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閑話 冒険者の二人組

閑話です。

筆がのりません、書きたいっていう気持ちはあるんですけどね。

書きたいのに書けないとは、うごごごご。


 俺たちは行方不明の少女を探す依頼を受けて森の中を彷徨いていた。

 俺たちは俺とエルフのクレアとの二人で活動している冒険者だ。

 俺が扱う炎の属性剣とクレアが得意な火炎魔法のせいか『火炎の使い手(サラマンドラ)』と呼ばれている。

 由来はきっとクレアの魔法だな……あれはほんとに肝が冷えた。亜竜のブレスみたいな火炎が俺の肌を撫でて……クレアは頼りになるんだけどいつ巻き込まれるかが心配だ。

 そうして少女を探しながら森の奥深くまで行っている内に、「ぎゃあぁぁあ!」「お、俺の腕がぁぁあ!」「足がぁあぁぁ!」と何やらただ事では無さそうな声を聞き二人で声の聞こえた方向に走り出した。

 そして見つけた洞窟の中に入ると。


 「なっなんだこれは!!」


 思わずそう叫んでしまった。手前には両手両足が粉砕され芋虫の様に這いつくばっている男三人と少し遠くのところに首が一回転して明らかに死んでしまっている男が一人、そこに佇む少女二人。ってあの子は依頼で探していた少女じゃないかと思っていると。


 「大丈夫かい?もう大丈夫だからね」


 とクレアが少女の方にいってしまったので俺はこっちの方に行くとするか。


 「お前は大丈夫か?」


 少女の方に近付くとあることに気づいた。この少女の表情がほぼわからず輝く紅い瞳は盗賊と思わしき男達を睥睨していたが、俺が声を掛けると振り返り。


 「…ん、大丈夫。鎮圧はした。他に人もいないはず」


 明らかに少女らしくない話し方で、さらには慣れている様子で無表情でこちらに返答をしてきた。


 「ッ!…そうか、わかった」


 この少女の振る舞いに俺は恐怖した。10才ぐらいであろう少女が人を殺してしまったと言うのに顔色一つ変えていないのだから、たとえ自分の身を守るためとはいえ人を殺した後は少なからず心に変化があるはずなのだ。

 なのにこの少女にはそれがない、一体この少女にはどんな体験をしたのか、なぜ少女はこのような状態になってしまったのか。

 そんな考えが頭のなかを駆け巡る。


 「…あの盗賊は?」

 「あぁ、ギルドの職員がここに向かっているから大丈夫だ」

 「…ギルド?」


 以外にもギルドの事を知らないようだ。珍しい、よほどの辺境にいたのだろうかと頭のなかを駆け巡る考えを中断し。


 「あぁそうだ、聞きたいことがあるが。まずはここを出よう」


 と言う。まったくギルマスに報告しなきゃならない事と聞きたいことが一杯で困るぜ!?

次回は話を進めるつもりです。

ナハトは異世界基準だと身長が低いので10才ぐらいに見えます。

地球基準なら14才ぐらいですかね?

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