ファンサは大事だよね!」

「ひっく ひっく・・・ うれしいですわぁ・・・」

「わわっ ビアンカ嬢 うれしいのはわかるがほら ハンカチで拭いた方がいいぞ」

「そりゃ 推しが自分のパーティーに来てくれるなんて最高よね」

「ありがとうございますわ・・ひっく・・」

「といっても パーティーのお客様が全員ミカエルのファンってわけじゃないなら少し緊張するね 盛り上がらなかったらどうしよう・・・」

「大丈夫ですのよ わたくしのお友達は皆さんミカラーですから」

「ミカラーってなんだ?!」

「わかんない!アムラーみたいなものかもしれないわね!?」

「ミカラーというのは ミカエルを応援するファンクラブの事ですわ わたくしのお友達も入会してますの 今ですと24万人もいるんですのよ」

「ビックリだよ!本人知らない間にそんな組織出来てたなんて」

「アサミちゃん 初めて知ったね!」

「ビアンカ嬢 私達はそんなに大勢の人達に支えられていたんだね 知らなかったとはいえありがとう!今度ファンクラブ限定イベントでもやってみようと思う」

「なっ 感激ですわ!こんな一ファンのお願いを聞いて頂けたにも関わらず はぁ 尊いですの まさに神対応ですわ 今日は朝から緊張して 喉が渇いて仕方がありませんの」

「ああ だから最初様子がおかしかったのか!緊張してたのか!」

「ふふ 神対応か まぁ 神だけどね?」



「それにしてもミカエル大人気だな 今度のアニメで主役食っちゃう勢いなんじゃねぇか?」

「それはまだわからないわね ヨウチューブで出てはいるけど 地球ではほぼ新人バンドでしょう?知名度が圧倒的に足りないわ」

「声では負けるかもだけど こっちはミューノアの人気バンドだからね!ただでやられるわけにはいかないよ!」

「そうだね うちの地球の事務所でも ミューノアタレント祭りみたいなの考えてるみたいだし まぁまだ私達はデビューしてないけど アニメ放送と同時になんかやらかすみたいだよ」

「楽しみですが わたくし達は見る事ができないのですわね・・・残念ですわ・・・」

「ふふ そういう意見もあると思ってミューノアの人達には特別招待券を配るみたいだよ!!」

「わわっ なんという事でしょう!事前申し込みは必要でして?!」

「とりあえず 公爵家以上の子供には優先的に配るとかそんなこと言ってたなぁ」

「ただ 地球を歩き回るから 講習が必要みたいだけどね」

「ああ ルールを覚えないとすぐ補導とかされそうだな 見かけは日本人じゃないからな」

「外国人観光客には見えるかもだけれど 大勢で歩いてると目立ちそうね」

「何か問題あるかもしれないからね そういう講習を受けてくれる人だけ地球でのイベントに参加してもらうって事になりそうだよ」

「なんてことでしょう!是非ともですわね!!」

「あはは まぁビアンカ嬢は公爵令嬢だし 当確でイベント参加できると思うよ 私達は何をするかまだ聞いてないけど楽しみにしていてほしい」

「感激ですわ!!」

「では まず 私達ミカエルはパーティーの出演OKということで 細かく決めていこうか!」

「はいですわ!皆さんアイディアをお願いいたしますわ!」



そして 5人でビアンカ嬢や招待客がよろこびそうなイベントや料理を考え満足げに帰っていくのだった。ルシフェルにはこう言った仕事もおおいのだ。

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