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変化
「良いじゃないか、話の出所なんて。花ちゃん、ヤマさんと相性悪く無かった?」
「そう言う問題でも無かったわ。私が誤解してただけ」
「誤解?どう言う事?」
瀬山が問い詰める。
「何で、そんなに根堀、葉堀尋ねるの?私、帰る!」
美里はレシートを取ると立ち上がった。
「御免、待ってくれよ。怒らないで」
瀬山が言うが、この日の美里はやはり様子が変であった。すたすたと喫茶店から出て行った。
馴染みのマスターが、
「瀬山ちゃん、今日の花ちゃんは機嫌悪いから、とばっちりだったね」
「はは・・」
瀬山が頭をぽりぽりと掻いた。




