No.13_私の何かの具現化
1. 真面目
2. 前日
3. 新学期
4. 独白
5. 幼少期私的人間論
6. 死ぬしかなかった。
7. 吐きダコ
8. 病室の匂い
9. 君を追いかけて走るのはもうやめたよ
10. 天国in地獄
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真面目
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緩やかに絆されていく、
少しずつ出血、
損をする。
貴方は貴方のことだけ考えて生きていけばいいから。
大丈夫、貴方を独りにはしないよ。
大丈夫だからね、
貴方を独りで泣かせたりしないから。
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前日
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髪を切ったの、10センチくらい。
このそこまで大きくない変化に、
気づいてね、って。
おんなじクラスになりますよーに、って
願って、
またお話できますよーに、って。
そろそろ気付いて、
悲しむ前に、後悔する前に。
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新学期
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出席番号が同じだった、
それだけでも感謝した。
小さな幸せに気付ける人間になるための
試練だと思って、
廊下で見かけたとき、
目があったとき、
話しかけられたとき、
2年間当たり前だった
幸せだな、が
当たり前じゃない1年間を、頑張るから、
私に気付いてもらえるように、
頑張るから。
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独白
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ごめん、もう会えない、
こんな人、いない方がいいって
気が付いてしまったから、
嘘、本当は嘘なの、
本当はずっと前に気が付いていたの、
でも、どうしても、
貴方の隣に居たくて、
貴方と同じ感情になりたくて、
同じ空気を吸って、いたかったから、
ごまかしてたの、ごめん、ごめんね。
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幼少期私人間論
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双極、
交わることのないはずの平行線が、
ただの線になり、
交わった交差点で
人がうまれる。
綺麗事だけじゃ生きていけない、
貪欲に生きる。
綺麗事でもいいから、
みんな仲良く生きる。
交わらなければ、
人の究極型がうまれるんだろうな、
なんて、
幼い私が語った人間は、
貴方にはどうきこえたのだろうか。
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死ぬしかなかった
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こんな状況で、こんな環境で、
なんで生かすの?
もう、ここで、死ななきゃ、
苦しいだけなのに、
もう少しで、死ねたのに、
その水面下の薄い同情と
正義のヒーローぶった態度が鬱陶しい、
1回で死なせてよ、
悲劇のヒロインにはなりたくない、
ごめんね、なんだか可怪しかったみたい。
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吐きダコ
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吐き気と鼻血、
今日だけでもう4回目
生温かい生臭さ、
吐きそうで吐けない、
ぐちゃぐちゃの顔面、
ぐちゃぐちゃの体内、
点滴してたら、楽なのになー
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病室の匂い
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窓から見る景色、
不要な動きができなくて、
真っ白なベッド。
喋らない君と話し続ける私、
何も返してはくれないけれど、
私が生きる理由としては相応しかった。
今は4月22日、
2人とも、15になってしまう前に、
目の前で、とられてしまう前に
14を忘れてしまう前に、
死海に、行こうよ。
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君を追いかけて走るのはもうやめたよ
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何処まで行けばいいんだろう、
君を忘れたい、
世界の果てで独りになりたい、
葉についた朝露、
水たまりに落ちたときの音を奏でたい、
スマホとお酒と煙草、
深い青色の夜、
本当は君を探していたのかもしれない、
なんて思いが心を満たそうとする、
どうしようもない思いをやり過ごすために、
暗い儚い夜を歩いていた。
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天国in地獄
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一生物の感情、
不安も苦しみも悲しみも、
抱きしめて歩こうね、って
貴方が垂らした蜘蛛の糸。
時が経って。
貴方の普通が、私の普通じゃなかったとき。
貴方の不安が、私の安定だったとき。
貴方の悲しみが、私の悲しみじゃなかったとき。
貴方の好きが、私の愛してるだったとき。
乖離した感覚、
境界線を殺すために、
手を取って、
手を繋いで、
とけてしまおうよ。
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