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Soul Keeper(s)  作者: HalTo


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41/77

41話 長い者には巻かれろ

初めまして、HalToと申します。

41話です。

よろしくお願いします。

翌日 放課後

「で、何だ用って。」

喪介は早乙女の元に来ていた。

「すまないな、もっと早く伝えればよかったんだがこっちもなかなか忙しくてな。」

「ところで九条はどうした?」

周りを見渡して訊く。

「あー、なんかあいつ今日学校来てないんだよな。」

「ああ、なるほど。」

早乙女は深呼吸をすると言った。

「鎌崎が…殺された。」

「また「原初の」…。」

喪介の表情が変わった。

「…もちろん七剣も奪い取られた。」

「今奴が持っている能力は?」

「ああ、元の能力は知らんが…奪われた能力は()()()()()能力と()()()()()能力だ。」

早乙女は自身のハンマーを見て言う。

「なるほど。分かった、お前も気をつけろよ。」

喪介は帰ろうとする。

「私ももう帰る、正門まで一緒に帰ろう。」

「ああ、いいぜ。」

そう言って2人は歩き始めた。

「あーっ…そもそも協会って会長とか居んのか?」

伸びをしながら訊く。

「いや、いない。現在のトップは私たち七剣使いだ。」

早乙女は続ける。

「そもそも七剣使いの起こりは1000年前に「原初のミタマ」、そいつを倒した8人の者たちだ。」

「8人?」

「ああ、そのリーダー格が「霊祀(れいし)神社」の(あるじ)、「(さくらの) 真紀(まことのり)」。それに仕えた7人が後の七剣使い。」

階段を下りながらさらに続く。

「本来七剣使いは主を守護する使命がある。だからこの強固な絆がある…だが今主が不在だ。」

「…だから、会長が居ないと。」

「そういうことだ。」

脱靴所に着いた。

「それで?会長は決めないのか?もう死んでるんだろ。」

靴を履きながら言う。

『ティアララルン』

「あー、まあそれは難しい問題でな。この35年間全く決まってないんだ。」

早乙女は答える。

「ふーん、ところで今何か言ったか?「ティア…」?何とか。」

「は?お前何言ってんだ?」

脱靴所から出ようとしたその瞬間、横の壁から何かが飛び出してきた。

『トゥトゥドゥリヤタッター!』

中世の兵士のような見た目だ。

右腕に備えられた縫い針のような剣をこちら側に向けている。

「何だ!?『モナ・リヒト』ォ!!!」

喪介はミタマを出し、殴った。

が、するりとすり抜ける。

「当たらねぇ!?」

その時、兵士がふっ飛んだ。

「あいつはミタマだ。ミタマ以外じゃ触れない。」

早乙女がハンマーを構えていた。

「え?でも触って…。」

「ああ、これを見ろ。」

「これは「霊石(れいせき)」だ。特殊な鉱石でミタマ以外でミタマに触れることのできる唯一の物質だ。」

早乙女はハンマーの先端についている緑色の綺麗な石を指して言った。

「こいつのもう1つの特長は…。」

『ティッパッタッパ!!!』

兵士のようなミタマは床から出現した。

「その前に…まずはこいつを片付けないとな!!」

早乙女はミタマの攻撃をかわしながら言った。

42話に続きます。

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