表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あなた、新しい顔に交換するわよっ?  作者: napier
幸福な新婚カップル〜日常編〜2090年
PR
4/20

「元の顔に戻す?」

「あなたっ…あたし元の自分の顔に戻した方が良い?」


絶世の美女になった愛子が上目遣いで言うので、俺はにやにやが止まらない。

でも顔を変えても愛子は愛子なのだ。

俺は特別にやにやしたりするべきではないのだろうか?

だって、見知らぬ美女顔にデレる俺の態度は自分の浮気性の証明にはならないだろうか?


「あ、愛ちゃんはどうしたいの!?」


「あたしは…ゆうちゃんが喜ぶ顔が見たいだけなのよっ。でもあたしは元の顔よりもずっと美しくなれた、こっちの顔も結構気に入ってるの。」


「俺は女を顔で選ぶような男じゃないんだよ。だから愛ちゃんがどんな顔だったとしても、俺はきっと愛ちゃんを選んだだろうし、これからもそれは変わらない。俺は愛ちゃんと一緒に過ごしてきた記憶のなかに君を見る。顔なんかどうでもいい。」


「それじゃあ、元の顔に戻す理由もないってことになるわねっ?」


「うん、そうなる。何か面白いね。」


二人は笑い合った。


「あなたは元のあたしの顔を覚えていて、それでこれからのあたしもずっと見守って、よーく覚えていくのよ?そうやってずっとずうううっと一緒にいようねっ?」


絶世の美女になった愛子の温もりはやっぱり何も変わらなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