第十話 透花の市内観光編その2
※【全はちゃ!!】本家様制作関係者のみ閲覧可
※ 未登場人物などネタバレ有り
関係者以外はお帰りくださいませご主人様
【全はちゃ!!】関係者の皆様へ
元作品作者と違い、キャラ設定の詳細把握ができておりませぬので、多数キャラ崩壊がございます!
あくまで雑コラとでも思ってご覧くださいまし!
ではではではではではではレッツゴー!
【透花の市内観光編その2】
騒がしい雑踏、昼間から賑わっている酒場、街の活気の中に冒険者協会は建っている
本来ならチュートリアル的感覚で皆が立ち寄る場所なのだが…
あいにく現在登場済みの家メンはほぼほぼ訪れたことがない様だ
とことん道を踏み外していくスタイルである
それにすでにPKしているメンツは街に入ることすら厳しいだろう
掲示板を見るに街の警備兵はなかなか強いらしい
始まりの街だから初心者をPKから守っているのではないだろうか
だがしかし、初心者でPKプレイヤーである家メンにとっては本当に面倒なシステムである…
幸い透花はまだNOT犯罪者なので、すんなりとギルドに入ることができた
「冒険者ギルド…綺麗な受付嬢…ふへへ」
目の前で非現実的な姿形をしたプレイヤー達が闊歩する中でも透花は透花である
この状況でよく酷い独り言を溢せたものだ
本人は小声で言っているつもりなのだろうがいかんせん透花の声は良く通る
伊達に保健委員委員長やっていないのだ
近くの人にはゴリゴリ聞こえていた様で受付嬢ガチ恋勢であろうプレイヤー達がすごい形相で振り返る
しかし変人は周りを見ないから変人でいられるのだ
視線の雨をものともせず冒険者登録の列に並ぶ透花…
そのうち刺されるんじゃないかと少々心配だが、まあ自業自得だろう
列はどんどん進み透花の番が来る
よくある水晶玉に手をかざす方式の様だ
まだ犯罪行為を犯していないからかすんなりカードが発行され冒険者登録が完了した
ステータス割り振りの極端さのみ受付嬢に変な目をされたが、それ以外はなんとかなった様で良かった
だが15人もいる家メンの中で、よりによって透花が一番にゲーム本来の流れに沿った動きをしているのだけがなぞである…
「登録が完了しました。では今から協会の使い方を説明いたします。」
出来上がったカードを透花に手渡し、受付嬢がよそよそしく話し出す
やはり先ほどの独り言が効いたのだろう、なんだか少し心の距離を感じる
確かに賢明な判断だろう、NPCAIの出来はいいようだ
危機管理能力もちゃんと備わっている
「冒険者協会では主に依頼の受注と報酬の受け取りが可能です。
依頼はあちらの掲示板に貼られているものから選んで受付に受注届をすることで受注できます。」
受付嬢が爆速で説明を読んでいく
一刻も早く応対を終わらせたいらしい
透花もどうせ真面目に説明を聞いていないのだろうから別に問題はないのだが
やはり周りの視線が痛い…
NPCの受付嬢が荒ぶる様子など初めて見たのだろう
そうこうしているうちに案内が終わったようだ、冒険者協会から出ていく透花の周りは息の混雑と違いモーセの道のように避けられていた…




