サワキ家とガゼフ勇者
「カズヒコが命ずる 煉獄の炎よ 薙ぎ払え!!!!!」
「あー パパ?」
「ん- ちょっとねー・・・」
「なんだっていうんだ パパ頑張ってるんだぞ?」
「ふふー パパー 詠唱何ていらないのよー? そーれ アグニス!」
と ママは無詠唱で極魔法が出来るようにまで成長していた
パパもママも魔法の練習をするようになりダンジョンの修行場に通っている
マイとユイは事故がないかインストラクターのようなものだ。
「ふふー 便利ね~ 魔法楽しいわ!」
「パパもママも若返ったからってはしゃぎすぎ!」
「あはは めっちゃウケる」
マイとユイ含める新たなる確定神は死後神になる事に決まった
アサミからのの話では どうやらルシフェルにすぐ上層部の家族や料理人は不老不死で若返っているらしい
ママは なにそれー ずるいわーっとあっちこっちのケンジやカンナ ミッシェルの家族に聞きに行き 不自由な事はないかなどを相談して 家族そろってヴァンパイア化を受け入れたのだった
「なんもデメリットないしなー 俺も25くらいになったし ママなんて23歳くらいだぞ 出会った頃に戻った気分だよ」
「そうねー ママも不老不死になっちゃったし これからも楽しく生きていければいいわねー」
「まぁ 私とユイは前の世界の勇者を辞めて アサミ姉さんの勇者に任命されたからね ルシフェルの職員さんはだいたいヴァンパイアになってるし みんなと生きたいよ」
「そうだね!うちらだけ先に死んで神になってもしょうがないよね!なにしろずっとJKって最高じゃない?永遠の16歳だよ!勝ったね!」
「あんたも私も高校入学してないよ!」
「あはは!!そうだった!!」
「あらあらまぁまぁ」
「まぁ 今だから笑っていれるが もういなくならないでくれよ?」
「「はーい!」」
「吸血鬼ってなるとちょっと怖いイメージがあったが それは地球の雑種みたいな種族らしいな」
「ええ クリスちゃんのパパさんが昔地球に遊びに行って眷属を作ってその眷属の眷属の眷属の眷属 あーもう その子孫がヴァンパイアの血が薄くなりすぎて自我が持てなくなって血を吸うって話になってるみたいだねー!」
「ロード以下の階級の人は血を飲むみたいね ママ達はロードからスタートで何も悪いこと無いみたい。血も飲みたいとも思わないし お肌の手入れもしなくていいとか最高よねー!」
「木っ端みじんにでもならない限り死なないとかやばくないか?勇者にも憧れてたけど ヴァンパイアもめっちゃかっこいいしな!」
「それで かっこつけて詠唱とかしてたわけ?」
「ぷぷ パパちょっとノリノリだったよね!」
「い いいじゃないか 異世界に来たんだから!」
「それで 今月はどんな感じなんだ?」
「いや それパパとママに聞きたいんだけど??私達はルナフェスのお手伝いとかあるけどさ」
「もう大忙しだよね!」
「あ? 言ってなかったか?パパはとりあえず仕事がちゃんとしたの決まるまでルナフェスの裏方とか手伝ってるぞ?スケジュール表とか進行のチェックとかだな」
「そうね ママもスタッフさんのお世話とかのアルバイトしているわ!」
「あ そうなの?!」
「仕事ムリして急いで探さなくていいんだからね」
「ルナフェスが終わってから 2週間くらい地球旅行があるんだって 夏休み代わりの休暇みたいだよ!」
「ほんとうか!?最高だね!どこに行くのかな!」
「アニメの打ち合わせの開始が9月下旬からみたいだからね!それまである程度はヒマになるっていってたわ!」
「アサミ姉は 沖縄とかハワイとかバカンスみたいだね」
「東京は行かないのかな?ママ東京行ったことないわ!」
「うちもないよ!」
「私だってないよ! 小学校の時西表島に引っ越してから島出てないよ!」
