ガゼフィス世界のこれから
今年初めて行われたルナフェスだったが とてつもない来場数であった。
ルシフェルの代表する人気バンドが登場するだけで会場は割れんばかりの拍手と大歓声
今回用に作ったアニメの新曲もアップテンポであったり 可愛い感じであったりとバンドのイメージに合っていると大好評だ
制作会社の作曲家や関係者も招待されており 客の盛り上がりに圧倒され このアニメ企画は充分に売れそうだと満足するのだった。
地球からのアニメの新バンドも初めてのステージ 色々な種族からの応援に かわいい かっこいい
ファンたちの姿を見て自信を持って披露するのだった
ルナフェスも終わり お疲れ様会をし サインをもらったり隠し芸をしたり 美味しい料理やお酒を飲み楽しい大宴会が行われる
新規のガゼフ勇者 ミルフィーネ勇者 沢木家もこんなに最高なライブは初めてで 今回は途中からのイベント実行委員だったが 次回からは初めから手伝いたい と立候補するのだった
初のルナフェス大成功である この3日間で生まれた精霊は数十万となっており 生まれたばかりの精霊はまだ意思疎通もあまりとれないために 外敵のいない場所で大事に育てられるようだ
そしてお疲れ様会の次の日
「子ブタさん・・・私のうちに来てくれませんか?」
「それは 専属護衛と言う事でござるか?」
「ええ これからもずっと守ってくれたらうれしいのですよ」
「そ それも楽しそうでござるが・・・」
「ええ・・・ 私子ブタさんと一緒にいたいのです」
「それは夫としてでござるか?」
「そ それはわかりませんが 子ブタさんと過ごした一夜楽しかったですよ」
「ピニャ氏 あなたは大変な物を盗んだでござるよ」
「私そんな事していないですよ!」
「いいえ 盗んだでござるよ ボクの心でござる」
「まぁ!素敵ですね」
「ふふ ルパン カリオストロの城でござるな」
「はい確保ー 未成年との淫行の疑いがありますわ」
「え ソフィーちゃん このデブやっちゃったのかな!?一夜とか言ってるし!」
「疑わしきは罰せよですわよ こっちに来るんですの」
「マジかよ ヨースケ・・・お前・・・」
「なっ 誤解でござるよ!アニメを徹夜で見てただけでござる!!」
「子ブタさーーーーーーん!」
「ピニャ氏 無実でござるよーーーー!」
「私待ってますからね!!また会える日を!!」
ヨースケとピニャの護衛関係は続くのかはまだわからない
連れていかれた執務室では いつもの執務メンバーとサワキ姉妹 ケンタロウが待っていた。
「それで あんた もしかしてだけど子供に手を出してないだろうね?」
「アサミ姉 あのお嬢様 14歳って言ってたよ!」
「ユイよりおっぱい大きかったけど あれで14歳なの!?異世界脅威ね」
「お姉うっさい!!」
「アサミ姉さん ルシフェルは15歳からなら婚姻は可能なんだよね?」
「そうだね まぁ私としては15歳から何年かは生活基盤を整えるお付き合いを送ってほしいけど」
「おいおい ヨースケ そりゃまずいだろ お前もう26だろ?あっちの世界じゃ中2の女の子じゃねぇか?」
「そうだね!このロリコン!」
「なにがボクの心ですだよ おめー ルパン好きだろ」
「そ そりゃ好きでござるが ひどくないでござるか?ただのネタでござったのに!」
「あっちは貴族のお嬢様なの あんたこっちじゃ住所不定無職みたいなもんでしょ!いくら勇者でもガゼフの勇者なんて平民とかわんないの!格差社会で許されるわけないでしょうが!」
「ちょっとこの方は貴族社会を舐めている気がしますわ」
「平民とお嬢様の恋なんて マンガじゃねぇんだからよぉ」
「そうですね いくら異世界だと言って未成年は少しまずいですよ」
「もし ヨースケのネタで求婚してるとあっちが勘違いしたらどーすんだ?」
「そ そうでござるなー・・・ 爵位を取って責任取るしかないでござるよ・・・」
「ほぅ しょうがない チャンスをあげるよ」
「アサミ姉?!何かあるの?」
「ダンジョン階層を一つあげる ヨースケ君の好きなように運営していい」
「マスター それは?」
「まぁ聞いて そこで盛り上がるような領地を作って試験的に責任者をしてもらう」
「アサミちゃん 大丈夫なのか?赤字になるかもしれねーぞ」
「アサミ氏 それはボクに領地運営をしろということでござるか?」
「ルシフェルでは職員に男爵や子爵待遇のお給料を払っているけど 領地経営を頼んだりはしてないんだ 勇者には伯爵位をあたえてる」
