章末 登場人物紹介
閑章サルワタ動乱編に登場した人物を紹介です。
登場人物紹介
ギムルの嫁取物語
■ギムル
アレクサンドロシアの義息子で筋骨隆々のマザコン青年。野牛の一族との血縁同盟の人質として送り出され、お見合いをする日々を過ごしていた。だが気に入った相手は見つからず、ギムル付きの使用人タンシエルに義母の面影を見てしまう。彼女との結婚の報告を契機に、義母より爵位の相続を受けてサルワタ騎士爵になる。見かけによらず弱い。
■タンシエル
ミノタウロスの女で、野牛の有力氏族の子女として元は族長の妹タンヌダルクの側仕えをしていた。人質として居留地入りをしたギムルの使用人をしていたが、年下のギムルを押し倒してモノにする。野牛の娘らしく勇ましいところもあり、ギムルを叱咤してさっそく尻に敷いている。
■エクエルパーク
クワズの村長であり、騎士爵の称号を持つ。血の繋がらないギムルの叔父で、アレクサンドロシアの最初の夫の末弟だった。ゴルゴライを占領したアレクサンドロシアの命令でギムルらとともにスルーヌ攻略作戦に参加する。
■野牛の族長
北のミノタウロスを率いる族長で、アレクサンドロシアに臣従している。命令を受けて数百の野牛兵を率いてスルーヌ攻略作戦に参加した際はアレクサンドロシアを驚かせた。勇壮な野牛兵は彼の指導の元、厳しい軍事訓練で成人すると男女ともに鍛え上げられる。
■トカイ
温厚なスルーヌの村長で騎士爵の称号を持つ。ブルカ辺境伯の側近という怪しい修道僧ツジンによってゴルゴライがサルワタ女騎士に占領されたことを聞くと、次は自分たちが襲われると村の防備を固めた。アレクサンドロシアに負けて何もかも奪われ、村の石塔に幽閉される。
■ッピコロ
顔の見分けがつかないゴブリン三兄弟のひとりで猟師見習。兄は猟師の親方ッワクワクゴロだが、野牛入りしたギムルに随行して居留地にやって来た。異性と仲良くしたい年頃なのか、下世話にタンシエルを観察してギムルに叱責された。
■ダイソン
アレクサンドロシアの護衛を務める巨漢の半裸男。戦争へと突き進む辺境の情勢に、元冒険者の自分が戦場で役に立つのかと不安がる一方、いつかは騎士さまに出世したいと願っている。下半身が弱い事をいつもネタにされる。
■エレクトラ
アレクサンドロシアの護衛を務める細剣遣いの元女冒険者。鍛えた筋肉質な体はまるで男の様な外見だが、心は乙女だった。密かにシューターに惚れているとダイソンに暴露されてあわてた。
アレクサンドロシアの野望 風雲禄
■サルワタの女騎士
多くの魔法使いを輩出したジュメェの氏族出身。国王陛下の騎士爵、サルワタ騎士爵、ゴルゴライ準男爵に加えてスルーヌ騎士爵の称号を持つ身になったが、このうちサルワタを義息子のギムルに相続させた。
■騎士修道会総長
アレクサンドロシアの同盟者で、騎士修道会の総長を務める武装教団の最高指導者にして枢機卿。修道騎士横死をブルカ辺境伯に糾弾するため、アレクサンドロシアとともにシャブリン修道院にて三者会談を行った。戦争に際しては麾下の騎士隊をアレクサンドロシアに託し、自らはブルカ聖堂に残る決断をする。
■ミゲルシャール
ブルカ辺境伯の称号を持つ辺境諸侯の旗頭。すでに齢六〇を超える老齢でありながら、その姿は四〇の坂と見間違えるような脂ぎった若々しさがある。陰謀を張り巡らす知略を見せる一方で、時には相手を挑発し剣を抜いたり豪胆な物言いをする。修道院の門前街でアレクサンドロシアにフェーデを持ちかけた。
■マリリンマーキュリー
ブルカ辺境伯の息子のひとりで、男の癖に化粧をした道化の様な人物。口も軽くチャラいが、弓の使い手を豪語しゴブリン人形を的にしてアレクサンドロシアと弓の腕を競った。フレディーではない。
■タークスワッキンガー
