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アリエルは魔法学園の臨時講師と、魔法具の開発を仕事としているようだ。

ここは王都の為、魔法学園もあるのだが、魔法具や授業に必要な流通してない材料を買いに隣国に行っていたらしい。

何度も「お姉様に会えなくて寂しかったですわ」と言っていた。


その日は、アリエル VS お父さんの一方的な言葉の暴力が見られたり。

もちろん、お姉様LOVEなアリエルの罵りだったが。

私をお風呂に入れようとテンパるアリエルをお父さんが小さく笑ったのを耳聡く聞いたアリエルが、並々ならぬ殺気を放ちながら杖を出すところでお母さんに止められたり。

私が「ママ」と言って、みんなを驚かせたり。

そのあと、アリエルが必死に「アリエル」と連呼したり、いつもはクールなお父さんも「パパ」を連呼していた。

私、オウムじゃないんだが。


そんなこんなで次の日、アリエルは帰っていった。

未練がましくお母さんを見つめてたけどね。


うーん、魔法学園に行きたいが、アリエル(シスコン)がいるのか…。

因みに、この世界では12歳から18歳の間、学園に通うのが義務となっている。

学園は魔法学園じゃなく普通の学園もある。

良くも悪くも魔法学園は実力主主義で魔力や学力、家柄が求められ、そこからもれた人が行く学園があるのだとか。

要は、魔法学園は私立の中・高校。


学園に入る前に、ある程度の力が欲しいな。

そういうとこは大抵、カースト制でいじめもあるだろうし。

いじめられなくて、尚且つ優等生であれば何があっても安心だし、家柄が良い友人がいれば将来に繋がる。

表立ってやるのは私には合わないし、フォローするほうが性にあってるからある程度で良い。


となればだ、家柄は良いようだし、魔力と学力だ。

他にも、体を鍛えるのも必要だし。

今から行動を起こせば、差をつけることが出来る。

魔力や魔法はマリちゃん、学力はマリちゃんとアリエル、体力はお父さんとお母さんに教えてもらおう。

お父さんは騎士だし、お母さんも今は辞めたが女性騎士だったからね。

私の未来を応援してくれるなら、手伝ってくれるだろう。


そして、一番は外見よね。

素材は良いし、私好みの外見にするわ!

付加価値で女子の力も味方に付ければ上々。

女子の力って、侮れないからね。

女子力=戦闘力だから!

そうと決まれば、みなぎってきたー!!



 

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