「そうですね そういうのに興味ない 責任がないで貴族位を持てるというのでこのミューノアの貴族のルシフェル職員には人気となっていますね」
「貴族ってのは皆領地を持っていると思ってたよ!」
「まぁ ルシフェルの貴族というのは 給料ランクみたいなものなんだわ」
「もちろん 侯爵 公爵とかになると領地経営もしないといけないけどね 実質 みんなのたまり場みたいな階層を作って一般には解放してない」
「ああ そうだねアサミ姉のペンドラゴン領は身内の家の密集地みたいになってるね!」
「温泉とかプールとかコレクション倉庫とかあるわね!」
「そこで ヨースケ君には 観光街ダンジョンを作ってもらう そこは一般人が住んだりもできる。その領地が人気になってその階層に住む人口も増えて成功したら伯爵位を与えようと思う」
「え アサミちゃんそれ大丈夫なのかよ?別に俺らここに永住とかじゃねぇんだけど」
「そんな事言って!アサミ姉 この人達ガゼフには魔王が出現したらその期間だけ帰ってルシフェルにほぼ住むとか言ってたよ!」
【こちらは 気にしないでよいぞ ルシフェルにいればいるだけお前らはワタシの勇者としてつよくなるからな ルシフェルで修行をするがいい】
いきなり誰もいない方から声がした 光のオーブが喋っているようだ
「ガ ガゼフ神か!? いいのかよ!?」
「ほんとうでござるか!?」
「ガゼフ神か・・・ 私 あなたに文句言いたいことあったんだよね・・・」
【ど どうしたアサミ・・・!?】
「たしかにあなたのヨースケ君とケンタロウ君を援軍で使ってくれって気持ちはうれしかったけど
もっと早くに送ってくれたら 今頃レベル20億位には行ってたと思うよ?」
「ああ 確かにそうだよな!俺らが来た日にピタっと勇者と魔王の襲来が止まっちまったらしいし」
「あれ ボクら何のためにきたのかわかんなかったでござるよ」
「ガゼフ神が未来読めないはずないじゃん 送り込んだ日にマイとユイが来て解決するのもわかってたと思うよ?」
「アサミ姉!じゃぁこの二人は安全を確保出来てから送られたってこと!?」
「なるほど 勇者騒動が終わって 間に合わなかったけど 修行はつけてやってくれって事ですか」「援軍には出しましたが解決したようですね よかったよかった じゃ ついでに住まわせて修行を付けろ 援軍を出した代わりにレベルをよこせって話なんだね・・・!」
【それは誤解だ!ワタシは神様放送を見て急いで準備をしていたのだよ そして手続きが終わる間にその姉妹が来る日になってしまっただけだ!】
「そうか・・それだったら決めつけて失礼な事を言ってしまったね」
「まぁ マイとユイの来た日の午前中には勇者PTが5人来ていましたけどね」
「うちとお姉がルシフェルについたのはお昼だったね!」
「そうね シャングリラから情報を集めてゲートで来てラーメン屋をすぐ見つけたんだったわ」
「俺らがきたのは8時くらいだったな」
「黙ってルシフェル城に行けばよかったんでござるよ!!」
「マイとユイの来た日にちゃんとルシフェル城に送ってもらえればその二人は今の数十倍は強かったでしょう」
【そうだな・・・くっ ワタシとしたことがもう少し早く送っていればアサミの力になれたものを】
「ほんとかよ・・・」
「まぁ 本人達も修行はマジメに取り組んでるし 財産もしっかりしてるから別にいてもらってもいいんだけど 当日に手紙だけ渡されるんじゃなくて 夢か念話かなんかで事前に連絡ほしかったよ」
「そうですね 住める家などの用意も早めに準備できていたでしょう」
【アサミよ すまなかった・・・!】
「謝ってもらえるならいいよ まぁここに住んでガゼフィスの危機に二人が戻るかは任せるけど 危機って知らせられるの?自分で事前に調査して世界の異変に備えてくれっていってなかった?」
「確定してるのは10年毎に蘇る魔王くらいしか俺ら聞いてねぇな」
「世界の危機って言ってもボクらはあのガゼフ世界の全大陸に知られてるわけではないでござるからなぁ 小国の勇者って感じでござるよ」
「1個の大陸のシステム魔王を倒したって感じだと思うぜ?他の大陸では俺らの事知らねぇと思う」
「ソウジ君と同じような感じか あそこも別大陸ではしられてないようだったね」
「一度ガゼフィスに戻ってある程度やばそうなの潰しとくか?今の俺らだったら苦労なく処理できると思うぜ?」
「それも相当時間かかりそうでござるなー」
「ふーん お知らせさん ガゼフで魔王復活までの危険な事は?」
お知らせ:10年以内の脅威だと勇者ですね
