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ガルエンヴィ  作者: 夢物語
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第二十五話 終戦

次々と三軍の機体を破壊していくラウド。



「シーマス艦長、あれを全軍に」



「了解しました」



ダジボーグの指示でシーマスは全軍に伝令を送る。



「これは…ダジボーグ、あんた知ってたのかい?」



「ああ」



同じ頃、クルード軍も伝令が送られていた。



「ネスタ…終わらせよう」



「分かっている。

聞けっ! 私はネスタ・クルード。

現時刻をもって戦争を終結し、両軍を連合軍とする。

そして先ほど現れたアンノウンを総攻撃!」



「お兄様?」



「ジェミー、そしてハイドの姫よ。

お前達も力を貸せ」



「お父様も知っていたのですか?」



「ああ。

この戦いの前に話は終えていた」



「ならばどうして無駄な血を!?」



「あれは世界の脅威だ。

犠牲を払ってでも確実に破壊せねばならない。

それに罪は私とハイド国王が負う覚悟だ」



「アウル…」



「その言葉を信じましょう。

全軍、連合軍と共にアンノウンを総攻撃!」



ラウドを囲むように軍隊が集結する。



「そう来るか。

フレアモード起動」



ガルエンヴィから凄まじい熱が発せられ輝く。



「いきなり連合と言われても納得できないが、アンノウンと戦えるなら好都合だ。

エルドクロイツ、コキュートス始動」



ハルシュの言葉に呼応するようにエルドクロイツの三機が青く輝き出す。



「ほう、熱には冷気か」



「これで貴様に刃が届く」



ハルシュの槍とラウドのブレードが衝突する。



「相手は一人じゃないぞ!」



筒状の銃を構えたバナールがラウドの頭上に現れ、引き金を引く。



「ぐっ!

衝撃波か」



「僕もいるよ」



ラウドの周りをレーザーの網が囲み、縮みながら機体を圧縮する。



「ちっ、レイスに持ってかれたか」



「悪いねバナール」



「時間か」



「二人共、油断するな!」



ラウドはレーザーの網を掴み広げていく。



「バカな!

メテオレイドの機体だとしてもレーザーに触れ続ければ破壊されるはず!」



「やはりお前達は破壊しなければいけないな」



網を完全に破り、ライフルを構えるラウド。



「そんな物」



「(異常なエネルギー反応…!?)

バナール、避けろ!」



「ライフルごときに何を…な!?」



ライフルからは想像できない程のビームが放たれ、バナールの乗ったワグナーを飲み込み後方にいた多くの部隊を破壊していった。

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