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エピローグ


私の人生を弄んだ元凶が炎に炎に包まれている。


それを見て何の感慨も無く呆然とそこに突っ立ったまま


何となく力が抜けて動けなくなっていた。


火柱が此処まで見えている。周囲の家々の明かりが点灯し始めた


その瞬間、路地から出てきた輸送トラックが後ろから猛スピードで出てきた。


ハッと振り返った時コックピットから運転手がその爆炎に気を取られてるのが見えた。。。


後ろ真正面からトラックに弾き飛ばされる衝撃で夜空に私は舞った


トラックに打ち付けられ体に衝撃が走る


人生は終わる時はスローモーションに感じるとはいうがまさにこの事か....................




俺はそれを見届けそのままぶつかったトラックの上に降り立った。


衝撃でトラックは大破した。


道路一面に雷撃が走りアスファルトが真っ黒になりドロリと溶け出している


タンっと俺は地上に降り立ち55歳の当時の自分の姿に偽装した。


しかし魔神としての力は当たり前のようにある。


以前は出来なかったが蛍真の記憶と同一化する事で力の制御が安定したのだ。


そのまま、懐かしい家に向かって月明かりの中を歩いていく。


濛々と燃え盛るガソリンスタンドを少し離れた脇道から近付いていった。


辺りは救急車とパトカーと報道機関に野次馬と深夜に関わらず大賑わいだ


其のそばを騒ぎに興じた別の暴走バイクがウォンウォンと爆音吹かして走っていく。


全くこの国には正義という概念はないのだろうか?法に触れなければ何をしても自由か?


そんなに下種の人権という物が大切なのだろうか?


(・・・・・糞どもが。。。。)


「うぉ!う、浮いてる!!」


空中でバイクが爆音を立てて空回りが響き渡る


ギャリリィイイイイイイイイイイイ


バチイイイイイイ!!!!!!!!!!!!


瞬時に雷が落ちて意識がトリップする


(うわよ、よせやめろおおおおおおお!!!)


それは霊となった者の魂を肉体事喰らう別宇宙の存在。。。雷邪蛇


炭素化した肉体もバイク事一瞬の内に絡みつき喰いついていく。


俺は手を掲げて彼ら警察や消防士、マスコミの目の前でバイクを空中に浮かせそのまま雷撃を喰らわせてやった。


一瞬で人間は炭素化したがそれだけで終わりはしない、


この宇宙の創成時から携わっていたという大神が作り出した断罪の権能を俺は大神から貰った。


その使者たる闇の雷邪蛇を数十体呼び出し絡みつかせ魂すら逃がすことなく喰いちぎらせた。


俺の手の先で30秒ほどの時間・・・


逢えて周りに目立つように血しぶきが飛び散るさまを見せつけた。


しかし、その後には跡形も痕跡すら残しはしない。一人の人間が完全に消え去ったのだ


いや。。。人というには烏滸がましいだけのただの餓鬼であろう


さて遺体のない事件が目の前で起きた、物証はない、


もしマスコミが今のを撮影してれば物議を醸すだろうが・・・だから何だというのだ。


俺は悲鳴と怒号で騒然となる周りを素通りし自宅にそのまま帰った。


俺にとっては家族と暮らした懐かしい家だ。。。


部屋に入り電気を付け椅子にゆっくりと腰を落とす。


・・・朝になった。


朝日が窓から差し込み俺を照らす。


たった百億にも満たない人類なんてその気になればいつでも滅ぼせる。


別に・・・俺には帰る場所がある。


人間がこの宇宙の理を破るならこの星ごと消し去るのも躊躇しない


所詮、実験で作った魔素のない半端な世界でしかないのだ。。。。


さて黙ってれば良し、もしあの餓鬼どもを殺したことで俺を罰せようとするなら・・・それは同罪


始まれば止まらない滅びの始まりとなるだろう。


裁きを見せ付けた、警告はしたのだ。


ピンポーン


インターホンが鳴る。


玄関にでると警察官が5人立っている


スーツの2人は刑事って奴か?


俺は待っていたとばかりに、はーいと玄関を開けた。


「何ですか?」


「あぁ早朝にすみません、昨夜お宅さん前のガソリンスタンドで起きた爆発の件

とバイクの男性が二人行方不明になった件でお話を伺いたいのですが?」


ジロリと上から睨まれた。


「はぁ、大変ですね。騒音がして眠れませんでした、怖いですね」


「鷹搭さん、あなたの車がスタンドから全焼した状態で見つかりましたよ」


「何です?知りませんよ、誰かが盗んだんじゃないですか?この辺、族が多くて物騒なんですよ」


その時、横から出てきた刑事が突然俺につっ掛かって来た!