「なんでござるかそれは!!」
「勇者っつーと俺らか?」
お知らせ:今回お二人は勇者として魔王を倒してしまい力を示しました。そこで同じように勇者召喚をし自国の戦力にしようと各国が勇者を異世界から呼びだします。そして 勇者を頭にした各国の勇者大戦となるわけです。魔王戦などは比にならないほど世界が乱れます。
「めんどくさっ 昔のワリーノみたいなもんか」
【アサミのスキルはすごいな・・・ワタシでも新たな勇者が呼ばれる 程度にしかまだ把握していないぞ なるほどな そうなるか・・・】
「おいおい ガゼフ神から神託くだせねぇのか?もう勇者はいるから必要ないとかよぉ」
「ボクらあっちこっちの問題解決に動いてもいいでござるよ?余計に勇者増えて戦争が各国で勃発するとかボクらの意味がないでござるよぉぉぉ」
「まぁ そうだろうね あなた達二人は魔王を倒した英雄であるけど その強さを持っていない国にとってはいつ攻められてもおかしくない最高戦力になっちゃったんだよ」
「戦力をもっていない国は魔王より恐怖だろうね!」
「第二の魔王候補ってことだな 二人を召喚した国はまさに世界一の国と言っても過言じゃないぜ」
「よくラノベにもあるよね!魔王を倒した勇者を扱いきれそうにないから 処刑するとかね!」
「アネモネ神の世界がそうなっていましたね ムリやり地球に戻そうと思って勇者に返り撃ちに合い支配された世界となっていました」
「まぁ 勇者召喚ってさ 結局は勇者とかかっこいい名前に誤魔化されたただの異世界からの誘拐だよね?もし 私が自衛隊なんかにこの現状を報告するとして 異世界につなげるゲートかなんかを渡したら?」
「愛国心つよいでござるからな 奪還作戦をして 近代兵器で世界を壊すのもまぁ簡単でござろう」
「まぁ しないけどね ミューノアの場合は直通とか一番やばいからね 私の世界を攻撃してきたらどれだけ死人が出ても私達ルシフェルで追い返すしかなさそうだし・・・地球での芸能活動や観光なんかも出来なくなりそうだよ」
「アサミ姉 それはやだーーーーー!まだ東京いったことないもーーーん!」
「ふふ あとで遊びに行こうねほんとユイはかわいいな」
「やった 東京♪東京♪」
「アサミ姉さん 私も!」
「はいはい マイも行こうね」
「わーい!アサミ姉さん大好き!」
「文明レベルが低い世界に地球からの移動装置が出来たらすぐにでも制圧されるだろうな 救出だけじゃなく領土を欲しがったりよ」
「異世界は地球からの召喚を舐め腐ってるんだよね!」
「そうですわね もし最悪な科学者などが勇者として呼ばれたら バイオテロなども起きる可能性がありますわ 他にも異世界無双などのアイディアはマンガや小説にも多いでしょうしね」
「こりゃ ガゼフの勇者召喚止めないとまずそうだぜ?」
「えーっと あなた達はどういう風に呼ばれたのかな?」
【10年毎に魔王が復活することはわかっておったのだが 今回の周期にはもう前勇者が死亡していたからな そこで王の懇願で聖女を通しワタシに通じた。そして新たな勇者召喚を認めたわけだ】
「結構 ストレスではげてた王様だったな」
「人がよさそうな王でござったよ」
「今回 うちらと違ってガゼフ神は二人を大事にしてるんだよね?リンク切って自由に動いてもらうのもガゼフ神がかわいそうだよ」
「そうね アルカントみたいに遊びで勇者にしたわけじゃないでしょうし」
【ワタシの世界の民は弱いからね 今回ケンタロウとヨースケは地球の文化や作戦などを使ってうまいこと戦力を上げてくれた善良な勇者であったが これから先勇者召喚でどれだけの性格破綻者が呼ばれるかもしれん状況だと少しまずいな・・・】
「あ アサミちゃん!ワリーノの最期の召喚者とんでもなかったね!」
「ああ 暴走族の集団を呼び出して 持ってたバットで叩き殺されてたね ついでに呼ばれてすぐに魔法を使えたからワリーノ城大火事になっちゃったんだったね」
「そんな・・・」
「ユリーネちゃんが生きてたのはまぁ 奇跡みたいなもんだよね」
「ガゼフ神も知ってるよね?キグナス勇者」
【ああ 知っている 世界に騙されて罪もない魔族を滅ぼそうとした愚か者だな】
「ああいう感じで騙されて自分の国以外は悪者とか洗脳されてあっちこっちにケンカ売られたら?」
【考えたくもないな・・・】
「ガゼフ神がヨースケ君とケンタロウ君を召喚したの?」
「俺らの場合は国の召喚魔法師の100人が3日魔力貯めた神殿の魔法陣からだ。ガゼフ神が許可出さないと使えないはずだぜ?」
