表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
華と紅蓮  作者: 白木
71/361

変化

 代金を支払うと、哲茂と、美里は墓参りに。週に2,3回は訪れる美里が、綺麗に墓を掃除してあった。暫く2人で手を合わせ、香山市を流れる大山川に掛かる橋付近に車で通る所であった。


「パパ、ちょっと車を止めて」

「うん・・?」

「あ、パパ、先に帰ってて。私、ここから歩いて帰るから」

「ああ・・」


 哲茂は何でここで美里が降ろせと言ったのか理解出来なかったが、彼女は橋付近の土手沿いに山川らしい姿を見かけたからであった。

 その人影が、やっぱり山川だと分かる距離まで歩を進めた美里だったが、その場ではっとして立ち止まった。

 何故か、山川は土手に座ったままの姿勢で両肩を小刻みに震わせ、泣いているように見える。はっとした美里は、それ以上は進めず、声を掛けられない状態で立ち止まっていた。そして・・しばらくして、ふいに山川が美里の方に振り向いた。驚いた様子で、


「・・あ・・花ちゃん・・」


 美里は挨拶の言葉を失い、かろうじて頭を下げる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