冒険者ギルドの現状
ルナフェスまであと10日と言う事もあり 国中も忙しい事になっていたが 他の世界の勇者も2週間ほど滞在した頃 休みをもらったので詳しく国を観光したいというガゼフ勇者とミルフィーネ勇者
他の世界の冒険者ギルドというのはそういえば見た事ないという意見で早速来てみたようだ
「ミューノアのレベル 相当高いわよね」
「ああ 移住して少しのサワキさんちが過保護にレベル上げさせられてたぜ」
「今年の2月に新大陸が出来たらしいでござるな そこでは10万~のモンスターしかいないようでござる。エリアボスは3000万近いのが周期で多数沸くと言っていたでござるよ」
「まぁ 俺らもレベルドレイン教えてもらって結構上がったしな 元の世界のトップランカーにはなってるだろうな 魔王とか何が来ても余裕だわ!」
「ケンタロウ氏 ガゼフ神と相談してルシフェル在住で危機があったら呼んでもらうと言うのはどうでござろうか その方が楽でござるよ」
「それ 私もミルフィーネ様に相談しようと思ってたの!アサミさんなら記憶を見てもらえば他の星でも飛べるようになったみたいよ」
「あの人ほんと何でもできるよな ただ万能すぎてすげー忙しそうだよ」
「国家運営は俺らには向かねーな ここまでの国 まだ2年くらいだろ 普通におかしいわ!」
「財産がぱないでござるよ ペンドラゴン家の資産だけで3000億枚自由に出来るっていってたでござるよ!?何千兆円でござるか!!」
「まぁ 俺とミクもダンジョン修行始めたけど 異世界買い物に死体買い取ってもらうだけで ミルフィーネ世界の数倍はもらえたな ミューノア世界はすげー稼げる」
「今私達は210万ほどまで上がって安定して20万の最高モンスターを倒せるようになったけれど やっぱり1匹が高いわねー」
「そうでござるな ボク達の世界の魔王より強いザコってなんでござるか!!」
「買い取りしてもらうだけで相当お小遣い増えたよな」
「この調子だと 冒険者ギルドも相当きつい仕事がありそうね」
「いい腕試しでござるな」
冒険者ギルドでは やはり異世界!みたいな荒くれ者や昼間から酒飲んでるイメージだ。
「ケンカ売られそうでござるなー」
「お前 外見でいつも舐められてるからな ビシッとしとけよ?」
猫耳の笑顔が素敵な受付嬢さんが新顔の4人に声を掛けてくれたようだ
「冒険者ギルドへようこそ!」
「なんか イメージが違うわね あんまり混んでないわ 清潔な建物だしいい雰囲気ね!」
「俺らの世界では酒場とかでワイワイガヤガヤしてたよな?」
「さすがルシフェルだな こういうとこでも綺麗なんだな」
「でも 少し規模が小さい気がするでござるよ」
「ルシフェルの冒険者ギルドは初めてでしょうか?」
「ああ 俺ら4人新規登録だがレベルはちゃんとしてる 試験か何かあるか?」
「そうですね ルシフェル冒険者ギルドの説明をいたしますね」
「お願いするわ まだ来たばかりで分からないシステムもありそうだし 国の現状も知りたいわね」
「まず 現時点で冒険者ギルドのお仕事は それほどありません」
「え?どうしてだ?」
「2月の世界のランクアップで世界が変わって 新大陸が出来ました そこの最低での挑戦レベルは10万と告知されました。しかし 元々のミューノア世界はレベルが500行けばSランク冒険者で一生食べていけるとまで言われていました このコアーラ大陸のアセムの方々で行って3000ほどでしたね」
「え 500でSランクなのか?ずいぶん低いじゃねぇか?」
「そうでござるな モンスターの防衛も難しそうでござるよ」
「そうですね どこの国もなのですが 王都 領地レベルの町には アサミ様の結界装置が設置されています その結界はレベル20000以下のモンスターを完全に弾いてしまうので街の周辺には一切モンスターはいません」
「ああ そりゃ仕事ねーわ」
「モンスターを倒す仕事も激減したってわけなのね」
「レベルアップをするにも遠出をするしかない またはダンジョンでレベルを上げるしかないのですね。 ご存じの通り ルシフェルのダンジョンは20層までが冒険者層です それ以降の階層はルシフェルの人工ダンジョンになっているので冒険者はそこで打ち止めになります。」
「なるほど 近場の旨い狩り場とかもそれほどうまくないってことか」
「ルシフェルダンジョンの平均レベルはどの程度でござるか?」
「15000までが冒険者階層に流れるモンスターになっていますね」
「ということは 現在のSランクが15000辺りってことでござるか?」
「ええ 装備なども充実していますので6年前の意識がガラっと変わってしまいましたね ですがそれ以降ですとレベルが上がりづらいのでそこでドロップアウトした冒険者さんもいる現状です」
「ケンタロウ氏 僕らの世界でも15000レベルは相当強者でござるな」
「そうだな 魔王でも50000でも位だったしな」
「お客様はミューノアの出身ではないのですね。この大陸のモンスターのレベルにがっかりしたのではありませんか?」
「私達はルシフェルの雇われの何でも屋みたいな扱いね 直で城の方にきたから現状をよく知らないのよ。そこで見学にきたの まだ来て何週間だからね」
「なるほど 相当腕が立つということですね。現在レベルがほしい まだまだ戦いたいという冒険者は結構な人数はいます」
「その人達は仕事が成立してんのか?」