「そうでござるな ガゼフ神からの正式な勇者として召喚されたでござるよ」
「その魔法陣ぶっ壊して終わりじゃない?どっちにしろガゼフ神の許可ないと使えないならあっても意味ないじゃん」
【いや そうでもないのだ 簡単な魔法陣であるからな もうすでにワタシの許可なしで呼べる疑似的なものは各国で所有しているな ただそうなるとどんな者が呼ばれるかもわからない】
「うへ 異世界ですでに勇者とかでレベル高くて性格悪かったらその時点で詰むじゃん」
【アサミよ 何か考えはないであろうか?】
「そうだねー 二人を現人神認定したら?もし変な事をしようとした国があったら二人に潰されるとか言っとけばいいんじゃない?まぁ 世界の守護神でもあり破壊神でもあるよね」
「俺らが裁くってことか?」
「その代わり 最悪な魔王みたいな者が現れたら処理しますって告知すればいいんだよ」
「勇者召喚をしようとした国も合法的に処分するって事伝えておいたら!?」
「もうこの二人がいる限りは勇者何て必要ないだろうしね まぁそれで国同士の勇者大戦が起こったとしてもそれで二人に滅ぼされたら自業自得だよね」
「滅ぼさないでござるが・・・協定は必要でござるな」
【恐怖政治になりそうであるが・・・この二人ならまぁ大丈夫であるか・・・ほぼここにいるのだろう?ガゼフィスにてずっと見張るというのでもあるまい】
「勇者召喚が影でコソコソされてたら私は知らないけどね」
「アサミちゃん 協力してくれねぇか?ガゼフィスできな臭い事があったら教えてほしい」
「その場合にはボク達が動いて解決に向かうでござるよ」
「まぁ お知らせさん 勇者召喚をしようとしてる国とかの察知はできそう?」
お知らせ:お二人がガゼフの精霊契約をして国中にスパイとして監視させておけばよろしいのでは?
「アサミ姉!それは危険だよ!」
「ユイ?どうして?」
「精霊を通して 着替えとか覗きしそうだもん!」
「あー・・・・」
「大概この妹失礼じゃねぇか?!!!」
「そうでござるよ!ボクらは紳士でござるよ!」
「きゃっ アサミ姉 こわーい」
「まぁまぁ しょうがない 私がある程度監視環境を作っておくよ ユイそれならいいんでしょ?」
「そうだね アサミ姉なら完璧だよ!」
「ふふ ユイってばアサミ姉さんに甘えちゃって!」
「へへっ!うちはアサミ姉の勇者だからね!」
「まぁ 別に勇者とかやってもらう事もないんだけどね」
「ひどーーーい!がんばるし!」
「じゃぁまず ガゼフ神は二人の現人神認定と 今後起こる勇者召喚の危険性 世界での勇者召喚禁止の告知くらいすればいいんじゃない?」
【ワタシがワールドヴィジョンなどを使って話すことは出来ない 世界に関わりすぎているからな 聖女を通しての神託くらいならよいであろう】
「それ破った国はまぁ 二人が話し合いにいくなり潰すなり好きにしたら?」
「そうなる前に警告くらいはしねぇとだな」
「また大変そうでござるよ」
「それはそれとして 領地は作ってもらうからね」
「ケンタロウ氏も手伝ってくれるでござるか!?」
「ようはシムシティだろ まぁいいぜ?」
「今の時点で客として扱ってはいるけど 領地を作ってる間はそうだねー 暫定伯爵としてあげる」
「そうなると立派な職員ですね 給料も出しましょう」
「領地が完成したら伯爵になるね」
「共同経営みたいなもんだな まぁいいぜ ただこの国においてもらってるだけじゃ悪いと思ってたからな」
「そうでござるな ある程度の地位を持たないと貴族位との結婚も許されなさそうでござるし」
「逆に言えば あなた達が貴族の場合は平民を正室に迎えるなんてのも出来ないだろうしね」
「貴族との結婚を望めば爵位が必要 平民との結婚を望めば相手を正式に嫁と周りに紹介できない」
「ボク ピニャ氏の事はただの雇い主としか見てないでござるよ!??」
「アサミちゃんこいつ結構護衛してるのが役得みたいに思ってたよ!デレデレしてたし!!」
「ヨースケ お前まだ未成年の子だぜ?もう少し上の年齢だったらここまで言われてねぇんだ!」
「でもぉ ピニャ氏とは話が合って楽しかったでござるよぉ」
「もぅ!性格が合ったなら 自分の立場をはっきりとして 堂々と申し込むくらいはしてほしいね」
「これが本当の恋かはまだわからないでござるが あの子の笑顔を守りたいでござるよ!」
【ふふ 愛であるな・・・】
ガゼフィスでの未来の問題 ルシフェルでの爵位を取得のためにガゼフ勇者は計画を立てはじめるのだった




