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⑿『前後不覚の、メトロノーム』

⑿『前後不覚の、メトロノーム』



誰が言ったんだ、ということは、然程問題ではない。どうせ、群衆の我々の中から、自然と派生することだったのだ。俺は俺である、そのことが、どれほど不可思議かは、身を以て人生に強制された現象が、俺に教えるのである。



何が言いたいかって、何の言いたくないよ、みんな、自然体で生きたいだけだよ、そう思うんだ。俺は俺さ、メトロノームも、メトロノームさ。当たり前のことを、言霊の様に、当たり前に言うことが、どれだけ難しいか、ってことなんだろう。



俺はしかし、難しいものを、どれだけ簡単にするか、ということが、研究だと思っているし、小説を書くことで、自己の問題を、単純化しているのだから、何かの意味になってくれよ、と神に願いながら、今日も、前後不覚の、メトロノームに、自己の時間を、執筆時間を、見ているまでだ。

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