「モンスター討伐は少ないみたいでござるな」
「単純に戦闘を楽しみたいって方は軍の方に行きますね 軍ですとレベルアップが早い お給料も高いので志願者は多いですね」
「あー あの修行やらされてんのかな・・・・」
「あのずっと止まらないモンスターの群れか・・・」
「あれは相当怖いわよね」
「アサミ様はレベルドレインを付与できる神様です。ですが各国の兵士には騎士団長レベルの方にしか許されていませんね なので 一般兵はひたすらモンスターを倒すしかないですね」
「確かに犯罪とかありそうよね レベルドレインは」
「ああ 暴走したら相当厄介だろうな」
「私もルシフェルの冒険者ギルドに赴任してから何度か戦闘風景を視察させていただきましたが 恐怖でしたね。ですがそれが楽しいと言う方は軍に志願していますね。軍ですとエレメンタル大陸の探索などにいけるのでそういうメリットはあるみたいです」
「なるほど ますます冒険者ギルドが縮小していくってわけか」
「最近はルシフェルの軍より他国の軍が人気ありますね ルシフェルの軍は厳しいのです」
「確かに最強の国と言ってもいい国だしな 兵の練度も高いからキツイだろうな」
「ルシフェルを避ける原因はそれだけではないのですけどね」
「えっ 修行がきついんじゃなくて?」
「まず ルシフェルは本格的な軍隊はありません 警備隊 パトロール部隊 監獄監視や 日本の出身の方は警察 とおっしゃってますね 総数も5000ほどです」
「そういう組織か まぁミューノアには戦争ないんだろ?」
「上層部が強すぎるから必要としてないんじゃねぇか?」
「その通りですね ルシフェルは世界で一番安全な国とも言われていますが その特殊な環境に耐えられないで辞めてしまい違う国の兵になる人も多いですね」
「そんなに大変なのか警備関係は」
「ええ 冒険者での志願者は今年の採用試験 男性は合格者0でした 女性は20人ほど合格でしたが 選定方法がなかなかに難しいのです」
「ああ 無茶ぶりしそうだな・・・ルシフェルは実力者が多いからな」
「そうでござるな だいたいが一人で国滅ぼせるでござろうな」
「どんな試験か聞いてもいいかな?」
「男性の志願者はアサミ様の 殺気というのでしょうか 魔力の圧力に耐えられたら合格です」
「なっ 相当ムリだろそれ!!!」
「受からせる気がないとまで言えるわね 女性は?」
「女性の冒険者の方は色々お仕事がありますからね 貴族令嬢の護衛 女性ファッションのお店の警備員などですね 試験内容も安心するような人柄や戦闘能力がある程度高ければ合格となります」
「確かにこの国は女性貴族や令嬢はよく見るわね そういうお仕事がいっぱいありそう」
「つい何か月か前にアサミ様が新組織を立ち上げましたのでそちらの方もこれから人気になりそうですね エクスカリバーの検挙は凄まじい物ですから」
「それはまだ聞いてないな そんなの出来てたんだな」
「ええ ペンドラゴン家の方に 世界中の犯罪者を無条件で逮捕出来る権限が与えられたのです」
「なっ!それはまずそうでござるよ!あそこの貴族家滅茶苦茶強いでござる!」
「ああ 俺らよりつえー2歳児ってなんなんだろうな・・・!」
「アサミさんってたしか・・・」
「ええ・・・強制召喚使えるわね・・・」
「犯罪してる奴って指定したら速攻で捕まえられるわな・・・ぱねぇ・・・」
「そうですね アサミ様方ペンドラゴン家は各国に麻薬や暗殺組織 闇ギルドなどの捜査をするのに一々許可を取る必要がなくなったというわけです」
「犯罪者やべー数減ってるだろうな・・・」
「とんでもないわね」
「数か月で400万人ほどの犯罪者を検挙しています そこの監獄に冒険者の方が短期バイトで行っていると言うのが最近の仕事に多いですね」
「400万とかパンクするレベルよね・・・!」
「素晴らしいですね ですが 監獄に受け入れて各国に引き渡すまで相当な時間がかかるみたいですね 新規メンバーには3名しか内定されていないので相当忙しいでしょう」
「中々優秀な人みたいね」
「アサミちゃんに選ばれるってのはやばいってこったろ」
「公式に発表されているのは ブリタニア学園のギルバート侯爵令息 シルリーンデ公爵令嬢 アンネリーゼ伯爵令嬢ですね 来年の卒業と同時に子爵位を授かり正式にエクスカリバーのメンバーになるようですね 学園の武闘大会のベスト4に入った実力があるようです」
「あー あの学生さん達なのね たまにアサミさんとご飯食べてたわよ」
「あの子達も修行風景みたけど相当強かったな」
「安心でござるけど 冒険者の仕事がなくなりそうでござるな」
「そうなんですよねー 最近の人気のお仕事はアニマルランドのお世話のお仕事やパトロールのバイト 日本の料理人の方のお店の護衛などですね 3食付いてるので応募殺到しています」
「ふむ 冒険者らしい仕事はルシフェルにはなさそうでござるなー」
「これだけ平和なら仕方ないのかもしれないわね」
「受付さんありがとう 悪いな時間とらせたけど登録しなくても活動できそうだ」
「いえいえ アサミ様のお知り合いのようですから相当頼りにしていますよ ルシフェルをよろしくお願いします」
「ええ 私達に出来る事なら」
「オススメにあったアニマルランド行こうぜ!もふもふしてぇしな!」
「いいわね!まだ行ってなかったし楽しみね!」
「またのご利用を~」




