少女
これはギャグ作品ですが、グロテスクな表現もあるかもなので、注意して、見てください。
「おい、さっさと起きろ」
千尋は目を覚ました。
「う〜ん……だれだ?お前」
千尋の目の前には、ボロボロの防寒着を着、でかいバックをもった少女がいた。
「お前、なぜここいる」
「なぜって……え?なぜ?」
千尋はなぜかここ最近、いや、ほぼ全てのことを思い出せない。
「てか、ここどこォ!?」
「名前はない、ただの森」
千尋は周りを良く見渡した。
……森だ。
「ところでお前、なんだその格好」
「格好って…」
千尋は自身の体を隅々みた。
「……なんで素っ裸??」
「知らん、変態スタイル」
「変態スタイルやめて?てか、寒ッッ!!」
「ここ、防寒着必須。とりま、着いてこい」
「素っ裸で!??!」
「変態スタイル」
しばらく歩き、小さな小屋に着いた。
「ここ、休め」
「休めつったって俺裸…」
少女は綺麗な防寒着を棚から取り出した。
「おう、ありが…」
しかし、少女は譲らなかった。
「あの…寒い……」
「変態スタイル、オモロい」
「はァ!?」
少女は暖炉を登り、千尋に手を振った。
「欲しくば、取れ」
「イカれてんのか……??」
千尋は血眼で少女を追った。
〜数時間後〜
「はァ……はァ……」
「お前オモロい、これやる」
少女は千尋に防寒着を投げつけた。
「あんなん背負ってなんであんな素早く走れんだよ……」
千尋はそういえばと思い、少女に名前を聞いた。
「名前、私ない」
「でも俺はここから出るためにお前と行動したい、そのためには名前を知る必要がある。」
「私、いつ着いてくる言うた。」
「行く場所、ないんだろ?」
少女は一瞬顔を顰め、こくりと頷いた。
「着いてきて……くれるか?」
「…いいヨ その代わり」
「その代わり?」
「私の名前考えて」
〜数時間後〜
「あんぽんたん!!」
「却下」
「デ〇ドプ〇ル!!」
「却下」
「孫〇空!!」
「あんさァ、既視感」
「知らんけど、なんか俺も思った」
「まじめけ?」
「わからん…あ」
千尋は、なぜか頭の中にこの単語が浮かんできた。
「フリー」
「…いいネ」
「だろ!?(まぁ、なんか浮かんだだけだけど)
てかさァ、ここら辺の木々デカくない?地形が見ずら……」
「私ら小ちゃい」
「俺らが…?」
「もっと背デカくなりたい」
千尋は気がついた、自身が小さくなっていると。
「ところで名前は?」
「フリーがいいネ」
「じゃあ着いてきて……」
「いいヨ、外気になる」
「よしッ!!」
千尋はフリーの肩を掴んだ。
「じゃあ、行こう!!」
「待て、」
「なんだ?」
フリーは落ちた防寒着を取った。
「着ろ」
「…あ」
千尋は頬を赤く染め、防寒着を手に取った。