「まぁ 沖縄なら案内出来るから 東京案内してくれないかな?俺も行ったことないし!修学旅行は京都だったからな」
「そうね ママも京都だったわ!」
「ふふ アサミ姉も沖縄わかんないみたいだからパパの出番だね!」
「ああ 任しとけ!」
「平和でいい国ねー マイもユイもパパもいて 不老不死でずっと暮らしていけるなんて面白いとこに来ちゃったわねー」
「ルシフェルに来る前は めんどくさかったけどね」
「そうね ご飯もおいしくないし 勇者だからって国に組み込んでお見合いさせようとするし もう大変だったわ 変なおじさんとか勧めてくるのよ」
「あー あったね お姉はモテモテだったよ おっさんに」
「ほんと勘弁してほしかったわね」
「ねぇ マイ ユイ」
「ん?どうしたのママ?」
「ママ あなた達の冒険を小説にしてみようかなって思っちゃった」
「え?アルカントの世界を?」
「ろくな世界じゃなかったよ!こき使われてた感じだし!」
「いや いいかもしれないな この4年間 娘に会う事も出来なかったんだ その話がどれだけつらい事があったとかはまだパパもママもわからないが 別の世界のノンフィクションの自伝みたいなものは興味あるんじゃないか?俺達も知りたいしな」
「まぁ そうだね ちょっと二人で流れを纏めておちついたとこで振り返ってみようと思うよ」
「そうだねー いい事ばかりじゃなかったからね」
「あ そういえば アサミ姉達の天界のお祝いパーティーで各世界の事件とかを映画にして公開されたって言ってたよね!」
「ああ ヨースケ君とケンタロウ君の世界は黒歴史だったみたいだな!」
「ママは少し楽しそうかもって思っちゃったわ ただのファイアボールも 火球轟雷弾!とかなのだって かっこいいわ!」
「ただ斜めに剣を斬るだけでも 斬影剣!とかなんだろ?廚ニすぎるじゃないか」
「ガゼフ世界にだけは呼ばれなくてよかったと思ってるわ!」
「同じくだよ!恥ずかしくて生きていけないレベルだよ!!」
と そこで 話が聞こえていたガゼフ勇者の二人がとぼとぼと修行場まで来たようだ
「ひどいでござるよ!言い過ぎではござらんか!?」
「さすがに凹むわー・・・」
「あっ こんにちわー」
「修行かな?!」
「ああ・・ そうなんだけどよ ミューノアに来てちょっとは期待したんだぜ?」
「そうでござるなー レベルも上がって新しいスキルを覚えたのでござるが・・・」
「ああ ミューノアのスキルを覚えたんだけど 術式はミューノアのスキルなんだが 頭に浮かぶのはガゼフのスキルっぽい名前なんだよな!」
「そうなんでござるよ!ミューノアの魔法の名前で発動しないんでござる!」
「それ なんかの呪いじゃねぇか?ユイ鑑定してあげたらどうなんだ?」
「鑑定 ん- ガゼフ神の祝福ってのはついてるね」
「やっぱあのおっさんのせいかよ!!!!!!!!!」
「自分の趣味押し付けすぎなんでござるよ!!!」
「とりあえず どんな奴なのかなー ママ見てみたいわー」
「え ママさんマジかよ・・・無茶ぶりすぎねぇか?」
「見たいね!あ ケンタロウさん 今度合コン組んであげようか?結構人気あるみたいだよ?」
「え そうなのか?マジかよ?清楚系で頼むぜ?」
「アハハ 超ウケる!」
「行くぜ!」
ケンタロウが構えると 雷が剣に宿った
「お 雷系か かっこよさそうだね!」
「これは期待できるわねー!」
「ワクワクするよ!」
「ははっ!行くぜ!」
「雷竜神滅流星昇竜無双斬!!!!!」
バチバチっとケンタロウの剣から迸る雷撃でレベル20万のモンスターもバチバチと感電し燃やし尽くしてしまうくらいの威力だった
「おおおおおおおおおおおお!!!!」
「パパ ママもあれ使ってみたいわ!」
「すごい威力だね 空気が震えているよ」
「かかっ どーだよ・・・・! あああああああああああああああ 超ダセエエエエエエエエエ!」
