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12の異世界  作者: べりー
6/6

訓練

「…ふむ」

昨日の夜ガラスが割れた理由を包み隠さず話した結果だった

フランいわくガラスでも食べる金でも自力で稼げ‼

との事だった

「はぁ…こっちでも‘働かざる物食うべからず’か…」

嫌な言葉だ…

ということで軍事教練

これでも給料が発生するらしい…

この訓練後の試験によってこの世界では人生が変わるらしい

夢を見る親達は言葉よりも先に剣を子供に教えるそうだ

30人程が俺と一緒に最初の訓練を受ける事になった最初の訓練次第でこの軍での立ち位置が決まるらしいとフランに聞いていた

まず剣の腕を見せるとの事

俺は12番目だった


「なんだアイツ鍛えてない身体だな」

「あれで剣なんて握れんのかよ」


…当たり前だ俺は剣どころかあの重すぎたゲームハードより重い物のは持ったこともないんだぞ…


試験事態は巨大な藁人形を切り飛ばすと言うものだが…

ほとんどの人間が一太刀で切り飛ばしていくのだった…

30人くらいが同時に訓練に入る事になってまず最初の人形を切れた者は厚みを増して

現段階の実力を図っているようだった

大体は2~3回目で終わるようだが

こんなの1つめも切れる気しないぞ…

そして11番目の人間が終わった

「ほらよ」

11番目が俺に剣を放る

そのまま地面に落ち…

にやつきながら見ている

あぁこういうやついるよな…

俺は黙ったまま剣を拾い人形の方にむく

あの戦場で拾った時は重いと思ったが…

こんなものだったかな?

訓練用だからかな?

そして人形に向け剣を構える

すると

今まで俺を笑っていた1部の奴らから

[おぉ…]

そんな声が漏れてきた

見ようみまねなんだがな…

そして

剣を握った手に力を入れた時には…

…もう誰も俺を笑う者などいなかった…



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