↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
復讐の姫と妄想厨  作者: くじょー
1/4

プロローグ

よろしくお願いします!

私はアリス。


ただのアリス。


三年前までは長ったらしい性があったのだが、それも家族とともに失った。


お父様、お母様、そして妹のフィリア。


民の革命によってみんな殺されてしまった。


当時の私はちょうど叔父様のお屋敷にいたので九死に一生を得た。


叔父様は、国の辺境にある、小さな町に住んでいる叔父様のご友人に私を預け、ご自身は私の家族と同じく、革命の渦にのまれてしまった。


それから、私は叔父様のご友人ではあったが、平民であるハンスさんの家にご厄介になることになった。


最初のほうこそ、貧富の差に苦労はしたが、人とは慣れる生き物で、三年もたってしまえばもう慣れた。


幸いハンスさんは優しく紳士的な男性であったし、衣食住にも質素という面に目をつむれば困らなかった。


長い間平民であるハンスさんと暮らしていたためか言葉づかいも王族のそれから平民の砕けた話し方になっていた。


暮らしや言葉遣いと、この三年間でいろいろと変わってしまったものの、一つだけ変わらなかったものが私にはある。


それは、言わずもがな、革命を起こした者たちに対する復讐心だ。


当然だ、家族を、地位を、暮らしを奪われ、憎むなというほうが無理である。


「殺してやる」


私はこの三年間、その思いだけを胸に日々生活を送っていた。


今はもう亡き家族を思い出して何度も枕を泪で濡らしながら、日々その思いはより強く、より黒くなりながら私を復讐鬼へと変えていった。

次回は物語に入ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。