第11話 証拠
平本からメールか..... なんだろう。
「この前監視カメラの映像が見たいとか言ってたよな?それを携帯で撮ったから画質悪いけどそれでもいいなら送るよ」
「まじ!?送ってくれ〜」
おいおい、平本ってこんなに協力的だったっけ。
まぁ、送ってくれるならそれに越したことはない。
よしこれでりょーまくん(Lil taiga)の証拠は手に入れた事だし、見てみるか。
再生っと.....
おぉー 暴れてる暴れてる..... あ、殴った、誰か倒れたぞ..... なんだなんだ馬乗りになってる。
止めに入ってここで終わりか。
酒飲んだからってこれは酷すぎるだろ。
俺が暴れてる所の映像って言ったからだけど、この前に何があったのかは分からないから一概に悪いとも言えないが玲於奈に見せるだけだからまぁ..... いいか。
証拠は手に入れた事だし、玲於奈に早速連絡してっと、メールメール「今からって会えたりする?」
「こんな時間だけど急にどうしたの?電話じゃダメなの?」
「直接話したい事があるからさ!」
「うん..... 分かった。××駅前でいい?」
「いいよー 21時に集合ね」
「はーい」
◆ ◆ ◆
××駅に着いたけど、玲於奈はまだ来てないな。
「凌吾〜!待った?ごめんね..... 遅れて」
「待ってないよー 大丈夫だよー」
スウェットにパーカー羽織ってきてるしサンダルだし、近場から来た感じ丸出しだな玲於奈は。
まぁ、そーゆう所も可愛いんだけどなー。
「ここじゃなくて公園で話さない?そこまで話長くならないならあれだけど」
「うん、公園に移動しよ」
まただ。玲於奈からメールして来た時といい、前とは何か変わってる気がする。
そう思いながらも公園に移動した。
「玲於奈のさ前に言ってた男いるじゃん?コイツだよね?CLUBで大暴れして怪我人出した『らしい』よ?こーゆーやつだって知ってた?ヤバくない?」
「ん?だからどうしたの?連絡先消してって言われてから関わってもないんだけど?それなのになに!」
1年付き合っているから分かるが明らかに玲於奈の態度がおかしい。
今までに怒った表情すら俺は見たことがなかった。
玲於奈は不敵な笑みを浮かべていた。




