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禁欲財団法人 オナ禁学園  作者: 勃岡亀太郎
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第二話 「謎の転校生」(1)

 オナニストによるE組襲撃事件から一週間が経ったある日、生徒会による徹底した事件沈静化により、学園はかつての平和を取り戻していた。

「え~、であるからして、古代ギリシアではゼノンが禁欲主義の観点からストア派哲学を創始し~」

学園の生徒会長・亀頭モコみちは、相変わらずつまらなそうな様子で『禁欲哲学』の授業を受けていた。5時間目の哲学はさすがに眠いな~、にしてもやっぱ平和は最高だな!などと考えていると、亀頭のスマートフォンが振動した。なにやらメールを受信したらしい。亀頭はポケットからスマートフォンを取り出し、内容を確認した。すると、メールは校長からのもので、そこには、

「急な連絡になってしまったが、明日から1年A組に新たに入学する生徒がいる。いわゆる転校生ってやつだ。今日の放課後その転校生の面談を行ってほしい。詳しくは後で連絡する。 校長」

 と書いてあった。 

 亀頭は、なにやら学園が荒れそうなことだなと感じずにはいられなかった。


第二話「謎の転校生」


 亀頭は放課後、生徒会室に向かった。そこにはやっぱり、副生徒会長・錦ツバサがいた。今日も午後の授業をサボっていたようだ。

 錦は亀頭の様子がいつもと違うことに気づき、わけを聞いた。

「モコみち、その様子じゃ、ナニかあったようだな。」

 すると亀頭は、

「ああ、これから転校生が来る。しかも初っ端からA組だ。なにかワケアリに違いない。」

 と答えた。

「なに!?初めからA組だと?しかも転校生で、、、」

「ああ、だから注意したほうがいい。下手したら、そいつはスパイだ」

「そうだな。それにしてもそいつは何者なんだ?名前とか聞いているのか。」

「そいつはこれまで独学でオナ禁を学んでいたらしい。確か、名前は、、、」

 と、亀頭が名前を言いかけると、生徒会室の扉が開き、いかにも軽そうな口調で、

「ここっすか~?生徒会室って~」

 と、そう言いながら、見かけない男が部屋に入ってきた。

「君が、転校生だな。」

 と、亀頭が尋ねると、

しこりオナマルっす!よろシコお願いしまっす!」

 と言った。

 これが、後の生徒会長、痼オナマルとの最初の出会いだった。

続く


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