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王の言葉

無事 1000超えのミッションを終わり 今は別荘でお昼ご飯を陛下共々みんなで食べている。


「アサミよ 見事依頼を成し遂げた。しかし 過激じゃのう。」

「ええっ 凄まじいモンスターでしたがっ 戦いも素敵でしたっ!」

「毎日の修行の成果でございますー。」


「それで 週1にでも徐々に今の兵士以外にも修行させたいのだが可能かね?」

「ええそうですね 10人が1000になったとはいえ まだ強者は必要です。

ですが一気にレベルを上げるとまだまだいけるとムリをして体を壊す方も出ると思われますので

そこは注意していただきたいですね。」

「ああ そうだな 万能感が出てしまうかもしれないな。」


「ですが国の為 武の頂点の国にいるという誇りの為に努力するお姿 ご立派でございます。」


「うむ。ワシはの 勇者のお主やPTメンバーが強いから守られてるって思われるのはなんか悔しいのじゃ。ワシらだってやれると示していきたい。それが王というものだろう。」

「ええっ 私も姫だからと甘えてはいられませんっ!女だから黙ってろみたいな時代はもう終わるべきなのですっ!現にジョーカーは師匠以外は女性ではありませんか!」

「ああ 姫様ありがたき・・・」

「アリステラの言う通りじゃの・・ もう時代はかわっていくのじゃな。じゃが武の国の強さだけは今以上に変わっていかねばなるまいよ」

「ええ 陛下っ そうですね!私がこの国の女性の見本になろうと思います!」

「アリステラよ 成長したのぉ でも最近 脳筋ではないか!?」

あ それ私も思ってたよ。

「そうですかっ?憧れのジョーカーにいいところを見せたいだけですよ!」


「そんなに新組織に入りたいのか?」

「ええっ!」

「アサミよ こう言ってるがどうなんだぃ?」

「確かに前線には出せませんが 戦う女性の憧れのような宣伝活動に力を入れてもらうのはどうでしょう?国も戦う女性は美しい 素晴らしいという代表としてアリステラ姫自ら先頭に立って

舞台劇などの題材にするとか物語の主役になるというのは 考えたことがあります。」

「アリステラを物語の主人公に使っての国の女性の立場向上みたいなものかね?」

「姫様 冒険や戦いも楽しいものですがそういう女性のための歌姫などでの活動も素晴らしいものではないですか?」

「ジョーカーのアイドル部門や美しくなった姫様をモデルにした映像などいかがでしょう?」

「たしかにっ!女性が美しくいるためには服装や立ち振る舞いも大切ですねっ!女の戦いというものはそういう分野もあるのですね!」

「ええ 戦う姫様も素敵ですが そういう活動をしてる姫様が女性の憧れになっていくのです!」

(こやつめ うまく逃げたな・・・!だがおもしろいの)

「ああ そうだな アリステラよ 女性の強さとは様々な分野がある。色んな事に挑戦してみるがいい。だが あまり心配をかけんでくれよ!」

「ええっもちろんです!ただ何もせず 他の国に嫁がされるなどごめんですっ!私はこの国の王女なのです!国民と共に生きていかなくてはっ!」

(立派じゃが・・ 嫁ぐのは嫌か・・ いつまで余のそばにいてくれるかのぅ・・)


「さて アサミ そしてジョーカーよ。」

「はっ。」

「実力はしかと見せてもらった。この強さがあれば 冒険者ギルドがこなせないような依頼も安心して達成できるであろうが そういう依頼今はあるのかね?」

「正直に申しまして まだないかと思います。それほど今は世界的に緩い状況なのでしょう。

なので 次代の育成の方にも力を入れていく事が主になるでしょうね。

まぁ 冒険好きの者もいますので、常に近辺のモンスター駆除はできるでしょう。」

「余ら国が修行で強くなるまでは どうか国の抑止力としてその力を貸してほしい。」

「そのつもりです。」

「ジェイドと言ったな。」

「はい」

「知っての通り ジョーカーは国に様々な影響を与える やりすぎる時もあるがまぁ面白い連中じゃ。どうか新組織でまとめ役 がんばっておくれ。」

「ご期待にこたえれるようにいたします!」

「新組織の発足を認める。あと もう少しで今年の武闘会があるのは知っているか?」

「ああ そういえばそうですね。」

「まだわからぬが 各国の勇者に出場させようと思っておる。が受けてくれるかはわからんがの」

「あー いい宣伝になるかもですがあっさり倒されたら恥になるってことです?」

「そうじゃの~。国のメンツに関わるからの。勇者交流会みたいなのも考えておるがまだ未定じゃ

 武闘会に引っ張れれば強さ 性格 スキルなどお主が勝手に鑑定するじゃろ?」

「まぁ そうですね 悪人でしたら弱化して捕縛はしようと思っておりました。」

「まぁそうなればよいのじゃが来ればいいのぅ。」

「それと今年の武闘会 ジョーカーは参加禁止じゃ!」

「!!!!!!!」

「当たり前じゃろうて 2000以上に勝てるやつなんているか!」

「ええっ!試合が見れないのですかっ!?」

「そうはいっとらん!ジョーカーには4試合 ジョーカー同士のエキシビジョンマッチをしてもらおうと思う。そこで各国の参加者あるいは観戦者にお主らの力を見せつけてやるがよい。」

「それはそれで面白そうじゃのう~」

「そうですわね!腕がなりますわ!」

「私は会場の結界の方に力を入れますね。」

「ふふっ 修行の成果を見せる時がきたな」

「まぁ マリアは結界に力をいれてくれんと会場が吹き飛びそうか。」

「極魔法を使わなければいけると思いますが。不安ですね。」

「ダリア ソフィー カオリ アサミ ムゲン ジェイド アベル ミズキ」

「うん ちょうど4試合か?」

「いえ 陛下 アサミの嬢ちゃんたちと戦うのはさすがに今の自分じゃ役不足です。」

「私もですね 死にたくありません!」

「じゃぁ 3試合になるか? やるか?」

「ええ もちろん!」「久しぶりに本気でいかせてもらうぞ!」「ほっほ 楽しみじゃのう」

「まぁ トーナメントの方にいい選手がいたらスカウトしたりして育てるのもいいじゃろう。」

「そうですね。やはり うちのお店の子達と私達じゃまだ人数に不安がありますね。」

「ええ 国の隠れた才能などを見つけて弟子にしていこうと思ってました。まずは募集ですかね。

性格で選びたいとは思っています。」

「どうか 道を外さずいい武人に育ててやってくれ。」

「はっ!」


「今年も面白そうな試合になりそうじゃ・・余も修行して参加するべきか?」

「陛下 おやめください!」「さすがに宰相殿に我らが怒られます」

「そうですっ!私がでますっ!」

「ほんと 脳筋になったのぉ・・」


「では 午後も少し修行をさせてもらうぞ。」


その日のうちに+200はレベルアップして帰った国の一行であった。

第4回アース・スターノベル大賞様 ドリコムメディア大賞様 に応募している作品です 初めての作品ですが最後まで書ききりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。




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