「鷹搭さん昨日の夜、何処へ行ってました?」


「寝てましたよ。突然うるさくなって騒音で叩き起こされましたが」


「あなたが自動車で出かける所を見たって人がいるんですが」


「誰ですかそれ?見間違いでしょ・・・それが私だと言いう証拠あるんですか?」


「取り合えず暑まで任意同行願えませんか?」


「なんで?いやですよ・・・・」


5人はボソボソと話し込んで何か思案してるようだ


「なら、あなたを重要参考人として確保することになります」


「何ですかそれ?」


「一般人にはえらく強いじゃないですか?暴走族には見向きもしないくせに!」


そう言った瞬間一人の刑事がムッとした表情を露骨にした。


「逆らうのなら現行犯で公務執行妨害とみなすぞ!」


そういって俺の手を鷲掴みにしたのだ


はははっ!・・・お笑いである


「どうした鷹搭!逃げられないぞ!」


その時、俺の目にギラリと魔力が宿った


瞬時に金色の魔神の眼へと変化し魔素を帯びた威圧が警官を睨む


警官はその一瞬で爆散、辺りが真っ赤に染まった。


うわあああああああああさss!!!!!!


ひゃあああああああああああああああああ!!!!!!


眼球や脳みそが内側から破裂し腸や内臓が血しぶきと共に隣にいた警官にバシュッとぶちまけられた。


酷いものである、とんでもないスプラッタだwww


レベルすら持たない人間なぞ魔力に抵抗する術も無い。睨んだだけでこのざまだ。


事態が飲み込めず悲鳴と共に茫然とする4人の警官の前に座りにっこりと微笑む。


「言っても信じられないでしょうが私がこの宇宙(パラレルワールド)の創造主です」


「私に勝手に手を掛けた時点で存在そのものを消滅させましたよ?」


「本部へ戻り伝えて下さい」


「この世界の理に叛き爆音を上げる餓鬼はこれから順番に皆殺しにしていきます」


「それが許せないのなら全てが同罪です、私に殺された者は創造主に牙を向いた存在としての扱いを受けます」


「それが全地球人類だろうと私は躊躇しません」


「魔素すら存在しない星の実験の失敗として全てを廃棄してあげましょう」


俺は口を開けて喋っていない。


直接この4人の警官の頭の中に語り掛けたのだ。


1人の警官がガタガタとなり銃ホルダーに手を掛けているがお笑いである


馬鹿が拳銃を出した時点で同じ目に合わせるだけだ。


しかし、馬鹿は出す。


その瞬間その警官も見事に爆散したwww


見た目、俺は何もしていない、ただ睨んだだけだ。


この国には正義がないのを知っている。正義よりも法律や人権至上主義なのだ。


理不尽と歪な人権がまかり通る、犯罪者すら責任能力がなければ罪を問われない国である。


そんな腐った世界など存在理由もなかろう。。ほんと・・・めんどくさいと思った。


3人の警官は後ずさりしながら悲鳴を上げて帰っていった、パトカーのサイレンが鳴り響く。


さてさて、どうなる事やら。。。


予定ではこっちには1週間程しかいないつもりだが、果たして1週間持つかな?w


アンゴルモアで見せて貰ったセレンさんの審判は凄かったけど


俺の審判は単なる神の審判じゃない、創造主による滅びの審判だ。


所詮、実験的に作られた宇宙(パラレルワールド)って事も


そこに生きる魂にはまず理解できないだろう。。。


だがそれで良い、知らずに無に帰るのも一つの選択だ。


この後、政府の取る判断で自分達の運命が決まる


腐った餓鬼を殺したのが許せない?


その人権を守る行為が社会正義だと奇麗事貫(ぬか)かすなら俺が全てを消滅させてやるよ


日本人いや人類はその行為を受け入れねばならない


黙る、口をつぐむという事は了承したという事であり


全ての行為は其の国民の総意と見做される。


国家に生かされておきながら都合が悪くなると国家のせいにする?・・・通じないだろw


忠告は限界まで行われる事は無いが一線を越えた時、審判は下される・・・


ギロチンの刃を繋ぐ縄が切られた時に後悔しても遅すぎるのだ。


それはこの理を無視した世界を許した当たり前の顛末にすぎず。


繁栄とは自らの意志で考え自らの正義で現実化していくものだ。


それが理に叛いたら滅亡が待つだけの・・・自然の摂理


気にする必要は何もない・・・


幾つもある宇宙(パラレルワールド)、其の内の一つの顛末に過ぎないのだから。。。


俺は部屋に戻って窓から外を静かに見守っている


温かいコーヒーを入れて飲む。


遠くからパトカーのサイレンが聞こえて来た。


ハルマゲドンか。。。ふと記憶からその言葉が蘇る。


人の記憶からはもう消えてるかもねw


さぁ見せて貰おうか?この国の出した答えを。。。


end


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