「ケンタロウ氏・・・わかるでござるよ・・・ 何でこんな名前なんでござろうか・・・!」
「お姉 うちらアルカントの勇者辞めたけど スキルそのまま使えるよね?」
「そうね 二人がガゼフ勇者を辞めたとしても 使えるスキルはそのままの名前だと思うわ!」
「えーっと こんな感じかな?ママも少しやってみるわね!」
「パープルディンアトミック!!」
ママも同じような雷系の魔法を使ってみたが 少しケンタロウよりは威力が足りなかったようだ
「やっぱり勇者補正とかあるんじゃないかしら ママの魔法ケンタロウ君のようにいかないみたいだわ・・・・残念ねぇ・・・」
「いや ママさんおかしくね!?大体俺と同じような魔法だったぞ!?」
「ママは聖剣持っていないからね 媒介も杖だからなあ ケンタロウ君のようにはいかないさ」
「ママ 今度軽い魔法剣作ってもらおうよ!剣もかっこいいよ?」
「ママもう少しがんばろうね!」
「アサミ氏の元に集う人達はみんなチートではござらんか!?」
「いやねぇ ママは一週間前までほんとにただの主婦よー?」
「俺もママも 若返ったが今まで魔法とか使ったこと無いんだ」
「レ レベルはどうなんでござるか?!」
「えーっと 今92万ね?」
「上がりすぎだろうがああああああ!」
「ひっ ママ何か悪いことしたかなぁ・・・」
「そりゃそんな威力出るわ!!」
「ちょっと ケンタロウさん!ママも頑張ってるの!怒らないで!!」
「え 俺とママの速度は早い方なのか?マイとか4年で7億らしいし」
「ケンタロウ氏 落ち着くでござる!!」
「ふぅ・・・ このミューノアのレベルアップの速さは 異常だったな・・・ 俺も頑張れば億とかいくんか・・・?」
「へへっ!だいじょうぶだよケンタロウさん!たまにボーナスキャラみたいな勇者も来そうだよ!」
「その勇者とかを退治しようと俺ら呼ばれたんだけどなぁ・・・ 一回もチャンスなかったぜ・・」
「なんか大変そうだね勇者というのは」
「あ でもミュー様が言ってたよ!」
「なんかアドバイスとかか?」
「ガゼフだけじゃなくて下級世界のモンスターは弱い設定だから いつか上がらなくなるって!」
「下級神世界の限界みたいなこと言ってたわね」
「そうなのか このミューノアはもう中級世界に格上げされたんだろう?」
「そうだね!アサミ姉達は運営してる幹部の人は皆特別なダンジョンに7年こもって1億から3500億位に上がったらしいよ!」
「7年ってどういう理屈だよ!!!」
「ふふ そのダンジョンは中に1年いても外は1日なんだって!」
「おお それは修行し放題でござらんか!」
「そうだよ!そういうのを待ってたんだよ!」
「異世界買い物で食料とかも買えるから余裕だったみたいだね 自分のレベルと同じような敵がいっぱいいるみたいだよ」
「ほう 慣れればレベルアップ効率やばそうだな」
「もう少しレベル上げたら挑戦してみたいでござるな!」
「アサミさん達もそんなすごい時間頑張って倒していたのね ママ尊敬しちゃうわ」
「ああ いくら外で1週間だとしても7年は普通では耐えられないだろう すごい精神だ」
「やっぱ かっけーなミューノアは」
「そうでござるなー 努力がすごいでござるよ」
「あっ! スキルでワンルームマンションみたいな部屋作って 中でゴロゴロしてたらしいよ!マンガとかアニメ相当買い込んで!外の敵に1日1回ドレインして7年だって!」
「ユイ・・・!せっかくいい話になりそうだったのに!黙っておきなさい!」
「ただのニートじゃねぇか!!!!!!!」
「またチートでござるよおおおおおおおおおおお!」
「うふふ やっぱり面白い子達ねぇー」
「ははっ 感心して損したよ!!」
ミューノアのレベリングはいつでも効率化されている!!




