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詩 10編  作者: 呪癒 黎蘭
15/16

No.15_青くて透明な寂しいの具現化

1. Heavenly

2. anxiety

3. dearest

4. Tangible

5. Proposal

6. Breathe

7. amimism

8. Dusk

9. Meteor shower

10. Don't want any more

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Heavenly

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天国ってどんなイメージ?

昔の神話を思い出すのかな、

誰かいるのかな、

死者の溜まり場を思うのかな、

会える場なのかな、

あたたかいのかな、

なにもないのかな、

花は咲いてるのかな、

冷たいのかな。

貴方の綺麗な寝顔、

息をしてるか、

一見わからなかったほど。

幸せな気分で宙を舞って、

夢そのまま眠れるなんて、

なんて素敵なんだろうね。


---------------------------------------

anxiety

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小さい頃怖かったものが

気付けば怖くなくなっていた。

嫉妬で苦しくなったり、

妬ましくて狂いそうになったり、

不安不安不安不安。

小さい頃怖くなかったことが、

気付けば怖くなっていた。


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dearest

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冷たい水を欲していた、

水魚の交わり。

会いたくて寂しくて泣いた夜が

貴方にもあってよかった。

私が居なくなったあとに泣くのを知ってたのに、

助けてあげられなくて、ごめんね。

冷たい海に飛び込んだ私達なら、

きっと空も、飛べるよね。


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Tangible

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君のほくろが好きで、

頸、手の甲、背中。

君の動作がすきで、

関節、指先、目線。

雑に切り上げられた会話、

フキダシに付いた適当なリアクション。

意味のない字面、

滲む感情、

叩き割ってしまいたいくらいに。

君と同じ位置にほくろがほしかった、

そんな人生。


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Proposal

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深く青い夜に1人、

愛してほしくて、

(愛する、ことがよくわからないのに、)

少しずつ、誰でもよくなってきて、

(誰でもいいことはないけど、)

あ、この人なら、って思ったら人間に、

手当たり次第声をかける、

失望から手のひら返しまでははやかったけどね、

(君が全てだったあの日。)

誠に残念ですが、もう、お終いにしましょうね。


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Breathe

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冷たい何かが後ろから抱きしめてきて、

背骨からじわぁっと染み込んでいく涙が

目尻に滲んで、

ごめんなさい、って口にするだけで

悲しくないのに、抱きしめられるの。

腕まできて、首まできて、

血が青色ならば信じられるほどに

冷たくて、

血が透明ならば信じられるほどに

涙で視界がぼやけて、

呼吸の度に、

嗚咽と涙が溢れていく。


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animism

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ボールプール、滑り台、鞦韆、

シール、リボン、髪飾り、

ビーズ、動物、ゲーム、

未だに信じてる世界、

モノに感情を見出して、

大人になってね、少年。

受け止め方を覚えてね、少女。

ひとつ、大事なのは、

世界の軸は君ではないってこと。


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Dusk

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カーブミラーに映った雲、

セーラー服のリボン、

強風で揺れる木々、

情で動くヒト、

青とオレンジの隙間、

扉が開いて、

靴を脱いだ音がする、

そろそろ、夏が来るよ。


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Meteor shower

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わざわざ扇風機をベランダに出して、

萎れかけの向日葵と一緒に線香花火、

スマホの充電はあと17%。

読書感想文は苦手だし、

自由研究はめんどくさいし、

暑くていらいらしちゃうけど、

星がきれいだから許しちゃう。

返信をみて、

あ、この人、幸せなんだな、って。

自由になれる8月、自由に縛られる15歳、

あはは、やっぱり、死にたくないよ。


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Don't want any more

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この気持ちに名前をつけたら、

「愛されたい」になるなんて知らなかった、

そんないつかのあの頃に戻りたい。

どうしてか、どうしようもなくさみしくて、

つめたくて、痛かった、

あの部屋の隅で泣いている、

夜が怖くなくなった、

いつかそんな私になりたい。

実像のない言葉でも、

一時の精神安定剤、

大丈夫、あなたのことは私が1番、

よくわかっているからね。


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