王国軍ブルカ兵団を率いる将軍職の騎士爵。父はトラン領主トリキックワッキンガー伯爵で、王都中央に明るい人間でありながら公正明大な、ある意味で融通の利かない性格のために出世街道には乗っていない。
■ッボロリ
顔の見分けがつかないッワクワクゴロのゴブリン三兄弟のひとり。猟師見習だが、人手不足のために時には伝令などもする。留守中にタンヌダルクの風呂を覗き見した罰で、畑で石拾いの刑に処された。
■サルワタ冒険者
夏から営業を開始したギルド出張所でお勤めする冒険者のみなさん。美中年カムラとともに村へやって来た後、アレクサンドロシアへの忠誠を誓っていたが表向きは解雇された。彼らは領主の悪い噂を流しながら油断を誘いつつ、アレクサンドロシアの生家ヌッギの村を目指す極秘作戦に従事する。
サルワタの優しい掟
■野牛の乳娘
夫シューターの留守を預かるミノタウロスの奥さん。騎士夫人という立場から村の警備責任者としてサルワタ三〇人殺人事件の陣頭指揮を執り、容疑者マテルドの山狩りを行った。寂しさゆえの過ちか、バジルに足の裏を舐めさせるという新たな性癖に目覚める。
■クレメンス
タンヌダルクの元で側仕えをしているが、元はスルーヌ村の女幹部だった田舎言葉丸出しの若い女。故郷の村があっさり戦争に敗れると降伏してアレクサンドロシアに従った。トカイの居場所を白状するなどサルワタ側に情報提供しまくったため、すでに村には戻れない立場になった。
■アンギッタ
スルーヌ領主トカイの娘だが、実はもう中年の行き遅れレディ。アレクサンドロシアによるスルーヌ占領後は人質としてサルワタへ連れられて来た。貴族の娘なので何もできない箱入り娘で、お茶会ではいつも張り切っている。
■マイサンドラ
カサンドラの従姉で、初夏に起きた湖畔の殺人及び放火事件の犯人のひとり。サルワタの森にガーゴイルが出没すると、不具の弟の治療と解放を条件に仕留める事を約束して獄中から解放された。その弟が殺されると山狩りに参加して、裏切者マテルドを追討する。
■マテルド
ブルカ辺境伯の身内で、元サルワタ教会堂の助祭だった若い女。聖なる癒しの魔法の使い手だが、ブルカの女スパイとして初夏に湖畔の連続殺人事件を起こしいち度は捕まり、ふたたびサルワタ三〇人殺しの殺人を犯して逃走した。最後は山狩りに合ってブルカの工作員らとともに追い詰められ、マイサンドラに殺される。
■ッワクワクゴロ
ゴブリンの猟師親方で顔の見分けがつかない三人の弟がいる。近頃結婚したばかりで黄色い長耳族の幼な妻がいた。サルワタの森にガーゴイルが出没したという報告を受け、猟師のイロハを教えてくれたマイサンドラを頼るべく、新人村長のギムルに提案をした。
■シオ
黄色い長耳族の娘で、エルフの例にもれずおっぱいが大きい。姉のニシカ同様に強力な長弓と風の魔法を使う事が出来るが、猟師としてはまだ駆け出しの見習い身分である。ッワクワクゴロの元に嫁いだばかりの新婚さん。
用語紹介
□クワズの村
サルワタ領と隣接する辺境の開拓村で、アレクサンドロシアの最初の嫁ぎ先だった。小さな領地だがその領主は代々貴族軍人を輩出した武門の家柄。
□スルーヌの村
ゴルゴライ領とクワズ領に挟まれた辺境の開拓村。見るべきものは特に何もないが、広大な穀倉地帯が広がっているトウモロコシの産地。
□ガーゴイル
ドラゴン目ワイバーン科に属するトカゲの親戚で、岩や枯れ木・地面などに魔法で擬態する。個体差はあるが馬ほどの体格をしており、魔法で変質する皮膚の上面が非常に硬い。
□辺境を流れる河
水運を利用して輸送業務に利用される辺境の一級河川。オッペンハーゲンからゴルゴライ領まで船舶貿易に利用されている。ゴルゴライより先には大きな滝があるので濁流の難所がある。
□サルワタの森
辺境の東北領域に広がる。ワイバーンやコボルト、巨大な猿人間だけではなくガーゴイルまで出没する大自然すぎる森林地帯。
□狐谷まどか。
ウッ、持病の誤字脱字が作者を襲う!




